その他の感想・レビュー3363件<<119120121122123>>流行歌がラストシーンに流れる漫画名美Returns―石井隆傑作集 石井隆(とりあえず)名無し※ネタバレを含むクチコミです。世界的名作(だけど日本では無名)カルヴィン&ホッブス かなもりしょうじ ビル・ワターソン(とりあえず)名無し※ネタバレを含むクチコミです。3つの恋の短編集(アンリミで読めるぞ!)恋はなに色? 小森麻実たかマンバ通信の記事で知り、Kindle Unlimitedに入ってたので読んでみました。3作品からなる短編集なのですが、どれもこれもお話の完成度高い! 表題作の「恋はなに色?」はオープニングがすごくいい。 縦割りのコマで、主人公のナレーションと物語が同時に進行し、ページを捲って天使がドーーンという見せ方がもう上手いな〜と、ワクワクしながら読みました。 主人公は秀才だけど地味な紅。双子の妹は勉強は苦手だけどとっても可愛い藍。この漫画のいいところは、紅が自分の器量のことをまーったく悲観していないところ!周りにいじられても凹んだりしないのは、本当に自分の見た目のことで全く悩んでいない証拠で、そのあっけらかんとしたありようがすごく素敵。 いわゆる「サバサバ系」とも違う、本気で容姿を気にしてない自然体なところがスキップとローファーのみつみちゃんぽい(2人ともとてもかわいいです) 昔の少女漫画特有のコメディパートのあのノリと、ミシェールの耽美な天使姿のギャップ…! この両立が、やはり少女漫画の魅力だとあらためて感じました。 その他に高飛車な女子大生と双子の青年の恋を描く「お気に召すまま」と、病気で留年してかつて出会った少年と同級生になる「恋の不等式」も収録されていて、この2作品もまあ〜!設定を活かしきってて面白い!! 昨今の**「イケメンのイケメンな言動にときめく」マンガではなく、登場人物たちの関係性や心の変化を楽しむマンガ…!**これはすごいぞ!! 1冊の中でめちゃくちゃ楽しめる恋愛短編集です。 https://www.amazon.co.jp/dp/B075J9CZTJ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_wXQ0Cb9HYA1Z6巻措く能わざるおれは鉄兵 ちばてつや(とりあえず)名無し※ネタバレを含むクチコミです。 ハンター錠二の東北のグルメ紹介流浪のグルメ 東北めし 土山しげるstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男喰いしん坊!に出ていたハンター錠二の東北のグルメ紹介漫画 確かにうまそうなんだけど、なんか微妙に食キングっぽい感じもするんだよな まあなんというかいつもののウエスタンスタイルにサングラスで安心した。この可愛らしさと気安さがいい生理ちゃん 小山健名無し※ネタバレを含むクチコミです。4コマギャグの、早すぎた金字塔変態性低気圧 なんきん(とりあえず)名無し吉田戦車『伝染るんです。』は、4コマというジャンルを超えて、ギャグ漫画の歴史における激震のサード・インパクトだった。 それは、劇画における大友克洋の存在に匹敵する衝撃だっただろう。 しかし、とりあえず4コマというジャンルに絞れば、吉田戦車に先行する才能として、今は忘れられがちなふたつのギャグ漫画家の名前を思わずにはいられない。 (「西の巨人」いしいひさいちは、ちょっと別格とさせてください) いがらしみきお(『ネ暗トピア』等)と、なんきんである。 彼らふたりがいなければ、吉田戦車に代表される「不条理4コマ・ムーブメント」は起こり得なかった、と個人的に思っているのです。 いがらしみきおは、『ぼのぼの』で大きな商業的成功を収め、『I (アイ)』のようなシリアス長編でも評価されていますが、もともとは「とんでもなく破壊的な4コマギャグ漫画家」だったのです。 