子育てマンガの感想・レビュー111件<<12345>>漫画家夫婦の育児奮闘記ニブンノイクジ うめ名無し家事と育児を両立する日々に悪戦苦闘しているエッセイコミックです。読むと母親って本当に大変だなぁって思いますね。常に男性よりも女性のほうが、責任が重いし大変な思いをすることが多いのは少々不公平だなと。でもこの漫画はそんな不公平感よりも、ポジティブに突き進んでいるお母さんの姿に心打たれました。 2匹の飼い猫も仲が良くて赤ちゃんを守ろうとしている様子が伺えて、猫好きとしては羨ましい限りです。 イマドキの育児事情が分かって勉強になるし、その合間にユーモアがあって面白かったです。出産、育児で夫婦の関…産後クライシス【合冊版】 矢野ゆなaico出産、育児で夫婦の関係ってまた変わるんだなって予習になる本。幸せなことも多いだろうけど、問題もみんな色々抱えて生きてるのかも。ゆずゆちゃんが可愛いすぎる!!愛してるぜベイベ★★ 槙ようこ名無し学校で大人気のイケメン結平くんが、保育園児のゆずゆちゃんを母親代わりとなって面倒を見ていく漫画です。見どころは、やはりゆずゆちゃんの可愛らしい姿です!こんな子どもがいたら私も可愛がりたいなってつい思っちゃいます。また、結平くんが愛情深くゆずゆちゃんの面倒を見ることで、2人の関係が深くなっていくところも素敵です。夫婦愛と親子愛に涙する感動の一冊セブンティウイザン タイム涼介まや70歳で初妊娠、そのまま出産した老夫婦のお話。 突拍子ない話に思えるが、実際は夫婦愛と親子愛、周囲の人々との関係性を丁寧に描いたヒューマンドラマの趣で好感がもてる。 晩年になってからの初めての妊娠に驚き戸惑い、それでも出産と育児に臨むおばあちゃんと、彼女を懸命に支える夫の姿は、互いへの誠実な愛情にあふれている。家族を作るのに大事なのは年齢よりも覚悟の有無だ、と痛感させられる。 おそらく作者は妊娠出産経験者(orその夫)であり、両親学校の話や妊娠して電車が怖くなるなどは私も経験があり納得がいった。好奇心で読み始めたけど普通に感動できる良漫画です。厳選!読んでほしいこのマンガサンダー3著者:池田祐輝6巻まで刊行作品情報はこちら妻ではなく子どもが主役の育児奮闘記妻と僕の小規模な育児 福満しげゆきnyaeとても悲壮感のある表紙で、実際に福満しげゆき先生のお子さんは生まれてから度々病院のお世話になってますが、読み心地としては「僕の小規模な生活」などの私漫画とそう変わらないので楽しく読めます。あとがきも相変わらずいい。 夫婦のバトルは少なめかもしれません。 福満先生の“妻”は読者にとって最初からずっと“妻”でしたが、そこに“母”という肩書が増えたことにより妙に寂しさというかなんというか、変わらないことなんてないんだな…みたいな、よくわからない感情になりました。わかる…目に入れたら痛いです。 花津ハナヨ名無し子育ての辛さとかしんどいところとか育児あるあるネタを、ユーモアを交えて書いているので、ほっこり読めるいい作品です。子育ての漫画は、結構愚痴がきつめだったり、ツッコミが荒めだったりしますがら、こちらは柔らかい表現で描いてあるので、大笑いできるわけではないけど、愛らしい登場人物を見てクスッと笑える作品です。どのストーリーも短いコマ漫画のなかにギュッと凝縮されていて笑いを誘うものばかり。子育ての大変さが、このコミックでずいぶん気分が紛れました。どこも同じように苦労して子育てしているんだということが分かります。命が繋がれていくことの奇跡。コウノドリ 鈴ノ木ユウPom 30巻読了。 ドラマ1、2シーズンと見てましたが、原作は初めて。 恥ずかしながら一つの命が生まれることは、普通じゃないんだって本当に奇跡なんだなって当たり前じゃないんだなと思わせてくれる考えさせてくれる素晴らしい漫画。 今、普通に心臓が動いていること、生きていること自体が当たり前じゃないんだなって思う。 自分を産んでくれた母親と母親を産んでくれた祖母と、、って、命が繋がっていて生きていくことの偉大さを感じる。 ふっと気が抜ける場面もあるから、読んでいて肩も凝らないし、色んな年代の人に勧めたいなと思う漫画です。 