あらすじ
<「水木しげる漫画大全集」FINAL SEASON!>「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」といった代表作はもちろん、幻の貸本や新聞掲載の1コマ漫画まで、あらゆる水木漫画をコンプリート。未収録原稿や、カラーイラストなども余すことなく収録した唯一無二の完全版をお届けします。京極夏彦責任監修『水木しげる漫画大全集』第3期全35巻刊行開始!! 『水木しげる漫画大全集』(2013-2015)、第3期、第15回配本。★収録作品 「方丈記」「水木しげるの泉鏡花伝」 ★資料編 ★解説「『ねずみ男』と呼ばれて」山岸凉子(漫画家) ★初出一覧 ★付録「茂鐵新報」330号(通巻98号)・ある日の一言「鏡花もやっぱり“霊”について解っていたから」・解題「方丈記/水木しげるの泉鏡花伝」(ほか) ゆく河の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず―― 平安鎌倉期を生きた歌人、鴨長明の苦労に満ちた人生を描いた、伝記漫画「方丈記」。さらに、「黒猫」「高野聖」といった代表作のコミカライズと共に、明治大正期に活躍した文人、泉鏡花の生涯を描いた、「水木しげるの泉鏡花伝」。孤高の文学者の伝記2作品を収録! ★解説「『ねずみ男』と呼ばれて」山岸凉子(漫画家)
あらすじ
嘘つき。一生私を守ってくれるって言ったのに。愛する夫は、忘れ形見を残して逝ってしまった―。幸せな結婚生活から一転、静香は自分の力で夫の分まで頑張って子供を育てようとするが要領も悪く、疲れ切っていた。そんな時出逢った県議会議員秘書の裕介は、強引だが面倒見のいい太陽のような男。「そんな淋しい笑顔を見ているとね、守りたくなるんです」かつての夫と同じことを言う―。惹かれていく気持ちと亡き夫への気持ちで揺れる静香だが、周囲はその恋を許さなかった。古都・金沢を舞台にしっとり抒情あふれるご当地ロマンス・石川県。