ビッグコミックスピリッツの感想・レビュー879件<<2930313233>>個性爆発。大満足の一冊アイアムアヒーロー 公式アンソロジーコミック 乃木坂太郎 花沢健吾 石黒正数 オジロマコト 横槍メンゴ 伊藤潤二 鳥飼茜 吉本浩二 水沢悦子にわか※ネタバレを含むクチコミです。いいひとのいいまんが休日ジャンクション 真造圭伍starstarstarstar_borderstar_borderかしこ真造圭伍さんの単行本です。 初めて作品を読みましたが、作者の真造さんはいいひとだなと感じました。 家族、友人、恋人、子供、猫、趣味、その物語たちのモチーフになったそれぞれに対して愛がいっぱいあるひとなんだと思う。 いいひと、と言われたらそんな単純じゃないと怒るひともいるかもしれない。 結構ハラハラする局面はあるんだけど、読んだ後どれも嫌な気持ちにさせないってすごいという私の尊敬の表れです。 表紙のプールの絵みたいにいろんなひとが出てきて楽しい。バジーノイズ 斬新!実写化されるかも?!面白い!バジーノイズ むつき潤名無し今までにない恋愛のようで、昔から今も変わらずある恋愛のような。noiseがどんな化学反応を起こすのか楽しみです!結構好きだったなんちゃってBL漫画家マンガでぃす×こみ ゆうきまさみstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)漫画家になることが夢で少年誌に投稿し続けるが手応えなしの女子高生の主人公だが、ある日有名な新人漫画賞を取ったと連絡がきてビックリ!それもそのはず、投稿したこともない少女漫画の賞に、兄が勝手に妹である自分の名前を使用してさらに「BL」を題材にして投稿していたからだった。授賞式にも出てしまったため引くに引けず、天才の兄に支えられつ読んだことも描いたこともないBLに挑戦するのだった。 こんな漫画家マンガもアリなのね、というコメディテイストの全3巻。 あれ?あれれれ、という間に上のような状況。 展開が軽妙にコロコロと変わっていき楽しい一話目と、2話目からは四苦八苦しながらも、天才的でゆるい兄の助言を得ながら編集者にバレないように描いていく一話完結スタイルで読みやすい。 読んでいる僕自身、BLには全然詳しくなくて、さらにゆうきまさみ先生の漫画も「いつか読もうリスト」には入っているものの読んだことないというにわかだけど、このマンガのおかげでBLの読み方みたいなものが少し分かって興味を持てた。 最近話題になっているBLドラマ「おっさんずラブ」も楽しく見ることができたからBLの初心者向けの入口には良いかもしれない。 もっと読んでいたかったが作者本人がこれ以上描くのはネタギレできつい、ということで3巻でおしまいなのが悔しいというかなんというか、他はどんなバリュエーションあるの?と、もっと読んでいたかったなと思う。 一つのジャンルとしてBLは読んでいきたいと思っているけど、どこから手をつけていけばいいものか・・・。 漫画家あるあるが満載の漫画家マンガ。小光先生の次回作にご期待ください。 水口尚樹名無し漫画家あるあるが満載の漫画家マンガです。幸村誠先生が「ボクのことを描いてる!」と帯に書いたほどリアルなようです。いつ読んでも100%の面白さを味わえて、いつも同じところで同じように笑ってしまいます。ファンレターにお返しをする回が最高です。7巻良かった!デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 浅野いにおstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)かわいらしいキャラクターやSFの皮を被った現代社会・政治・大衆のあり方を皮肉った感じの作品なのかなーと思ってずっと読んでいたんだけど、7巻のラストらへんで思っていたよりしっかりSFなワードが出てきたりグッとくる展開になってきて、クライマックス?に向けてグググッと盛り上がっててめっちゃいいじゃん!になってる。 でもその読者サービスともいえる気持ちのいい展開も、やっぱ無しでしたーとすかされてしまう可能性もあるので期待しすぎないようにしないと・・。 あと、扉絵のひとつにキャラをリアルな画風で描いたやつがあって、ちょうどキモくて良かった! そうだよなー、こんなファンシーな漫画っぽい見た目のやつ現実にいたらこうなっちゃうよなという良い残念感だった。カワイイもしもし、てるみです。 水沢悦子やむちゃ可愛らしくてほのぼの~とした絵の割に、けっこう頻繁に下ネタをぶっこんでくるところが新鮮ですね。 ガラケーが好き、そしてすぐ検索する奴とスマホが嫌いな私にはてるみさんの気持ちがよ~くわかります。だから「ビビン!」と反応するてるみさんのリボンも好きです。 