植物たちは恋人を求めさぱさぱと・・・・・ 植物に愛された男・菊次。ストリッパーのよだか。よだかのファンの義手のおじさん。 夜の街で交差する3人の賑やかなひととき。
クラスメイトの夜津くんに関わるようになってから、変なことばかりが起る。 理由もなく眠れなかったり、好きだった食べ物が美味しくなくなったり 苦しいことが気持ちよくなっちゃうし・・・・・。 私 このままどうなっちゃうのかな。
大学受験を控えた高校生の純は、姉と二人で暮らしている。 最近、姉の彼氏でバンドマンの男が家に入り浸っていて、すごくストレスだ。 しかもこの人…俺に顔が超似てる。 彼氏と弟の顔が似ているなんて、姉ちゃんは嫌じゃないのかな…。 俺と、姉と、姉の彼氏。 最悪な三角関係の行方はーー?
もう会えないなら、作ればいいよね。 毎号届くパーツによって元恋人が再現できるという雑誌『週刊 元恋人を作る』が発売。 学生起業を目指す優等生のななみは、失恋の痛みを癒すため、 密かに『週刊 元恋人を作る』で元カレ作りを始めるが──。
くちのなか
私の学校は、私の口の中にある。 私の学校は、私の口の中にある。 学校で口を閉じて過ごしている片桐は、ある日同級生に執拗に声をかけられ—— 心ゆさぶる風吹く奇想短編16p
三千世界のカラスを殺し、推しと朝寝がしてみたい—。 学校に馴染めない主人公・すーちゃん。“同担は殺す”そう思っていたはずなのに、同じ推しを持つ同担の麻里花や熱川さんと仲良くなってしまう。「ヤクルシ3000」を飲んで眠ると夢の中で推しに会えるらしいと聞き、すーちゃんたちはある行動に出る。 ピュアで危ういおんなのこたちの青春。トーチ初登場の異才が贈る読切28P。
美しい私たち
私たち、キラキラ輝いていた。 あの日、世界が終わるまでは── 突如、地球に飛来したUFOの攻撃により、人類は滅亡の危機に陥る。 美容やファッションに一生懸命だった「私たち」も、いつしか鳩を追いかけ、缶詰を漁る日々を過ごしていた……。 第26回手塚治虫文化賞「新生賞」に輝いた谷口菜津子が紡ぎ出す終末に生きる女子たちの物語。
カイの砂漠
変わらない街に帰ってきた。変わってしまった自分を抱えて。 大学進学のため家を出た環(たまき)は、生まれ育った町へ帰ってきた。 後悔と不安……それからある秘密を携えて。 そして訪れる新たな出会いは、彼女の世界をどのように変えるのか——。 無二の筆致と確かな心理描写で読者の心を揺さぶる俊才、web初連載!
第4回トーチ漫画賞 〈安田佳澄賞〉受賞!言語の化石化を描くSF意欲作。 リアルタイム自動翻訳機が開発され、日常生活に浸透しきった世界。 世界中の大多数の人々が違和感なく意思疎通ができるようになった反面、 人類の声帯は退化し、少数民族が使う言葉や文化は淘汰されていた。 最後の日本語話者となったモヒメと、彼女を生成した教授が辿る結末とは…? 種族が滅び、言語が永い眠りにつく瞬間をとらえた、 リリカル・サイエンス・フィクション。
※ネタバレを含むクチコミです。