30巻で完結と勝手に思い込んで読み始めたのだけど、まだ続き読めるのは素直に嬉しい。 わたしは登場人物皆それぞれ素晴らしいと思うけど、四宮先生のクールだし冷たいけど内に秘めた情熱、不器用で伝わらないけど妊婦さんへの冷徹な優しさに何度かグッときた。産後あるある産後クライシス【合冊版】 矢野ゆな名無し出産経験者ならだれもが直面する産後あるあるが描かれてます。夫婦間でギクシャクしてくるのは良くあることです。産後うつやセックスレスなどの諸問題を取り上げることで、主人公を通して産後クライシスの乗り越え方を学ぶことができるのだと思いました。70歳で初産セブンティウイザン タイム涼介名無し65歳の定年退職済みの夫と、70歳の妻が初めて子どもを授かる話です。現実にあり得るのか?...はさておき、テーマが面白いので楽しく読めます。妻の夕子さんが妊娠中に調子が悪そうにしていた時に、夫の朝一さんが「脳梗塞!?」と疑う所がツボでした(笑)シリアス過ぎないのが良いユンタのゆっくり成長記 たちばなかおる名無しダウン症のユンタくんを育てるお母さん目線の漫画です。作者さんの実話をもとにしているそうで、親の悩みや周りの反応などがリアルに描かれています。あんまりシリアスな雰囲気に寄りすぎず、お母さんとお父さんがとにかく明るい。障害がある子を持つご家庭、育児について知ることが出来ました。赤僕赤ちゃんと僕 羅川真里茂名無しまだ赤ちゃんの弟を残して、母親が交通事故で亡くなってしまった小学生の少年と、そのお父さんが主人公の話です。少年のクラスメイトの大家族の子や、様々な仲間との交流を通して、育児を覚えたり、家族との大切さを感じたりする話です。後半はお父さんとお母さんの馴れ初めがあったりと、小さなエピソードの積み重ねがとても印象深くて、感動系のお話を読みたい方にはぜひおすすめしたいシリーズです。命の大切さコウノドリ 鈴ノ木ユウ名無し赤ちゃんが生まれるということは、沢山の奇跡が重なって起きることなのだと改めて気付かされました。 妊娠や出産はいろいろ予想外な事が起きるのです。 鴻鳥先生は人の気持に寄り添って考えてくれる先生です。 こんな優しいお医者さんが一人でも多く増えてくれたらと思います。軽いノリで学べる育児ママはテンパリスト 東村アキコ名無し東村アキコさんが29歳で妊娠・出産し、子育てに奮闘するエッセイ。何事も、作者特有のフランクさで描かれているので、さくっと勢いで読めます。 将来こどもが欲しい人に、すでにこどもが自立した育児経験者に、とりあえず育児がどんなもんか知っておきたい人に。もちろん現在育児進行形で疲れている人にも。今度は育児!ヒヤマケンタロウの妊娠 育児編 坂井恵理nyaeヒヤマケンタロウの妊娠から2年後くらい、ケンタロウは無事に出産。息子の幸太郎の育児と仕事を難なくこなしている…わけもなく。 シンパパとしてバタバタの日々。 いまだに妊夫(妊娠してる男性)に対する世間の理解はほとんどなく、というよりケンタロウが注目されていたときからまた認知度が低くなってしまっていた。妊夫自身も妊娠が恥ずかしいことだという認識がなくならない。 ケンタロウがかつて自分の居場所を作るためにたちあげた父と子向けのカフェも、利用者が増えず閉店の危機に。 そんなとき、人気男性アイドルの妊娠が発覚し、芸能界を追いやられてしまう…。 男の妊娠が可能になっても男女の性差が浮き彫りになり、本当の平等って難しいのだなと。ありえないことを題材にしてるのに、めちゃくちゃリアルなのが本当にすごいし面白い。 生理ちゃんとかもそうだけど、男の身に起こらないことなら知らなくてもいいという考えは通用しない世の中になっていて、そういう方向にどんどん変わっていけばいいなと思う。たのしそうシェアファミ! 日下直子大トロ※ネタバレを含むクチコミです。ワンオペ育児の大変さとその緩和策シェアファミ! 日下直子兎来栄寿『大正ガールズエクスプレス』など、男性でも読み易い少女/女性マンガの名手である日下直子さんの最新作。