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山本英夫が「ヒカリマン」始まる前に描いた読み切り作品。読み切り作品単位で電子書籍で売っている珍しい作品。
病気に犯され、自由に動くことができなくなった男が、動物たちに乗り移って?自由に走り回ったり彼女にキスをしたり海風を感じたりして最期の時間を楽しむという話。動物に乗り移ってもすぐにガタがきて次々と違う動物に乗り移らないといけないんだけど、より体が小さい動物にしかのり移れなくなって最後はトンボになる。
暗さはほとんどなく、最期にやり残したことを全て(思いっきり走り回るとか)やってそして自分の死を自分と彼女が受け入れていくっていう爽やかではないが変なやり切れなさとかは全くなく前向きな感じだった。
短い話だが面白いので山本英夫ファンなら読む価値有りかと
『殺し屋1』『ホムンクルス』『HIKARI-MAN』の鬼才・山本英夫が描く異形のラブストーリー。死ぬって、どんな感じだろう? 好奇心の極北へ―― 男と女。これは… 愛の物語だ。¶
『殺し屋1』『ホムンクルス』『HIKARI-MAN』の鬼才・山本英夫が描く異形のラブストーリー。死ぬって、どんな感じだろう? 好奇心の極北へ―― 男と女。これは… 愛の物語だ。¶