リコピン100%

楽園タクシーで働く配車係とドライバーのおっさんたちの日常たむらあやこ先生のお父さんが働いている会社がモデルになっているらしい。モアイで連載している。
お世辞にもガラがいいとはいえず、主人公の中谷さんが同僚から物取りと疑われた時に「嘘つきとドロボーしかいないような会社」と言ったんだけど、わりとそんな感じでだいたいみんな素行が悪い。そんなおっさんたちがいがみ合ったりたまに手を取り合ったりお客と揉めたりする話。

2話目のスピード狂のドライバーのおっさんの話は、ババアに煽られてレースに発展する話で結構笑った。あとは医者に気に入られてほとんど専属の扱いになったおっさんの話は人情系の話で好き。ギャグから人情ものまで幅広くあって、サクサク読めるのでおすすめ。

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メゾン・ド・ねこ

メゾン・ド・ねこ

かわいい、ほほえましい、奥が深い……ねこ漫画とイラストの「集合住宅」。描いた人は有永イネ、大川ぶくぶ、今日マチ子、黒田硫黄、コンノトヒロ、櫻井エネルギー、桜井のりお、左藤真通&市丸いろは、真造圭吾、高浜寛、竹内佐千子、たむらあやこ、土塚理弘、中川いさみ、ひぐちにちほ、深谷かほる、藤沢カミヤ、松本救助、やまだないと、横山キムチ、はらだ(イラスト)。『夜廻り猫』単行本未収録のカラーイラスト掲載。

おちおち死ねない~借金だらけの家で難病になった私のライフハック~

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10万人にひとりと言われる難病を発症し、生死の境をさまよったものの、家族の助けを得て長年の夢だった漫画家デビューを果たした著者。テレビ、新聞などでも数多く取り上げられ、その家族の絆の強さもいたるところで散見されたが、実はその姿は著者の壮絶な闘病を経てようやく得た平穏な家族の形だった――。ギャンブルによる借金を重ね、何度も失踪する父。家の中は常にお金の問題で、進みたい進路に進むことも夢のまた夢の極貧生活。ようやく自立に向けて就職した矢先の発病――。不運の連鎖の先で得たものは、長年の夢である漫画家という職と「まともな父」だった。闘病エッセイの傑作、『ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!』(講談社刊)の著者による真実の闘病記!!

ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!

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函館の病院で働く22歳の新米看護師・たむらは、ある日突然原因不明の高熱に襲われ、動けなくなってしまう。いくつかの病院を転々とした後、たむらは脳神経内科のサトウ医師により、ギラン・バレー症候群と診断される。身体の自由と普通の日々を奪われてしまったたむらの、長く険しい闘いの日々が始まった――。

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