そして、なんきん。 素晴らしく先鋭的、まさに「シュール」でキュートな4コマギャグを発表し、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』や『ポンキッキーズ』に絵柄を提供するなど、一部に熱狂的なファンを得た稀有な才能なのですが、なぜか漫画シーンからは早々に姿を消してしまいました。(WAHAHA本舗とか、ご本人はずっと活躍中ですが) 自分は『ネ暗トピア』と『変態性低気圧』が大好きだったので、吉田戦車が登場してきた時に、「ああ、ついに“この新たな流れ”の決定版が現れたぞ!」と、すごく嬉しかったし、納得感が強かったんですよね。 今は、ギャグ漫画不遇の時代だと言われます。 それについて細かく考察していくことは、このクチコミの趣旨と異なると思うので控えますが、「いがらしみきお」と「なんきん」が4コマギャグを描かなくなったということが、その手がかりになるのではないか、と思っていたりしています。 まあ、そんな面倒くさいことは置いておいたとしても、なんきんの漫画は、超ステキですから、現在の読者にもぜひ読んでいただきたい! 手に入れるのは大変だと思うけど!野球を楽しもう。グラウンドでも観客席でも、球場の外でも。ストッパー 水島新司名無し※ネタバレを含むクチコミです。時代を駆け抜けた異才人魚伝説 宮谷一彦(とりあえず)名無し※ネタバレを含むクチコミです。どうか"普通の"十代の少年少女に多く届いてほしい少女のスカートはよくゆれる 岡藤真依sogor25幼少期にトラウマを持つ女の子、車椅子の女の子、同性を好きになった女の子、家庭環境に問題を抱える女の子…そんな"普通じゃない"少女たちが性愛と向き合う様子を描くことで、性愛を持つ事自体は"普通"だけどそれを叶える事は"普通"じゃない、そんなメッセージを感じた。特に第1話の「終わらない夏」は全体の爽やかな色使いに反して冒頭から結末に至るまで何度も心にズシンとくる作品。これだけでも読んでみてほしい。 各話ごとの締め方が様々で起承転結ではなく描き出した物語自体からメッセージを伝えようとしてる印象があり、そういう意味ではアートに近い立ち位置の作品かもしれない。なので読む人によって受け取るものがきっと大きく変わってくる作品。どうか"普通の"十代の少年少女に多く届いてほしいと思う作品。ペンギンが可愛すぎるテイコウペンギン とりのささみ。ぱんだらら社会と上司に小さいながらも抵抗するぺんぎん。じわじわきます。口は悪いけれど、頷けることばかり。言えないけれど言いたいことをばっさり代弁してくれてます。本屋さんにずらっと並べたい!理不尽な事があってもこの本を読んだらなんだかすっきりします。鬼頭作品読み漁ってる終わりと始まりのマイルス1 鬼頭莫宏名無し炁が影響するという独特な世界の話 メカ好きな人、ちょい古漫画によくある男子がエロいの大好き設定が好きな人、読んでみて ファンタジー設定云々は置いといて、物が人の想いによって浮くとかなんか神秘的で面白い。 思い入れのあるものほど、愛するものほど空へ還ってしまうという設定、ロマンチックで物悲しくて素敵主人公は三度の飯より本が好きなブックアドバイザー書店員 波山個間子 黒谷知也名無し「あっと驚くような本が読みたい」そんなお客さんの無茶ぶりにも答える書店員の波山個間子が主人公。作中で登場するのはどれも実在する本なので読者が好きな人には特にオススメです。個間子があらすじを説明する場面では、もちろん読んでみたい!と思うし、自分がその本を読んでいるような没入感も味わえます。隠れた名作を知れるだけでなく、本と向き合うことの楽しさを描いた作品だと思います。全2巻なのが信じられない面白さです。一冊で心動かされる漫画と言えばこれ志乃ちゃんは自分の名前が言えない 押見修造いい漫画読み野郎タイトルそのまま。