第4回トーチ漫画賞 〈安田佳澄賞〉受賞!言語の化石化を描くSF意欲作。 リアルタイム自動翻訳機が開発され、日常生活に浸透しきった世界。 世界中の大多数の人々が違和感なく意思疎通ができるようになった反面、 人類の声帯は退化し、少数民族が使う言葉や文化は淘汰されていた。 最後の日本語話者となったモヒメと、彼女を生成した教授が辿る結末とは…? 種族が滅び、言語が永い眠りにつく瞬間をとらえた、 リリカル・サイエンス・フィクション。
第4回トーチ漫画賞 〈安田佳澄賞〉受賞!言語の化石化を描くSF意欲作。 リアルタイム自動翻訳機が開発され、日常生活に浸透しきった世界。 世界中の大多数の人々が違和感なく意思疎通ができるようになった反面、 人類の声帯は退化し、少数民族が使う言葉や文化は淘汰されていた。 最後の日本語話者となったモヒメと、彼女を生成した教授が辿る結末とは…? 種族が滅び、言語が永い眠りにつく瞬間をとらえた、 リリカル・サイエンス・フィクション。
奇襲戦術として知られる“アヒル囲い”を主軸に戦う将棋打ち・金渕は、とある交流会で女性の将棋打ちと対局する事に。しかし彼女は、幼少期に大敗を喫した因縁の相手で‥!?
「少年派遣制度」で依頼を受けた佐狐と虎徹。気乗りしない依頼を反故にした二人を待ち構えるのは侍の「亡霊」…!?圧倒的熱量で繰り広げられるアウトローバトルアクション!!
小惑星を白く塗ると100万円稼げる謎のバイトに行きついた男。小惑星にて淡々と地面を白く塗り続けていた男だったが、ある日地面に落書きしている謎すぎる少女と遭遇してしまい…!?
怪獣男と揶揄され、居場所がない有馬恭平は『大怪獣ガニラ』を召喚し、憎きこの世界を破壊することを決めた。そんな有馬の目の前に現れたのは自らを『魔法少女リリカル・アカリ』と称する少女で―!?
【シリウス新人賞 大賞作家のデビュー後第1作!】高1のチヨは実は宇宙人。誕生日には不思議な能力が生まれるらしいんだけど、それはいったい!?宇宙人少女の新感覚ラブコメディー♡
理解できたかできてないかで言えばできてないかもしれない、わかりやすい作品ではないと思う。でも好きだ。 リアルタイム自動翻訳機が普及した世界。 世界中の誰とでも違和感なく意思疎通ができるから、声帯は退化し独自の文化や言語も淘汰されていく。 最後の日本語話者であるモヒメも、漫画や落語を理解できているかはわかっていない。 言語や文化は変容していくけれど、変容しているからこそ遡ることができるのかもしれない。思いを馳せることができるのかもしれない。 言語や文化は眠るだけで、失われることはないのかもしれない。 将来的にはこんな世界になって全部失っちゃうんです悲しいですねという投げっぱなしのメランコリックではなくて、ちゃんと在るよというメッセージを受け取った。 作者の意図かどうかはわからないけれど、優しい作品だと感じた。