類まれなる文章力で二次創作界に燦然と輝く天才字書き・綾城(あやしろ)。同ジャンルの者達はその作品に焦がれ、打ちひしがれ、彼女に馴れ馴れしくリプを飛ばす「おけけパワー中島」への憎悪をくすぶらせていくのであった……。天才字書きをめぐる創作者たちの葛藤を綴った連作。描きおろしとして、綾城が小説を書き始めた頃を描いた「天才字書きの生まれた日」を収録。綾城と中島が出会ったばかりの時期が明かされます。
電子コミックで圧倒的な支持をうけてDL数をのばしている人気作のコミックス化。SNSでの自己承認欲求に溺れてゆく女性の姿に多くの共感と強い関心がよせられています。
大好きな男性アイドルのファンが集うSNSで知り合ったリサとルームシェアすることにしたサキ。実家を出て念願の都会暮らし。そして美人で優しい同居人。理想の生活を手に入れたはずだったが、リサの行動が徐々におかしくなってくる。
「ママ友から羨ましがられてチヤホヤされる、そんな自分が大好きーー!!」愛はなく不細工だけど金持ちの夫と結婚し、ブランドものに囲まれる贅沢な暮らしを羨望されるのが生きがいの美晴。でも地味で目立たないタイプのママ友・加代が、実はオシャレなハンドメイドや雑貨屋巡りがSNSで人気の「KAYOママ」だったことが判明!! 有名アカウントで、旦那もイケメンの加代にママ友たちの視線は集中し、美晴のプライドはズタズタに……。でもある時から、ママ友たちの間で、SNSに「不倫現場」の写真をアップするM夫人のアカウントが人気になり始め……。承認欲求の強い女がヒートアップして、行き着いた場所は……!?
激しく劣等感を感じている――!大学時代、準ミスキャンパスだった下村 由紀(しもむら ゆき)は、自分がいつまでたってもトップに立てないことを「出来レース」だと腹を立て、人のせいにしていた。かりそめの人気を得るために、SNSで複数アカウントを作っては自作自演。人気モデルのアカウントに平然と嫌がらせの書き込みを行う。そしてついに、伸び悩むフォロワー数を「お金で解決」することを思いつく…!果たして、自己顕示欲が異常に強い女の末路とは…?
Twitterで話題のSNS擬人化4コマ漫画「ついったーさん」が、ついにコミックスで登場! ふぇいすぶっくさんやいんすたぐらむさんと一緒に、ユーザーさんのSNSライフを充実させようと奔走しますっ!!!
毎日いじめられ、勉強もできないスクールカースト最下位のみじめな生徒・仮屋崎純がいじめの仕返しに学校に仕掛けた監視カメラに映った衝撃映像は!? 史上初SNSマンガで話題を呼んだオクショウの新作はネット炎上マンガ! もしあなたが炎上する側になったら…!?
ホリエモン、はあちゅうも「天才が現れた」と大注目累計100万PVを超える人気漫画、ついに書籍化。「フェイスブックポリス」、続編「SNSポリス」掲載。
最下位は公開処刑!? ネオ学園カーストオムニバス、開幕。 気付いたら決まっていた、学校のクラス内カースト。半透明にみえていた友人間のパワーバランスが互いに格付けしあうSNS制度の導入によって少しづつ変化を迎えることになり…。
炎上、ストーカー、いじめ… SNS上で尽きることのないトラブルの数々。人とつながる場所だからこそ、そこでは無数の軋轢が生まれる。そんな厄介事に首をつっこむ、一人の物好きがいた。彼の名前はオノノキツカサ―― またの名を「SNS探偵」。SNSを通じて人の心の闇を暴き出す、ネオ探偵物語!!
20歳で結婚、ふたりの娘を出産し、専業主婦として愛する家族を支えるミヤコ。はたから見ると絵に描いたような幸せな生活だが、夫とは長らく“セックスレス”だった。常に不機嫌な夫の顔色を伺いながら日々をやりすごすミヤコは、結婚記念日に夫を振り向かせようと一大決心するもあえなく大失敗。女としての自信を喪失した彼女に手をさし伸ばしたのは、SNSで知り合った顔も名前も知らない“彼”だった――。
話題になって読んだが、特定のコンテンツにのめり込んだような経験がある人にはあるある的な内容だと思います。 自分は創作まではいきませんが、のめり込んだ先に色んな人のレビューや別の角度でとらえた新説なるもののブログ、はては二次創作の作品まで深入りした経験があるので、よりしっくりきました。 さて、本作の内容ですが、二次創作(BLジャンル?)界隈で才能を輝かせる綾城(あやしろ)とそれに触発された読者をオムニバス形式で展開し、加えて「おけけパワー中島」というSNS上で綾城と絡んでくる謎の存在がシリーズ通してでてくるというのが基本の流れ。 綾城という彼女の読者(というか信者)にとっては神的存在に、「おけけパワー中島」が馴れ馴れしく接する姿が、良い感じでイラッとさせるんです。 特に、文面上でしか出てこないという、その不気味さも残しながら人間味もある感じが妙にリアル。 また 「おけけパワー中島」 という、一度聞いたら忘れられないネーミング! たまに、SNS上でセンスフルなネーミングの人いますけど、そういう感じなんだと思います。 綾城に触発され創作意欲を燃やす人、嫉妬する人、綾城に会いたがる人など色んなパターンの悲喜こもごもが描かれ、読んでいて自分の中にある人格の全パターンが網羅されている感じ。 オタクとしては共感の嵐です。 創作の苦しみや喜びを感じるとともに、作家様の創作物を拝ませていただけるということのありがたさを痛感する作品です。