名前も住所も謎につつまれている“ミッドナイト”と呼ばれる男は、もぐりで深夜のタクシードライバーをしていた。彼は脳死状態の恋人を治すため、金が必要だった。とうとう天才外科医のブラック・ジャックを訪ねたミッドナイトは、手術が失敗したら恋人の内臓を提供するという条件を出されるが……。手塚マンガ後期の傑作、第1巻登場!
夜はいろいろな顔をもっている その顔をひとつひとつのぞいていく男がいる その名をミッドナイト
確かに「衝撃の最終回」だと思う
人も、武器も、クスリも、死体も── 如何なる物も“ワンメーター1万円”で必ず運ぶ。最強最速のタクシードライバー「運び屋・ラバ」!! 『全生物に告ぐ』のオオヒラ航多が新たに描く、激走スピードカーアクション×銃弾飛び交うド派手バトル!!激情が今、最高速度で駆け抜ける!!
社長の腰巾着、借金まみれのスピード狂、根性ゼロの元自衛官、なまりが強すぎて「シ」が言えない運転手……。北の地の「楽園タクシー」には珍獣たちがいっぱい。アクの強いおっさんたちの独自の生態系が織りなす人情譚(?)コメディー、開幕――!!
楽園タクシーに生息する癖が強すぎるおっさんたちの日常
雨の日しか走らないタクシー。そのタクシーに乗ると人生を見つめ直し、得る者もいれば失う者もいる――。営業マン、技術屋、工場勤務……。激動の日本経済の中、歯を食いしばって働く男たちへの12の応援歌!
細野不二彦新境地! タクシー業界人情物語決定版!! 関東近郊Z県の株式会社児見山(こみやま)タクシーは、通称「ゴミ山」タクシーと言われるほど荒んだタクシー会社。そんな一癖もふた癖もある運転手たちの只中に、矢野陽芽(やのひめ)という美人ドライバーが新人としてやってきた。ヒメちゃんはゴミ山タクシーの救世主となれるのか? 日々現れる色々なお客さんを相手に、ハートフルな物語が毎回展開します。ヒメタク発進! 今日はどんなお客様?
伊万里すみ子の傑作ラブストーリー3作品を収録したオムニバス短編集。深夜タクシーの女性ドライバー・松永未記(まつなが・みき)は、勝手に乗り込んできた上杉(うえすぎ)らに無線機をいじられてしまう。その翌日、無線で呼び出された未記は、再び上杉を乗せるのだが、調子の悪いブレーキのために自損事故を起こしてしまう。その時、涙を流しながら謎の言葉を口走る未記に、上杉がキスをして……!?表題作ほか、「あざやかな誘惑」「秋のシルエット」を収録。
梅田セナは、大阪の下町に住む元ヤンの女の子。運転技術を見込まれたセナは、小さなタクシー会社のドライバーとなる。大阪のコテコテの客たちを相手に、繰り広げられる人間模様。セナはタクシーを転がし今日も行く──。
カオスな街でカオスな客を乗せ、今日もタクシーを走らせる。
深夜のみ営業の個人タクシー運転手・ミッドナイト。さまざまな事情を抱えた乗車客との、悲喜こもごもの連作短編! かつての暴走行為で事故に巻き込み、脳死に陥らせてしまった女友達の治療のために、深夜専門のタクシーとして金を稼ぐミッドナイトは、ある夜、船員会館の近くの公園で赤いタータンチェックのシャツを着た少年に出会う。界隈では毒入りのチョコレートが置かれており、どうやら少年はその被疑者のようだった。(ACT.1)他、8編を収録。
職なし・彼女なしのジローがひょんなことから、ペットタクシーで働くことに。きっかけは近所の飼い犬を獣医に連れて行こうとタクシーを止めるが断られ、ペットタクシーを頼んだことだった。現れたのは経営者でもある寧々。ひとめで恋に落ちてしまったジローは下心いっぱいでアルバイトをすることになった。ある日、コーギー犬をドッグランに連れていく際に、着けていたアクセサリーを飲み込まれてしまい―――!? ほかに胃捻転を起こした大型犬や噛み癖のあるプードル、保護猫など動物たちがいっぱい!
新米女性タクシードライバーのみいちゃんはドジでおっちょこちょい。タクシー売り上げはいつも最低だけど、元気いっぱい頑張ってます!!今日もみいちゃん発車オーライです!!
恋の争奪戦はデッドヒート!!優しすぎる男を独占する方法をお教えします!3人の女と1人の男。その秘密は――?杉浦杏子は、気性の激しいバツイチの30歳。でも今はレーシングカート仲間で4つ下の浮谷誠と恋愛中!ある日、誠がタクシー勤務中の事故で瀕死の状態に。駆けつけた病院には2人の「彼女」・瞳とまりもがいた。意識の戻った誠を問い詰めると、「誰か1人を選ぶことは出来ない」と言い…。杏子たち3人は、事故で片足を失った誠のためにタクシー会社を興し、「たった1人の女になる」ために働き始めるが…?個性的な女達が繰り広げる痛快ノンストップ・ラブストーリー!!収録作品:セクシー・ドライバーvol.1~4/NEXT・LOVER
医者のブラックジャック、代役専門の舞台役者の七色いんこと並ぶ裏稼業プロ三部作のひとつです!今回の主役は、無免許タクシードライバーのミッドナイトこと三戸真也!!1986〜1987年にチャンピオンで連載された作品です!! ブラックジャックこと間黒男もゲスト出演しています。ゲスト出演どころか、最終話のかなり美味しいところでもガッツリ出てるので、見ようによっては、ミッドナイトという作品自体がブラックジャックの壮大な長編の1話のようにも思えてきます。 そのラストはかなり意外なおわり方でした。。。基本的にはヒューマンドラマ・人情ものの1話完結が続くBJ方式ですが、通底するストーリーがあり、入院中の女(スケ)のため、タクシードライバーをやりつつお金を稼いでいる、というものでした。なので、そのスケの病状のゆくえや、背景に隠されたドラマなどがものすごく気になりながら読んでいったのですが、まさかあんな感じの終わりかたとは・・・。けして期待はずれで面白くない、ということではないのですが、想像と違ったのでびっくりしました。繰り返しますが、完全にブラックジャックの話になってます。 ちなみに私が好きな話は、以下のとおりです。 ・トン骨の話 ・お茶の水博士の話 ・タヌキの話 ・平さんの最終出勤日の話 ・猫の引っ越しの話 気に入ったセリフは「空き巣は芸術だぞ、オレ芸術家だからベレーをかぶる」です。