自分の名前言えないコンプレックスはしんどいだろうなと思います。 自分も滑舌怪しいのでちょっと共感。 押見修造作品の中でも好きな作品でした。 不満、こうなりたい、こうありたいが全面に出た本。 最後の方、なんか読んでて泣きそうになります。 吃音がある人じゃなくても自分こういうコンプレックスあるな、みんなあるのかもしれない、だからそんなに落ち込まなくても大丈夫だと思わせてくれる本。 いい本に出会いました。小池一夫原作の漫画で好きなのを三つ上げろと言われたら確実に入る傑作御用牙 小池一夫 神田たけ志starstarstarstarstarマンガトリツカレ男北町奉行所の同心・板見半蔵(通称:かみそり半蔵)の格好良さとダークヒーローってのはこういうものだというのを味わう漫画 単純ないい話でで終わるのではなく、悪党を対峙するにはより悪党に詳しくより悪党にならなくてはならないという感じで悪党の弱みを握って自分自身の権力の増大しつつと自らの行動の正しさを証明していく。 途中まではすげー好きなンだが、後半は前半の爽快感があまりないのが残念 全てが悪党と対決するための行動になっているため定期的に入るいろンなトレーニングシーンが最高にいい。武器である「あられ鉄拳」のトレーニング相手に地蔵を使いボコボコにしたり、各種拷問の効き具合を確認するために自分自身でためしたりと日々鍛錬を怠らない。ここではあえて紹介しない面白トレーニングも色々あるので是非読ンでほしい。 スズキさんの休息と遍歴―またはかくも誇らかなるドーシーボーの騎行少年レボリューション ダディ・グース作品集 ダディ・グース(とりあえず)名無しダディ・グースは、かつて幻の漫画家だった。 70年代初めに、週刊漫画アクション誌上で鮮烈な印象を与える作品を発表しながら消えた、伝説の存在であった。 だが、既に、ダディ・グースが後の小説家・矢作俊彦の若き日の姿であったことが明らかになっている。 矢作は、最近新作が38年ぶりに発表され大きな話題となった『気分はもう戦争』(大友克洋画)や、『サムライ・ノングラータ』(谷口ジロー画)、『鉄人』(落合尚之画)などの漫画原作を手がけてはいるが、基本的には、小説家として活動している。 大変申し訳ないが、このクチコミは「少年レボリューション」に対するものではない。 (興味があるかたは、高騰している中古などで手に入れてもらうしかないが、現在の漫画読者が読んで面白いものとは、ちょっと言えないと思います) タイトルに書いた『スズキさんの休息と遍歴―またはかくも誇らかなるドーシーボーの騎行』という、矢作俊彦の“小説”について、書きたいと思う。 なぜ漫画のクチコミで“小説”を取り上げるのか、と言えば、これこそが、元漫画家で後に小説家になった表現者が、その可能性を真に見せつけたものだと信じるからだ。 この小説には、元「気鋭の漫画家」だった矢作自らが、物語世界に有機的に存在する多量の「絵」を添えていて、その見事さも、この小説の魅力となっているのだ。 初めて読んだ時、「ああ、これこそが、漫画を描ける小説家の“新しい”小説だ!」と感嘆したのを覚えている。 「漫画」という表現が持つ力は、必ずしも漫画それ自体の中にだけ存在するわけではない。小説『スズキさん〜』は、「おそるべき子供」であった漫画家ダディ・グースの、「最新作」でもあったのである。 矢作のように、元は「あまり売れない漫画家」で、後に小説家になったものといえば、山田詠美(漫画家のペンネームは山田双葉)が思い浮かぶが、彼女は画力の点で漫画家として決して高いレベルではなかった。 著名な例では、小松左京が「もりみのる」などのペンネームで漫画を発表していたり、山上たつひこが漫画の筆を折って小説家・山上龍彦に転身したりなど、実は漫画家(ないしは漫画家志望)だった小説家というのは、結構いるのである。 