読んで感動したり好きになった漫画は数多くあります。
それらは自分なんかじゃ到底創作できなかった世界を
見せてくれたわけでほぼ全面的にリスペクトしてしまいます。
とはいえ、そうは思いながらもなかにはいくつかは
あの展開に進まずにこういう展開に進んでくれたほうが
良かったのになあ、とか思う漫画もあるわけです。
とくに続編的な作品とかスピンオフ作品とか、
あからさまに物語を引き延ばした作品とかに。

そういう「僭越だけれども、あそこはこうしてほしかった」
という作品はありますか?

私は「北斗の拳」は好きですが、
修羅の国編に移行するあたりで、
いっそそれまでのケンシロウの個人バトルみたいな流れから、
バット隊とかアインの軍とかの各分隊の戦いを
総司令官的にケンシロウが指示を出して統括し、
ここぞというときにケンシロウの個人バトルを出す、みたいな
軍記物的な話になっても面白かったのでは、などと思ったりします。
またはそれまでの拳法vs拳法の戦いから、
vs異種格闘技の使い手、みたいな
敵キャラが登場する話にしても面白かったかも、とか。

あと、修羅の国に向かう船で、その時だけケンシロウが
サングラスかゴーグルみたいなものを装着しました。
あれはスタローンの映画「コブラ」のオマージュなのでは、
とかも言われているみたいですが、私、あれ好きでした。
カッコイイと思いました。
いっそそのあとはずっとあのファッションで登場して
欲しいと思うくらいに(笑)

自分にとってはモンキーピークシリーズがそれ。
ずっと読んでるけど、好きなだけについ文句が多くなってしまう。
あのキャラが生きてればとか
武器の威力や防御力がおかしいとか
言い出したらきりがないけど
ある程度現実感を取っ払わないと
面白い漫画にならないのもまた事実。

ネタバレになっちゃうからあんまり言えないけど『七つの大罪』のエスカノールは扱いがいいんだか悪いんだかって感じ…マーリンへの恋とかもシンプルに幸せになってほしかった…

将太の寿司2 World Stage

最近将太の寿司シリーズを全部読んだ人間としては、フランスを舞台にSUSHIの現在と未来を提示したWorld Stageはシリーズの締めに相応しいと思います。

ただ読む前はてっきり「革新派のデュカスVS日本の伝統派の寿司職人」で笹寿司VS鳳寿司みたいな戦いが繰り広げられると想像してたから…この展開が読んでみたかったな〜と心の底では未練がましく思っています…ww

サムライ8 八丸伝

偉そうな事言うと、話のわかり易さを疎かにしてなければ、
もっと良い作品として評価が残ったと思う。

まず導入から宇宙に飛び立つまでがのんびりしすぎで、
少年マンガなんだから早めに旅立つ展開にしてほしかった。

宇宙に行ったら行ったで、室内シーンがメインで宇宙感があまりない。
もう少し壮大さを演出してほしかった。
たぶんこの辺りからネットで過剰に叩かれ始めてたと思う。

登場人物も増え、ちゃんと読めば面白いのでまだ希望は捨てていなかったが。
細かいディテールを作り込んだ弊害というか、そのせいでストーリー進行の速度を落としていたのは勿体なかった。

最後の方で話の全体像が垣間見えたときは、物語の壮大さに驚いてやっぱりめちゃくちゃ面白いじゃん!と思ったけど…打ち切りになって気付かされるのは悲しい。

モンキーピークは、読者側にそういった「もどかしさ」を
募らせて、だから次も見ずにはいられない気分になるように
わざとやっていたんじゃないか、と思ったりします(笑)

僕のヒーローアカデミアは読んでみようかなとは思いつつも、
わりと「連載当初は良かったが・・」みたいな感想を聞くので
読み始めずにいる状態です。
ヒーローをアカデミアしているの、なんだか面白そう、
って思って読んだ人達それぞれの期待するものと
話の進行により提示されたものに違和感を感じる部分があるのでしょうね。
そう推測しながらもそれでも面白そうな漫画だなあとは思っているのですが。

とても面白い作品なので読むのはおすすめしています。
キャラもストーリーもすごい作り込まれていて、感情移入しやすくて、キャラ達の成長も楽しめますよ。
ただ、自分の場合感情移入しすぎて、シリアス展開の時に、え、大丈夫?これ、幸せになれるの?みたいな感じで辛くなってしまうんですよ。

ファッション!!【電子単行本版】

ファッション!!【電子単行本版】

「あの子は ファッション<見せかけ>の天才だった」――。新道 開(しんどう かい/36歳/妻子あり)、元ファッション業界の人間で、ガチガチの服オタク。ファッションをこよなく愛する開はある日、才能と情熱がありあまる新人デザイナーのジャンに出会う。ピュアでアツいジャンに心を動かされ、彼のブランドのショーを手伝い始めた開。やがて自分のスキルや人脈、エネルギーを惜しまず注ぎ始め、ついには休職まで!? だが、爆走する開も、二人を応援する人々も、まだ知らない。ジャンの「誠実な好青年」という顔が見せかけにすぎないことを――。開の能力と、ジャンの才能、2つの異能の物語は、果たしてどこへ向かうのか…!? 【※重複購入にご注意下さい※】本書は文藝春秋社にて配信された電子書籍「ファッション!!」の再編集版になります。

くーねるまるた

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マルタさんはポルトガルから来た貧乏だけど食いしんぼーな女の子。築70年のおんぼろアパートで、慎ましいながらもエンゲル係数高めな一人暮らしを満喫中。紅茶チャーシュー、鶏油炒飯、パン耳タルト、蟹風味のディップ…等々お金はなくても丁寧に。マルタさんの美味しい日々!!

パープル

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見た目は美人な女子転校生の浜本美央。女なのに女が好きな変わり者霧島小雪。ホモの体育教師など… 緒方学の周りには変わった人間ばかり…。そんな彼の周りの人間模様を同性愛や両性具有、近親姦などの刺激的な設定を盛り込んで描く問題作!

将太の寿司

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関口将太は一流の寿司職人を目指し、東京の名店・鳳寿司で働く18歳。まだ寿司は握らせてもらえない。ある日、中退した高校の同級生、藤原美智子が店の常連である父とともにやってきた。ほのかな恋心を寄せる将太。しかし美智子は、高校卒業とともに結婚するという。彼女に最高の寿司をプレゼントするため、猛特訓の末、究極の「型」をマスターする将太。将太の寿司職人としての人生が始まった。

将太の寿司2 World Stage

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「日本の寿司を殲滅しにきた」と豪語するフランス人寿司職人、ダビッド・デュカスが鳳寿司に現れた。旧態依然でガラパゴスと化した日本の寿司に比べ、世界ではSUSHIが急速に進化、発展、拡大しているという。佐治の息子、佐治将太は、ダビッドの作る寿司を見て、世界へ出ることを決意。金もコネも何もなくパリへと飛んだ将太は、美食の都で未来を握ることができるのか!?

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