東京都のディープなスポット“赤羽”という街を舞台に、作者が遭遇する珍妙な人々や出来事を描いたノンフィクションコミック。連載が打ち切りになって失業した作者は、実家にいるのがいたたまれなくなり、赤羽の安アパートで一人暮らしを始めることに。そこで作者は、超失礼な居酒屋“ちから”のマスターや歌うホームレス・ペイティさん、恐怖の赤飯を差し出す“主”など、超個性的な人達と出会って……!?思わず赤羽へ行きたくなる第1巻!
ももきや
怪しい民芸雑貨店「桃木屋」の奇妙なグッズやそこに集まる仲間達が巻き起こす騒動を描いた摩訶不思議コメディ。クラス委員長の桃子(ももこ)からバイトを紹介された玉田(たまだ)は、実は桃子のお店である「桃木屋」で働くことに。そこで、しゃべる孫の手やブタ猫おじいちゃんと遭遇した玉田は、ふとした拍子に「生贄の山羊の仮面」をかぶってしまい、ヤギに変身して……!?
「クンクンさせて」――わたしは、あなたの、“匂い”に恋をする。着ぐるみに引きこもった“ボク”と、謎の美人教育実習生が織りなす、奇妙で甘美なフェティッシュ・ラブ・ストーリー。禁断の生徒・教師の恋+匂いフェチ(!)+主従(!!)=ド変態!?ボクとカノジョのトクベツな出会いと秘密が、甘美なフェチシズムを加速する。
めんたいロック発祥の地・博多で新しいロックンロール伝説が生まれる!!主人公・シュウジはギンギンのロック野郎。夢はもちろんメジャーデビュー!そんなシュウジだが、バンド「ロックンロールホームレス」の活動は軌道にのらず、バイトがクビになり、さらには愛しい彼女にもフラれ、途方に暮れる…。そんな時に、一人の天才ギタリスト「サトシ」に出会って…。
面白コワイ日常マンガ『でろでろ』のホラーマンガ家として知られる押切蓮介が描く、かなりドツボにはまるマンガ日記。マンガ、バイト、職質……母と仲間とで過ごす、ちょっと虚弱でゆるーい毎日に溜まった愚痴が、モタれた胃腸にも一気に浸透!
ほのぼの癒し系漫画家・いがらしみきおが、あなたに贈る「毎日」が楽しくなるメッセージ。ちょっぴりシュールで可愛いキャラクター達の笑えるエピソードを綴る6コママンガと深くて味がある「お言葉」で、365日の中の1日が特別に思えてきちゃいます。あなたのお気に入りは何月何日?第1巻は1月13日(いがらしみきお誕生日)から3月31日までを収録!
平安中期の京の都を舞台に、鬼姫・酒天(しゅてん)に運命を翻弄される男達を描く新鬼退治伝説。陰陽師・安倍清明(あべのせいめい)の「京を食らい尽くす鬼が目覚める」という予言に、藤原道長(ふじわらのみちなが)の命を受けた橘行房(たちばなのゆきふさ)は、鬼娥島(おにがしま)の門を探すべく大江の山へ向かう。そこで、行房は一人の美しい女と出会って恋に落ちるのだが……!?
胃弱の熱血教師・郷田純一(ごうだ・じゅんいち)は、クラスでいじめを受ける生徒・良夫(よしお)を助けようと孤軍奮闘するが、すべて空回りに終わってしまう。そんな時、いかにもいじめられそうな関西弁の転校生・木村拓哉(きむら・たくや)が、郷田のクラスに転入してきた。木村を守ろうと行動を起こす郷田だったが、それに反するかのように木村はいじめグループや良夫を挑発していき……!?
真田幸村、猿飛佐助、霧隠才蔵…あの英雄たちが光輝を放つ新説・真田十勇士!!若き英雄・真田幸村が秘かに追い求める「魂寄せ」とは?乱世の覇者・徳川家康の目指す「太平の世」とは!?終焉を迎えんとする戦国の世の中で繰り広げられる壮絶な男たちの暗闘が今、始まる!!
「七代先まで祟ってやるニャー」。遅刻に居眠りズル休み。ダメダメOLタマミさんは今日も上司に大目玉!しかし、その正体は……化け猫OLなのだ!化け猫界を代表する祟り貧乏タマミさんが、遠い昔の恨みを糧に今日も元気に祟ります!そんなある日、お魚屋さんのマサさんに淡い恋心を抱いて……!?
少女ゾンビ
昭和100年…人間とゾンビの比率は1:9となった。この世は…もはや人間の世界ではない…ゾンビの世界だ。本格派ゾンビアクションマンガ!これぞゾンビ版「不思議の国のアリス」だ!!
善良なる異端の街
個性的な画風、独特の世界観、奇抜なストーリーと三拍子揃った松本次郎の傑作短編集。クラスの皆の前で自分の作文を読み上げていく級長の今日子(きょうこ)ちゃん。そこに書かれていたのは、変な宗教にハマっているお母さん、万引きしてる反抗期のお姉ちゃん、そして、よくオヤジ狩りに遭うお父さんのコト。だけど、今日子ちゃんはそんなお父さんが大好きなのです!
埼玉県民の私にとって赤羽(というか北区)は、半分埼玉の領土みたいなところがある。 埼玉県民の東京といえば池袋からで、赤羽とは埼京線(湘南新宿ラインも)で池袋の前に止まる、なんでここで止まるんだよ的なめんどくさい駅でしかなかった。 (この話は、フィクションです。) そんな赤羽を魔境の如く紹介する本がこれ。 何かと話題にはなっていたが、当時は食指が動かず、もはや埼玉県民ではなくなったので読んでみた。 正直、赤羽のこと褒めているのか貶しているのか、本当なのかフィクションなのかわからないくらい謎だった。 これ本当に赤羽にあるの?というか日本か?というくらいな感じ。 同じ赤羽を紹介するなら、「孤独のグルメ」第4話で出てきた、朝でも酒が飲める店で、そっちのほうがよっぽど魅力的に映ると思う。 ただ、それでも、おもしろかしく描かれる、著者なりの赤羽の街模様は愛に満ちていることだけ伝わります。 実家に帰る時に寄ってみたくなる・・・まではいかないけど、途中でとまるめんどくさい街から、あぁ漫画であった変な街なんだなくらいな思いにはなりそうです。