18世紀フランス革命前夜。平民の出ながら、ヴェルサイユ宮殿で貴族以上の権勢を誇る“仕立て屋”がいた。彼女の名はローズ・ベルタン。悲劇の王妃マリー・アントワネットの寵愛を受け、革命の波にのまれていった、ファッションデザイナーの祖と称される人物の物語。
イタリア・ナポリの泥棒市に住む日本人、織部悠。ナポリ中の“究めし職人”から“ミケランジェロ”と賞賛された伝説の名仕立て屋が、唯一認めた弟子である。彼が受け継いだ至巧の技と、イタリアの比類なき伝統が一着のスーツに蘇生した時、それを身に纏った者の人生に珠玉のドラマが生まれる。
幻を縫う! 異世界オートクチュール繁盛記! ドラゴン革のレザージャケットは、いかがですか? 魔法王国ロイヤルワラント通りにそびえ立つ、洋裁店「クチュリエール シガラキ」。ここのお店のモットーは、「一生着られるお気に入り」をお客さまにお届けすること。そのためならば、「ヴィヴール」と呼ばれる幻の獣たち、ドラゴンだって、人魚だって、ユニコーンだってなんでもござれ! 魔法王国中で愛されている洋裁店の跡取り娘・キヌヨと相棒のハリエットが紡ぐオートクチュール繁盛記!
スーツ屋でお仕事はじめました。ヲタク女子大生・高宮陽(20)。バイト未経験の彼女は時給にひかれてスーツ屋“テーラー森”で働くことに! ネクタイ、シャツ、紳士靴etc. 呪文のようなスーツ用語を覚えつつ、楽しくも必死で働くアパレルコメディー、開店です♪
服に命を宿す人。どこか懐かしい町並みに響くミシンの音。祖母の志を受け継いで、その人だけの服、一生添い遂げられる洋服を作り続ける。そんな南洋裁店の店主・市江(いちえ)と、彼女の服を愛してやまない百貨店企画部の藤井(ふじい)。微妙な距離感を保ちながら関わる二人と、服にまつわる人々の思いを描き出す、優しい優しい物語です。
その服は、着た人の人生までも変えてしまう――。紳士服の聖地イタリア・ナポリで修行を積んだ天才仕立て職人・織部悠が祖国日本に凱旋。東京の下町・谷中のテーラーを舞台に、悠の仕立ての妙技が冴え渡る! 服飾コミックの金字塔、第4部は待望の日本編!!
幼い頃からスーツに憧れ、父が営むテーラーを継ぐことを夢見ていた花梨(かりん)。ある日、花梨と一緒に遊んでいた弟・隼人(はやと)がトラックに轢(ひ)かれ亡くなってしまい、それ以来あまり仕事をしなくなった父の店からは次第に従業員が辞めていってしまう……。店を継ぐべき息子を失った悲しみから酒に溺れる父に跡継ぎを買って出た花梨だが……!?――スタンダードな形の中にも、たくさんの個性やわがままを採り入れる。それが“オーダーメイド”だ!!
引っ込み思案な自分を変えてくれた仕立て屋・紡に恋をする、大人気小学生モデルのケイト。オトナ(?)なアプローチでなんとか紡を振り向かせたい! 背伸びしがちなJSラブコメ第1巻♪
1830年代、フランス。14歳のロッティはパリで一番腕の良い仕立て屋・オリヴィエの元で女裁縫師(クチュリエール)として働くことにする。ところが、オリヴィエは腕が良く容姿端麗だが、女好きでドSな性格。そんな彼に翻弄されながらもロッティは悩める人々の願いをドレスのアイデアで解決してゆき…?「和菓子のアン」コミカライズで大好評を博した猪狩そよ子が端正な筆致で描く、華麗なるドレスワールド・ストーリー!
『薬屋のひとりごと』流行ってますね。「デキる女が仕事で活躍する痛快ストーリー」がお好きでしたら、声を大にしておすすめしたいのがこの漫画です。この投稿時点でまだ8話ですが、めちゃくちゃ面白いです。 男社会の近世ヨーロッパで、ヘンな目で見られながらも男顔負けの仕事っぷりをする痛快女主人公、と言うと『アルテ』みたいな話だなと最初思ったのですが、読んでみると想像以上に深くて熱いストーリーとかっこいいヒロインに圧倒されました。 この手の漫画ってマウントの取り合い虚勢の張り合い、言い負かしたのなんのって展開になりがちなのがイマイチ好かんのですが、こういう言い方もなんですが『ローズ・ベルタン』は「ちゃんと面白い」のがいいですねw 絵にも力があるので、彼女が仕立てたドレスでクライアントが大変身するシーンの大ゴマはどれも息を呑む美しさで迫力があります。