名無し2020/09/03キャラが立ってて読みやすいロシア育ちでバレエをやっていたという主人公は精悍な顔立ちの気が強い青年なんだけど、母から日本語を覚えたため喋り方が女っぽい…というキャラのパンチがすごくよかった。 面白いかって言われるとうーんって感じなんだけど、とにかくキャラがよくて歌舞伎の描写もリアルで重厚で読み応えがあった。HANAGATAこやす珠世
名無し2020/05/25歌舞伎に魅入られた若者たちの数奇な運命結婚式で起こったある事件をきっかけに、若者たちが歌舞伎の世界に足を踏み入れていく物語です。主人公の藤田日和と仲井貴一郎が前向きで情熱的なので、この2人には幸せになってほしいと思い入れてしまいます。さまざまな困難を2人で乗り超えようと努力する姿が素敵です。日和と貴一郎が入っていく歌舞伎の世界も面白いです。役者が裏でしている苦労とか、しきたりについても知ることができます。舞台に上がった役者の姿もとても美しいです。表情や衣装の描写がとてもきれいでした。花の家高見まこ
名無し2020/04/23女帝花舞の感想前作が面白く一気に読んでしまったので、今回も期待して読みました。前作は母彩香の話でしたが、今回はその娘の話です。まだ1巻ですが、母同様に様々な逆境に立たせながらも、トップを目指して頑張って欲しいと思います。同じ女性としてなかなか、踏み出せない生き方ですがそこに魅力を感じます。女帝花舞倉科遼 和気一作