長崎尚志氏・絶賛!「悔しいが思いつかなかった」正統派劇画家最右翼・森秀樹渾身の新作。描くは中世オリエント世界に巻き起こる嵐―― 「1258年、モンゴル帝国VSペルシャ+“インド墨家”」!! 西暦1258年、ペルシャ高原の小都市ビジャを、蒙古軍の支隊が包囲した―― 世界の半分を制圧した最強騎兵は総数2万、対するビジャの人口はわずか5千人である。陥落は誰の目にも明らかだった―― モンゴル帝国によるペルシャ侵攻、それに抗う小都市国家「ビジャ」を巡る攻城戦…… 彼らが最後の希望を託す伝説の集団「インド墨家」の正体とは!?
●安永四年(1775)、江戸―― 実在した将棋指しの物語。江戸には代々、将棋で俸禄を得る「将軍家将棋指南役」、つまり幕府公認の将棋指しがいた。実在した「将棋御三家」である。この物語は、御三家筆頭・大橋本家当主にして、後に八世名人を襲位する「九代目大橋宗桂」と、彼を巡る将棋指したちが織りなす葛藤と真剣勝負、夢と情を描いた本格将棋ドラマである。●星野泰視だから描けるひりつく勝負、渡辺明だから成り立つ唯一無二の精巧な将棋図面。指さない「観る将」でも将棋の内容が分かる! 本作で指される将棋は、現存する江戸時代の棋譜をベースにしたものはもちろん、それとは別に約半数は将棋界を代表するトップ棋士・渡辺二冠(棋王・王将)の手で初手から投了まで組み立てたオリジナルのもので構成。そこに『哲也-雀聖と呼ばれた男-』を大ヒットに導いた星野泰視による、濃密なキャラクターと心理戦が加わり、さらに史実も絡んだ深みのある「本格将棋エンターテインメント」に仕上がっています。さらにそれに留まらず、渡辺二冠による書き下ろし解説コラムを一話一話に追加!「将棋をしっかり描いている」のに「初心者も理解できる」、新しい将棋漫画体験がここに! ※電子版にはおまけマンガ2ページを収録。
明治時代─―それは日本の鉄道黎明期。鉄道院工作課長の島安次郎と、凄腕の機関手の雨宮哲人がそれぞれの信念のもと、日本の鉄道のさらなる高みを目指す。鉄道漫画の秀才・池田邦彦が描く明治浪漫が満載の第1巻!!!
「カムヤライドとは」天孫降臨から200年。強大な力を持つ国津神(土着神)のもと、有力な豪族たちがそれぞれの領地を治めていた時代を経て、国津神を封印したヤマト族の王が列島を統べる古墳時代。内乱の時代も終わり、日本中に平和が訪れていたのだが……。封印されていた国津神を覚醒させる謎の人物によって、日本各地に叛乱の火種が撒き散らされていた。熊襲で起きた叛乱の首謀者・カワカミタケルは、覚醒した熊襲の国津神に、人知を超えた力を与えられた怪人であった。オウスの皇子(後のヤマトタケル)が率いるヤマトの叛乱鎮圧軍は、カワカミタケルの前に全滅しかけるが、オウスが安芸の地で出会った埴輪売りの露天商・モンコが現れ、状況は一変。モンコは埴輪を媒体にして、国津神の強大な力に唯一対抗することができるカムヤライドへと変身したのであった。古代、巨神、異形の民、ヤマト朝廷―― 日本最古の変身ヒーロー・ファンタジー!!
戦国時代──大名たちの間でも非道さから 戦国三大梟雄と呼ばれ忌み嫌われてきた男「宇喜多直家」。その策謀と暗殺にまみれた最恐の男の素顔と生き様をコミカルに描く!!
時代小説の旗手が描く大ヒットシリーズを漫画化!! 幕府財政の立て直しを図るため、六代将軍・徳川家宣の側近・新井白石は 水城聡四郎を勘定吟味役に抜擢。不慣れな役目に戸惑いながらも、御上の金を我がものとし 私腹を肥やす役人達に 肉薄する聡四郎のもとに、次々と刺客が訪れる。務めを利用し利権を貪る 悪党を一閃! 水城聡四郎、一放流の太刀! 【勘定吟味役とは】 幕府の財政を司る勘定方において、虚偽の申告や恣意的な支出を見張り監査する役目。不正があれば探索し、その証拠を掴む。職務内容の機密性から、同僚といえども 探索の対象や内容について報せることはない。
兄の仇を追いかける武士・海境坐望、死に場所を求めて旅をする隠居侍・雷音大作、公儀鬼輪番を抜けた元忍びの夏海。年齢も身分も境遇も異なる凄腕三人が各地で用心棒をしながら困った人々を剣で救う、流浪の剣客人情時代劇。
江戸の町で続発する残虐な辻斬り。その凶行の首魁が将軍・家光であるという噂を耳にした将軍家剣術指南役・柳生十兵衛は、遭遇した押し込みの現場で異能の武芸者達を従えた首魁の姿を目撃する…その顔は…
「僕の右目をえぐって!! 」 若き主君の願いを、その男は命を捨てる覚悟で聞き入れた。時は戦国後期、いまだ群雄割拠の続く奥州に突如現れた野心家・独眼竜伊達政宗と、やたらドSな教育係・片倉景綱。戦国時代を代表する名主従を描く大河ギャグ4コマ!! ここに開幕!!
鬼切丸伝
人気女流作家・楠桂の不朽の名作「鬼切丸」が奇跡の復活。名もなき少年が、唯一鬼を殺せる神器名剣“鬼切丸”を操り、戦国時代に蔓延る鬼との戦いを繰り広げる怪奇アクション。戦国時代の鬼達と鬼切丸の少年が繰り広げる、深みのあるストーリーは圧巻。
13世紀、ペルシャの小国ビジャを包囲する2万のモンゴル兵。人口わずか5000人の都市は必死に戦いますが、防衛のために助力を求めたのは「インド墨家」達- 森秀樹先生の代表作として挙がるタイトルの一つに「墨攻」があるのですが、まさかまた墨家を描く作品に出会えるとは、正直想像していませんでした(中学生の頃に読んだので、30年近く前になりますが、楽しみです)。 墨家という集団は謎に包まれており、想像力を働かせる余地はたっぷりあるのですが、中国以外を舞台に作品を描くというその飛躍の自由さは、圧巻です。 森先生が蒙古を描くのも、自分は記憶がありませんし、どのような物語が展開していくのか、ゆっくり待ちたいと思います。