女王陛下の紅茶
心温まる、奇跡の一杯を――。『銀のニーナ』イトカツによる、《紅茶》をめぐる人々の癒やしの珠玉オムニバス!レトロな紅茶専門の喫茶店「アーネスト」に訪れる人々はさまざま。ある人は会社をクビになり、またある人は夢破れ地元へ帰ろうとする…。そんなとき、とっておきの紅茶が、それぞれの悩みにそっと寄り添い、解きほぐします。読むだけで詳しくなれる、紅茶のマメ知識ももりだくさん。(監修・ムジカティー代表 堀江勇真)
未亡人エルフとヤンキー男子高校生の500歳差ラブコメ!!天然おっとりな美人エルフの金森さんとぶっきらぼうなヤンキー高校生の悠介は婚約者同士。年は離れているけど金森さんは悠介のことが大好きで。悠介もなんだかんだ金森さんを大事にしていて…?SNSでも話題沸騰!!尊くってとびきり可愛い2人の胸キュン異種間ピュアラブコメ!!
大きな見た目から「八尺様」と怖がられている、高校一年生の八朔南雲。ぼっちな高校生活を送っていたが、ある日、クラス一の美少女ギャル・邪神ノアのヒミツを知ってしまい…?人外ギャル×根暗男子の、ほのぼのラブコメ!
ヘブンリーブルー
世界は美しくて残酷だ――ロマン溢れるSFファンタジー長編、開幕!美しい海に浮かぶ小さな島・アージュア。小高い丘の上に建つ青い屋根の学び舎では、ふしぎな髪の色の子どもたちが魔法の勉強に励む日々を送っている。落ちこぼれで青い髪の少女・リンドウと優秀で赤い髪を持つキキョウ、これはふたりの魔法使いの物語。
親友の恋。幼なじみに芽生えた感情。兄弟へのコンプレックス。素朴で痛くて愛おしい、これはドラマにも映画にもならない僕らの話。大人になる前の、柔くほろ苦い青春オムニバスストーリー上巻。
時は幕末――。のちに初代総理大臣となる伊藤俊輔(博文)の熱くてちょっとおちゃらけた青春時代を描く。女好きでだらしないけれど、日本を憂う気持ちは誰よりも強い。日本を世界の一流国にするために、弁舌と交渉術で戦え、俊輔! 海外連合軍と江戸幕府、国の内外から攻められる長州藩を、俊輔はどう救うのか?
隣りに住む夫婦は――平穏な日常を、白アリのごとくじわじわと蝕んでいく“毒隣人(どくりんじん)”だった!! 弁護士事務所で働いている渡辺莉奈(27)と、大学教授の夫・泰一郎(34)が暮らしている家の隣に、赤川夫妻が引っ越してきた。何か気味悪さを感じる莉奈だが、その嫌な予感が的中するような出来事が次々と起こり始める―――。 ※1~4話を収録
1994年に連載開始以来、様々な媒体で連載されてきた、競馬漫画のオーソリティ・やまさき拓味のライフワーク的シリーズ作品。取材を下地にして、実在の競争馬、その馬と人生を共にする人たちとの絆を描く! (1巻収録馬「ディープインパクト」「ゴールドシップ」「メイショウベルーガ」「タイキシャトル」「ディープスカイ」)
童の神
舞台は平安時代…。虐げられた者たちの戦いを描く、雄渾な大活劇!! 皆既日食の日に生まれた桜暁丸は、朝廷にまつろわぬ「童」と呼ばれる民とともに、自由と尊厳のために立ち上がる…。安倍晴明、源頼光、坂田金時、そして酒呑童子……史実と伝説を巧みに織り込んだ、歴史時代小説の新星による直木賞候補作を名手がコミック化。(原作:角川春樹事務所刊) 1、2巻同時発売!!
美雨は幼なじみの翼が可愛すぎて沼落ちした、翼オタク。しかし、翼が遠くに行ってしまうことを知り――?
氷核のメテオリア
変化に適応せよ――。特殊化石燃料「メテオリア石炭」によって蒸気機関が発達した世界。炭鉱で働く少年・カナタは劣悪な環境下でも勉学に励み、己を研鑽していた。そんな中、新鉱脈の開拓作業で、少年の運命の歯車は動き出す…!!スチームパンク・アクション、第1巻!
『銀のニーナ』のイトカツさんが2007〜2011年まで、かつて存在した『スーパージャンプ』及び『オースーパージャンプ』にて不定期で散発的に描いていたシリーズが長い時を経て単行本化されました。 鎌倉の紅茶専門喫茶店「ERNEST」を舞台に、さまざまな悩みを持った人が来店してそれぞれに合った紅茶を提供されることで人生の悩みを解きほぐしていく1話完結型の物語です。 我が家は常飲するのは緑茶とコーヒーがメインですが、それなりに紅茶も飲むので紅茶に関するさまざまな知識が詰まったこの作品は興味深く読みました。 イトカツさんがあとがきで述べている通り、リーマンショック直後のお話のように時勢が変わってしまっているものもありますが、一方で紅茶にまつわる基礎的な知識は年月を経ても普遍的なので今読んだとしてもまったく問題なく楽しめます。 ・硬水を使ったミルクティー ・中国のブルゴーニュ酒と言われる紅茶 ・フォートナム&メイソンのアールグレイクラシック ・レモンたっぷりドライベンガルタイガー ・紅茶の中にジャムを入れない正式なロシアンティー ・チャイ などなど、ひとくちに紅茶と言っただけでは想像しにくいさまざまな側面を見せてくれます。 そして、訪れるお客さんも老若男女さまざま。家庭の問題や仕事の問題、個人的な人生におけるモチベーションなど悩みも人それぞれ。人によって、共感できるエピソードがどこかしらあるのではないでしょうか。各々の物語に沿った紅茶が提供されることで、彼らが立ち上がって前を向いていく姿にも心が温まります。 奥深い紅茶の世界について知見を深められながら、温かい人情ドラマを楽しめる作品です。読むと、ちょっと良い紅茶を淹れて飲みたくなります。