ヒヤマケンタロウの妊娠から2年後くらい、ケンタロウは無事に出産。息子の幸太郎の育児と仕事を難なくこなしている…わけもなく。
シンパパとしてバタバタの日々。

いまだに妊夫(妊娠してる男性)に対する世間の理解はほとんどなく、というよりケンタロウが注目されていたときからまた認知度が低くなってしまっていた。妊夫自身も妊娠が恥ずかしいことだという認識がなくならない。

ケンタロウがかつて自分の居場所を作るためにたちあげた父と子向けのカフェも、利用者が増えず閉店の危機に。
そんなとき、人気男性アイドルの妊娠が発覚し、芸能界を追いやられてしまう…。

男の妊娠が可能になっても男女の性差が浮き彫りになり、本当の平等って難しいのだなと。ありえないことを題材にしてるのに、めちゃくちゃリアルなのが本当にすごいし面白い。
生理ちゃんとかもそうだけど、男の身に起こらないことなら知らなくてもいいという考えは通用しない世の中になっていて、そういう方向にどんどん変わっていけばいいなと思う。

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どう考えても彼氏の妊娠を隠してアイドルのトップになろうというのが上手くいくわけがない。母親の呪いがあるなら余計に…
世間がどう言おうと交際を明らかにするか、別れるかの二択だね

芸能界の闇…とりあえず一言謝る、でおわり。ますます交際発表からは遠のきますね
ケンタロウも本意ではない方向で有名になってしまってどんどん悪い方へ話が進んでいってしまいそう。

ケンタロウがうじうじしないで常に前向いてやるべきことを考えてる性格なのが救いだな〜。

あとやっぱり妊娠して子供を生んだからっていきなり「母」になれるわけじゃないし、それは男が生んでも同じで、結局は世の中の性差意識が変わらない限りはどっちが生もうが母親が犠牲になることが多い、ということがこの漫画では描かれてる。
現実と非現実が同居してるのが不思議なんだけど違和感ない。

結局、櫻と聖也の関係は公表しないのか。
ひとまずケンタロウと亜希の微妙な距離感が縮まったみたいで良かったよ。

ひやまけんたろうのにんしんいくじへん
ヒヤマケンタロウの妊娠 育児編(上)
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