極めて特殊な例で、イラストレーターとしてデビューし漫画的作品を発表している橋本治がいるが、漫画にとても詳しかった彼が「漫画家志望」であったかは寡聞にして知らない。(橋本の作画能力は素晴らしく高いが、超多才だった彼に漫画を描くことを期待するのは、少し酷だったろう) しかし、どの場合でも、「漫画」と「小説」の世界観やテーマに共通性があっても、その両方の能力を活かして作品を作り上げた例は、あまり見つからないと思う。 この矢作の『スズキさん〜』は、本当に貴重なトライであり、先鋭的な達成だったのだ。 『スズキさん〜』が三島賞の候補になった時、審査員の大江健三郎が、その「絵」を激烈に批判して落選させたと、最近、やはり同賞の審査員だった筒井康隆が矢作との対談で明かしていたが、それもその「新しさ」を証明する勲章である。 矢作俊彦=ダディ・グースという稀有でへそ曲がりな表現者が、再びそうしたトライをしてくれることを、ずっと願っているのです。今まで読んだ中でトップクラスに疲れた平家物語 横山光輝starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男これで初めてみんなが「横山光輝」の絵が区別がつきにくいと言っていたのがなんとなくわかった。 「三国志」「武田信玄」「武田勝頼」「伊達政宗」「項羽と劉邦」などは比較的に前提知識がある状態であり、兜/鎧/着物/髪型/髭などの複数の要因で登場人物の判別がしやすいがこの「平家物語」の内容自体よく知らないし烏帽子/着物あたりで登場人物の判別を繰り返す事になり、登場人物の判別で読解力を使い本編の内容があまり理解できなかった。 多分あと三回くらい読めば本当の面白さが理解できそう漫画ガロで掲載作品をまとめた短編集チライ・アパッポ 矢口高雄starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男久しぶりに読んだが初期の矢口高雄は凄すぎる 表題作のチライ・アパッポよりも俺の好きな矢口高雄の暗さが出ている「長持唄考」や戦後の田舎のイメージを感じられる「狐の棲む里」の方が好き 「狐の棲む里」は20年ぐらい前の個人的な矢口高雄ブームの時に読んで衝撃を受けた 「青林傑作シリーズ チライ・アパッポ」に収録されているものと同じかどうかわからないが「青林傑作シリーズ チライ・アパッポ」は高額なのでこの電子書籍で読むのをお勧めします。 かわいい猫村博士の宇宙旅行 杉谷庄吾【人間プラモ】大トロ絵が可愛いです! SFが好きな人が書いたSFって感じでした。絵が動くアリオン 安彦良和(とりあえず)名無しアニメーターという「絵を動かす人」が漫画を描いたら、紙の上でどのくらい「絵を動かす」ことができるのか、その恐るべき力を見せつけた快作である。 アニメーターが描く漫画と言えば、宮崎駿の『風の谷のナウシカ』漫画版が有名だと思うが、連載時期がかなり重なるこの『アリオン』は、「絵が動く漫画」として、勝るとも劣らない素晴らしさだと思う。 漫画とアニメの二刀流だった神様・手塚治虫の出世作『新宝島』は、まるで映画のような臨場感溢れるダイナミックな画面構成で、多くの読者に衝撃を与え、現代漫画の始まりを告げたのだから、そうした「動く絵」の魅力は、漫画の本質的な要素だと思うのだけれど、最近の漫画界にはそういうタイプのヒット作が少ないのは残念だ。 安彦良和は以降、漫画家として多くの作品を発表しているが、この第一作ほど「絵が動く」魅力に溢れる作品はないように思う。色んな人に手にとってほしい作品ナタンと呼んで 少女の身体で生まれた少年 原正人 カトリーヌ・カストロ カンタン・ズゥティオン名無し絵が可愛かったこともあり、知ったその日に購入し読みました。 僕自身もFtMなので主人公ナタンには感情移入が止まりませんでした。 