ワンオペ子育てに限界を感じている三人のシングルファザーが、ルームシェアして一つ屋根の下で助け合いながら育児をしていく物語です。 開始4ページで登場する、出産・育児に対する世間の無理解。嫌な「あるある」ですが、世の中にこういう人や臆見は多いよな、と思ってしまいます。 逆に、主人公がいが自分一人だけで双子の育児をせねばならぬとなった時の想像できなかった苦労、そして一杯一杯の時に自分以外の大人が家にただいてくれるだけで救われる心地など、子育てを経験した人にとって思わず共感してしまうであろう描写が多数。 誰にも頼れずに孤立してしまい一人で抱えて苦しむことがが子育てで最も辛い時であると思いますが、それを緩和するための一つのやり方として現実的にも有り得る選択肢だと感じます。勿論、条件は難しいですし赤の他人と突然暮らすことで生まれる問題なども生じます。その辺りにもしっかり手は入れられています。その中で出てくる「基本的に他人に期待するべきではない」「けれど他人はたまに期待を超えてくる」という件は正にその通りだなと。 読むと子供を育てることの大変さが解り、現在や未来のパートナーを労わる気持ちが生まれるかもしれません。その内実写化されそうな内容です。子供の頃アニメで見て赤ちゃんと僕 羅川真里茂名無し原作はためし読みで初めて見ました。 このアプリで全巻読みたくなりますね。 子供の頃からアニメで見て大人になってから見ると 自分は子供好きだったんだなぁ可愛いなぁ子供が、、、。 子育て小学生が日本の家族観を揺さぶる赤ちゃんと僕 羅川真里茂あうしぃ@カワイイマンガ母を亡くしたばかりの小学生・榎木拓也。彼の前には、泣いてばかりの弟、稔。母はなくても子育ては待ってくれない。家事に育児に忙殺され、苛立ち苦しむ拓也。それでも……やっぱり弟、可愛いかも。 —- ハートフルコメディというには、ちょっと息苦しく、それでも愛おしい作品である。 ほんの1、2歳の幼児にべったりで面倒を見る、思春期間近の小学生である拓也。子育てがうまくいかず、悩み、苛立つ彼の様子が、綺麗事を抜きに表現されるので、この作品で子育ての辛さに向き合うことになった読者の少女(そして私を含めた少年)は、ショックを受けたものである(昔話)。 家庭から目を外に向けると、拓也の前には、家庭や対人関係に苦しみ、傷ついた人達が現れ、捻じ曲がった言動を彼にぶつけてくる。 しかし拓也は、まっすぐさと優しさで彼らに接し、その捻じ曲がった心に気づかせて、本来の優しさを取り戻してやる。その優しい着地に私達は安堵しながらも、何か心を抉られたような痛みも同時に感じる。 家庭とは、性差とは、愛情とは……コメディに隠されて提示される問題意識は根深い。この作品を読んだ少女(私を含めた少年も)は、自分を支えている価値観や、甘く楽しい将来像を、激しく揺さぶられた。 2019年の今、この作品を読んでも、日本の家族観・性差の問題というのは、なかなか変わらない部分があるなぁ、と気付かされる。そういう意味で、1990年代のこの作品は今だに読まれる意味を持つし、この作品の問題意識を、新しいやり方で表現する漫画が、現れて欲しいと思う。 拓也の笑顔の向こうには幾千万の、年上・女(今作ではむしろ男)・母といった役割を押し付けられ、苦しんでいる人がいる。そういう人達のためにジェンダー論で戦う前に、まずはこの作品を読むことで、むやみに人を傷つけない、優しい解決を目指したい。最後まで読むべしうさぎドロップ 宇仁田ゆみさいろく最後の最後まで読み、そこで当時論争が各所で起きた。 そのぐらい読者全員惹き込まれていた事がわかる。 賛否両論とはまさにこのことで、最後のあれはアリかナシか。 はたまたこうすれば良かったとか、こうなってたら良かったとか、大吉はこうすべきだったとか。 思いの丈を吐き出す場が必要になった。そんな作品。 ちなみに鬱エンドとかではないので安心してほしい。 私はこの作品がすごく好きだったし、最後のも大賛成派だ。 読み切った後、宇仁田ゆみ先生最高!と感動して溜め息と共に本棚に戻そうとして、明日も振り返ろうとリビングにあえて置いたぐらいだ。 