サムライ8 八丸伝

偉そうな事言うと、話のわかり易さを疎かにしてなければ、
もっと良い作品として評価が残ったと思う。

まず導入から宇宙に飛び立つまでがのんびりしすぎで、
少年マンガなんだから早めに旅立つ展開にしてほしかった。

宇宙に行ったら行ったで、室内シーンがメインで宇宙感があまりない。
もう少し壮大さを演出してほしかった。
たぶんこの辺りからネットで過剰に叩かれ始めてたと思う。

登場人物も増え、ちゃんと読めば面白いのでまだ希望は捨てていなかったが。
細かいディテールを作り込んだ弊害というか、そのせいでストーリー進行の速度を落としていたのは勿体なかった。

最後の方で話の全体像が垣間見えたときは、物語の壮大さに驚いてやっぱりめちゃくちゃ面白いじゃん!と思ったけど…打ち切りになって気付かされるのは悲しい。

好きな作品だからこそ、こういう展開でも・・と思った経験にコメントする

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人気のコメント

名無し
1年以上前
読んで感動したり好きになった漫画は数多くあります。 それらは自分なんかじゃ到底創作できなかった世界を 見せてくれたわけでほぼ全面的にリスペクトしてしまいます。 とはいえ、そうは思いながらもなかにはいくつかは あの展開に進まずにこういう展開に進んでくれたほうが 良かったのになあ、とか思う漫画もあるわけです。 とくに続編的な作品とかスピンオフ作品とか、 あからさまに物語を引き延ばした作品とかに。 そういう「僭越だけれども、あそこはこうしてほしかった」 という作品はありますか? 私は「北斗の拳」は好きですが、 修羅の国編に移行するあたりで、 いっそそれまでのケンシロウの個人バトルみたいな流れから、 バット隊とかアインの軍とかの各分隊の戦いを 総司令官的にケンシロウが指示を出して統括し、 ここぞというときにケンシロウの個人バトルを出す、みたいな 軍記物的な話になっても面白かったのでは、などと思ったりします。 またはそれまでの拳法vs拳法の戦いから、 vs異種格闘技の使い手、みたいな 敵キャラが登場する話にしても面白かったかも、とか。 あと、修羅の国に向かう船で、その時だけケンシロウが サングラスかゴーグルみたいなものを装着しました。 あれはスタローンの映画「コブラ」のオマージュなのでは、 とかも言われているみたいですが、私、あれ好きでした。 カッコイイと思いました。 いっそそのあとはずっとあのファッションで登場して 欲しいと思うくらいに(笑)