僕はナタンと違って性別に違和感を覚えながらも、スポーツが嫌いで可愛いグッズが好きな男だったこともあり男性と自認をしたのは最近ですが、思春期になり女性の姿へと変化していくことに怯えるナタンの「子どものままでいたい」と零す悲痛な姿を見て、あの時のあの感情あの想いは自分だけじゃなかったのだと安心すると同時に当時の自分を思い出し胸が締め付けられました。 日本に限った話ではないですが、多くのメディアではトランス女性の話はよく聞くけれどトランス男性の話は少なく(ボーイッシュという言葉の存在による弊害も大きいのかもしれません)、FtMを大きく取り上げる事が少ないのでこういった作品が多くの人の目に触れられると良いなあと思います。 訳者の後書きでFtMを取り上げた作品を紹介しているところも良かったです。久しぶりに読み直したらやはり傑作だったサハラ 小池一夫 平野仁霧兵衛良かった点 ・俺の好きな小池一夫節が全開で何も言うことがない。 ・「チュチュ・ヒステリーカの場合」「VIVA エルザ」の回は主人公の「ヒステリーカ」の判断が面白すぎる。この感じこそ小池一夫原作だよな 総評 ・アンゴラ内戦編が一番好き とりあえず一度、ちらっとでもいいから中身を見てほしい。ひょうひょう ネルノダイスキ名無しネコのほんわかフォルムからは想像できない圧倒的な画力とストーリーがそこにはあります。 そして、一話目を読んでみれば、そこからは最後までノンストップで読み切ってしまうことでしょう。その瞬間、はやく他の人にも読んでもらわないと!!!という気持ちが湧き上がるはずです。 短編集ですが、基本的には表紙のネコのようなキャラが主人公です。 ファンタジーのような、近未来のような、なんとも言えない世界観の話が多いですが、一見、訳のわからない設定に思えても読んでみるとしっかりまとまってます。そしてわりとしっかり笑えます。 説得力があってすべて身近な出来事のようにも感じるんですよね。柴犬の話とか、実際にありそ〜、というかあったら良いな…みたいな 日本漫画界が到達した、ひとつの極点ロスト ハウス 大島弓子(とりあえず)名無しです。 今も昔も、この高み(深み)にいったものは誰もいない。 間違いないです、ハイ。 以上、終わり。 …っていうので、本当は言いたいことのすべてなのですが、まあ、それもどうかと思うので、もう少し贅言を重ねます。 大島弓子は、どこにでもある、でも「特別な痛み」を、途方もなく切実に、軽やかに描いて、そして常に、魂を照らし温める「救い」へと、読むものを導いていきます。 漫画界に限らない、同時代の文芸や映像など「物語り」表現すべてを見渡しても、大島弓子に比肩する「文学的」深淵を描き出すことが出来たものを、ちょっと思いつくことができない。 この『ロストハウス』が、彼女のキャリアで特に優れた一冊だとは思わないのですが、いかんせん現在流通している本は再編集されたものが多く、初読時の印象を適切に反映させられないので、とりあえず。 あと、個人的に『ロストハウス』は、七十年代からずっと読んでいた大島さんの新刊として、刊行された当時なに気なく読んで(たぶん九十年代中盤)、自分が心から愛好する後続の同時代漫画家さんたちの作品と比べて、それこそ「ケタが違う…」と、打ちのめされた記憶がある、忘れられない本なのです。 「たそがれは逢魔の時間」が収録された花ゆめコミックス版『綿の国星2』が私的には最高なのですが、まあ、大島弓子はどれもメチャクチャ凄いので、どれでも良いんです。 『バナナブレッドのプディング』でも『四月怪談』でも『秋日子かく語りき』でも『毎日が夏休み』でも、とにかく1975年~1995年に描かれたすべての「物語り」が、唯一無二にとんでもなく素晴らしいので、未読のかたは、ぜひ。 (「サバ」や「グーグー」とかは、やっぱちょっと別枠で)<<119120121122123>>
※ネタバレを含むクチコミです。