みんながみんなそうだと思って、同じく読んでいた上司にその話を振ったが彼女はウ~ンと唸った。 そこから呑みに行き、お互いにどうだったかを素直に語り合った。 この作品が多くの人に既に届いているのは知っているが、未読の人は是非読んで感想を語ろう。 私が読んだのは連載当時だけど、いつ読んでも素晴らしい名作なので。ビバ!農業!!百姓貴族 荒川弘マウナケア大学は農学部、田舎育ちで母方の実家は牛を飼っていたり、近所には東京農大もある…と、私にとって懐かしくなじみ深い話題がたっぷり。この漫画、ネタっぽく受け取られるかもしれません。ですがこれ本当(たぶん)。ウチのほうじゃ、鳥のつついたみかんは甘いってんで農作業の合間に食っていましたし、冷凍庫開けたらつぶした子豚がこっち向いて入ってたこともありました。豚の去勢シーンも、やったことあるからこそ自主規制に納得。私はすでに農業と離れているのでクスッと笑えるという感覚でしたが、身近に農業を感じている人は、半端なく共感してしまうはずです。そして農業に縁のない人には、農家がいかに大切かがわかり…って話ではないのですが、小豆がなくなると郷土銘菓・赤福が食べられなくなると知り、無条件で農業を応援したくなりました。ビバ農業と言っておこう。ここ1年でTOP10に入る赤ちゃん本部長 竹内佐千子さいろくと言いたいぐらい好き。 ちゃんとカウントしてないけど・・・ とりあえず好きな作品に好きって口コミ書いてって残しとこうと思う。 最初の設定は割とすごいんだけど(最初だけほんとどうやって出勤したのか謎、と思ってたけど後に想像つくようになる) 周りの順応性と自分の会社の本部長に照らし合わせてみると意外と本部長してて良い。語彙力を上げたい。 何より部下たちから愛される存在の本部長だけど、つい先日までは普通のおっさんだったんだとわかるところも多々あってとても草。 そして今のところ2巻までだけど全体通して温かみ、人情味?に溢れていてとても好みです。島●作より好きとか言ったら怒られるだろうか大きくない小さな幸せよつばと! あずまきよひこnemuke何かが起きるわけじゃない。 世界を壊す敵もいないし、それを救うヒーローが出てくるわけでもない。 大きな問題も起きないし、解決することもない。 「何も起きないつまらなさ」ではなく、「何も起きないからこそ感じる日常の小さな幸せ」の集合体を感じることのできるマンガだと思う。 めちゃめちゃ面白い+ほんわか実感できる本です。アスペルガー症候群の男が父親になったらプロチチ PROFESSIONAL FATHER 逢坂みえこ名無し専業主夫の育児漫画といえばそうなのですが、主人公の徳田直は人間関係も仕事も全く上手くいかず、産休を終えた妻が職場復帰したのと同時に専業主夫として家事育児をほぼワンオペで行うことになった、アスペルガー症候群の男です。 直は一つのことに固執したり、人の発言をそのまま受け取ってしまう、また嘘や社交辞令が一切言えないため、周りの人から距離を置かれることも多いが、どうすれば息子の太郎を無事に健やかに育てることができるかを、納得できるまでとことん考え、調べ、時には自分で実験し、身につけてゆく。 バリバリ働く妻が、とても明るくて物分りが良く直の最大で唯一の理解者です。周りの人もだんだんと理解を示していきます。 難しいことは描いていないので、サラサラ読めます。 発達障害に対する理解につながるだろうし、育児するうえでの有効な知識も得られると思います。 結局、育児は母親と父親どっちがやろうと大変であることには違いがないですね。でもやらないと得られない発見や楽しみがあるんだろうな、と思います。槙ようこ作品はいい愛してるぜベイベ★★ 槙ようこ名無し槙ようこを通って来ていないのでこれを機に読み漁ってます。 ゆずゆちゃん可愛い! 作者が描くのをやめても漫画はずっと残るので読める時に読むべきですね。 ゆずゆときっぺいの対比がいいです。 少女漫画に子供が登場するとイライラしてしまうことがあるんですが、この漫画からはそんな感じ全くしません。 重い設定なはずなのに暗い気持ちにもならない、素敵な漫画です。<<12345>>