読んで感動したり好きになった漫画は数多くあります。
それらは自分なんかじゃ到底創作できなかった世界を
見せてくれたわけでほぼ全面的にリスペクトしてしまいます。
とはいえ、そうは思いながらもなかにはいくつかは
あの展開に進まずにこういう展開に進んでくれたほうが
良かったのになあ、とか思う漫画もあるわけです。
とくに続編的な作品とかスピンオフ作品とか、
あからさまに物語を引き延ばした作品とかに。
そういう「僭越だけれども、あそこはこうしてほしかった」
という作品はありますか?
私は「北斗の拳」は好きですが、
修羅の国編に移行するあたりで、
いっそそれまでのケンシロウの個人バトルみたいな流れから、
バット隊とかアインの軍とかの各分隊の戦いを
総司令官的にケンシロウが指示を出して統括し、
ここぞというときにケンシロウの個人バトルを出す、みたいな
軍記物的な話になっても面白かったのでは、などと思ったりします。
またはそれまでの拳法vs拳法の戦いから、
vs異種格闘技の使い手、みたいな
敵キャラが登場する話にしても面白かったかも、とか。
あと、修羅の国に向かう船で、その時だけケンシロウが
サングラスかゴーグルみたいなものを装着しました。
あれはスタローンの映画「コブラ」のオマージュなのでは、
とかも言われているみたいですが、私、あれ好きでした。
カッコイイと思いました。
いっそそのあとはずっとあのファッションで登場して
欲しいと思うくらいに(笑)