あとくろちゃんという謎動物がいるのですが、フルカラーのおかげで質感がすべすべしていそうでありモチモチしているかもしれないという本当に触ってみたいキャラクターに仕上がってます。 導入が長すぎる傑作アイアムアヒーロー 花沢健吾豚野郎導入があまりにも長いパニックホラー漫画。 一巻はほぼパニックホラーしてない。 暗い日常。と思いきや、そこからはノンストップで展開する怒涛のアクション。 セリフも少ないので漫喫で一気に読むのに特に向いてる。トライアスロンの短編集10月の満月に一番近い土曜日 石渡治霧兵衛良かった点 ・トライアスロンの勝負だけではなく、人生をより楽しむためのトライアスロンがテーマで面白い 総評 ・なんでこんな覚えにくいタイトルになってるというのが本編を読めばわかる ・トライアスロンの始まりが思ってたより適当な感じのが知れて良かった すごい面白い辺獄のシュヴェスタ 竹良実やむちゃこれすごい面白かったです。 16世紀ローマ、魔女狩りによって親を亡くした、「魔女の子」を集めた修道院が舞台。 「魔女狩り」と「修道院」というワード自体すごい魅力的でつい手にとってしまったけど読んで良かった~。閉ざされた空間での秘密めいた雰囲気とか、とても素敵でした。あと主人公のぶれない強さとか女の友情も。 復讐劇だけど、感情的にならず頭を使って冷静に動くのが呼んでいて楽しめるところです。やるときはやるのも潔くて好感がもてます。 悲しいお別れホスピタル 沖田×華大トロ当然ですがほとんどが悲しいお話なので読むと泣いてしまいそうになります。 看護師は大変ですね。大雑把だけれど真剣という超異色プロレス漫画。明日が見えないのは被っている仮面のせいなのか?アグネス仮面 ヒラマツ・ミノル名無し※ネタバレを含むクチコミです。替えのきかない漫画昴 曽田正人aaaとにかくすごい作品です。 エネルギーをじりじりと感じます。 ちょっと変わった漫画家漫画明日にはあがります。 水口尚樹starstarstarstarstarマンガトリツカレ男序盤の担当がすぐ変わるのもいいけど、アシスタントの絡みが面白い。 すごい笑える感じではないけど、妙に好き http://shogakukan.tameshiyo.me/9784091850690あさひなぐ面白いよなあさひなぐ こざき亜衣名無し最初は旭がクソ雑魚で頑張れって感じだったけど 最近はスラムダンクの桜木花道ばりに成長してて勝てよ!って感じ マイナースポーツマンガらしく、3回くらい勝つとすぐにインターハイだから、展開もスピーディーで面白いサッカーの今を描くアオアシ 小林有吾 上野直彦tomo現代サッカーを分かりやすく表現したマンガであると思う。 他のサッカーマンガとは一線を画すストーリーで、それを分かりやすく伝えている。 今後の展開が非常に楽しみな作品。 まじめな漫画です健康で文化的な最低限度の生活 柏木ハルコやむちゃこんな漫画があることを最近知りました。新卒公務員で生活課に配属された義経えみる(どんくさ)とともに制度を学び、考える漫画です。 ここ数年で生活保護って悪い意味で注目されることが増えてきたように思います。実際私も良いイメージは全くないのですが、原因はやはり制度を悪用するというより少しでもラクしたいという人達がうまいこと利用し、かつそれが世間に暴かれることが多いからですかね。 一方で、保護受給者がケースワーカーからわいせつ行為を受けていた事案も発覚しました。 もうなんなんでしょうね。生活保護というテーマだけで漫画として成立するあたり、制度自体穴だらけなのかなぁ…「三者三様」のケースに合わせられるほど人手も時間もお金も潤沢ではなく…。 本当に必要な人に届かない、ということのないように願うばかりです。ロードバイクを生活用自転車として乗りこなす天才二人。かもめ☆チャンス 玉井雪雄みやー私が18年ほど前、会社勤めをしていた頃、唯一読んでいた連載マンガです。 ロードバイク、クロス、ピストに、生活用自転車。 移動の足としての自転車。趣味としての。そして…。 ロードバイクは、他のどの自転車よりも走りに特化してしています。制度も。値段も。ロードに乗る、ということの意味は、ただ、単純に、走りたいから。 キモオタの小菅(コスゲ)は、どこに行くにも、ロード。 私服はレース用ジャージにレーパン。素敵な生き方だと思いました。 キモオタが天才的なレーサーだった、という見せ方も上手い。 このマンガのテーマ、二足のわらじ。 二人の天才が、信用金庫の社員とロードレーサーの二つを掛け持ち。 普通のスポーツマンガとはやはり、違うと思いますよ。 泥臭く夢を追いかけたい人たちに、ぜひ。不自由になった体を脱ぎ捨てて自由な体で最期を迎えるさよなら身体 山本英夫なまこデラックス山本英夫が「ヒカリマン」始まる前に描いた読み切り作品。読み切り作品単位で電子書籍で売っている珍しい作品。 病気に犯され、自由に動くことができなくなった男が、動物たちに乗り移って?自由に走り回ったり彼女にキスをしたり海風を感じたりして最期の時間を楽しむという話。動物に乗り移ってもすぐにガタがきて次々と違う動物に乗り移らないといけないんだけど、より体が小さい動物にしかのり移れなくなって最後はトンボになる。 暗さはほとんどなく、最期にやり残したことを全て(思いっきり走り回るとか)やってそして自分の死を自分と彼女が受け入れていくっていう爽やかではないが変なやり切れなさとかは全くなく前向きな感じだった。 短い話だが面白いので山本英夫ファンなら読む価値有りかと 名作の予感…あげくの果てのカノン 米代恭名無し※ネタバレを含むクチコミです。最近の新連載将棋漫画の注目作の一つリボーンの棋士 鍋倉夫starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)手塚治虫『リボンの騎士』をパロったタイトルのこちら『リボーンの棋士』いいですね。 少し読んだらタイトルの意味もなんとなく分かります。 年齢制限により将棋のプロ棋士になれず、将棋に一切関わらない生活を選んだ主人公だったが、ひょんなことからまた将棋を指すことになり、プレッシャーで負けられなかったがゆえに奨励会時代に打っていたような堅実な手ではなく、将棋がただただ楽しかった頃の可能性を探るような自由な打ち方に立ち返る。 プレッシャーから解き放たれた彼の将棋は自由に、強く生まれ変わっていた。 リスタートしてリボーンしたわけですね、棋士として。 いまのところ楽しそうに打っててしかも強いっていう主人公らしさ、強さの片鱗が感じられてて楽しいです。 プロになるだけが将棋じゃありませんし、将棋とは人生においていろいろな形で付き合っていくやり方があるかとは思いますが、この主人公はどうしたいのか。 プロ編入制度という狭き門をくぐるのか。 どん底、逆境スタートって、なんだか燃えますよね。 読むたびにだんだん楽しみになってきてます。アオアシの根性がすごいアオアシ 小林有吾 上野直彦名無し戦術も実行できず、自分勝手で暴力的なアオアシ。 しかし、その後Jリーグの下部組織から招待され、Jリーグのユースに入る。 その後、アオアシはアオアシにある無限の可能性でサッカー界の常識を変える!! 華々しい「舞台」に上がれなかった男が絶望の淵から這い上がるリボーンの棋士 鍋倉夫mampuku "26歳"という年齢制限により将棋のプロ"四段"への夢を断たれた、元奨励会員の主人公。どうしても将棋への想いを捨てきれずにいた彼はアマチュアという新たな世界に出会うことで、目指すべき頂点へと再び歩み始めるのだった。 「1話でプロへの道が断たれてしまったなんて、これからどう物語にするっていうんだ」みたいな感想も耳にしました。でも実際には、将棋以外の道、アマチュアで頂点を目指す話、ハチワンダイバーみたいな話、など無限に可能性があったわけです。藤井聡太さんはマンガの主人公みたいだとよく喩えられますが、その道のスーパーホープが並みいる敵をバッタバッタ薙ぎ倒しながら王道を往くよりも、道なき道をゆく「リボーンの棋士」の冒険感のほうが個人的にはワクワクできます。 将棋の世界に関しては連日の藤井さんの報道や3月のライオン、ハチワンダイバーくらいでしか知らないド素人ですが、Tシャツにジーンズ姿で大量にフラッシュを浴びるこのカラーイラストが如何に型破りで掟破りなものであるかは分かります。でもだからこそ物語への期待が膨らむというものです。 私はどうしても、小説や漫画に限らず映画、アニメ、音楽など、楽しみ方を狭めるような消費の仕方をしたくありません。 例えば、これは何度も色んな人に申し上げていることなんですが 「『君の名は。』では二人がお互いに惹かれあう描写が希薄だったから駄目だ」 一昨年よく耳にした評でしたが、必要ないから描かれなかっただけです。スペクタクル、映像美、カタルシス、極上だった点を挙げればキリがない。 「『けいおん!』には中身がないからクソだ」なんて言う萌え豚は居ませんし 「本職のアーティストの方が上手いからキャラクターソングは無価値だ」なんていう二次元アイドルファンは居ませんし 「絵が雑だし休載ばっかり」なんてハンタヲタは百も承知なわけです。 私は絵が雑なマンガが苦手なのでハンタは読みませんが、別に否定はしません。読まないだけです。 話が逸れましたが「リボーンの棋士」には、藤井フィーバーに湧く我々素人には想像もつかなかったような"道"と"頂"を見せてほしいです。惑わされる最強伝説 仲根 福本伸行 上原求 新井和也 横井憲治やむちゃ※ネタバレを含むクチコミです。<<2930313233>>
※ネタバレを含むクチコミです。