「『坊っちゃん』の時代」や「孤独のグルメ」などの作品で知られる漫画家の谷口ジロー(たにぐち・じろー、本名・谷口治郎=たにぐち・じろう)さんが11日、死去した。69歳。葬儀は家族のみで営む。


訃報:谷口ジローさん69歳=漫画家「孤独のグルメ」 - 毎日新聞

色々読んだけど、特に好きなのは「事件屋稼業」「犬を飼う」「神々の山嶺」「K」かな

四季賞絡みだと堀尾省太さんもそうですね。

『刻刻』の堀尾省太さんの最新作『ゴールデンゴールド』がもうめちゃくちゃに面白い。マンバ通信では第2巻の発売に合わせて堀尾さんのロングインタビューをお送りします。まずは前編。堀尾さんの幼年期から『刻刻』までのお話から。

2016年のルーヴルNo.9特別展に行けたのは良い思い出であった。
谷口先生の展示は「千年の翼、百年の夢」のカラー原画で、とても美しかったです。
これ、雑誌掲載時は白黒だったのですね。単行本は是非オールカラー版を!

2016年のルーヴルNo.9特別展に行けたのは良い思い出であった。
谷口先生の展示は「千年の...

谷口先生の手帳に描かれたメモ全文

たったひとりでもいい
何度も、何度でも本がボロボロになるまで
読まれるマンガを描きたい。
あきることなく何度も開いて絵を
見てくれる漫画を描きたい。

それが私のたったひとつの小さな望み。

そんなマンガが私に描けたかどうか疑問は
あるが、今、頭の中で妄想している物語
その世界と絵はなんとなく見えているのだが
これをひとつの形にするのは難しく骨の折れる
作業となる。それでも苦痛を乗り越えた
楽しさがあるのもまちがいのないことだ。

2017年2月に死去した漫画家・谷口ジローさんの未発表絶筆が、2冊の単行本として12月8日に小学館から刊行される。1点は薄墨と鉛筆とホワイト(修正液)だけで執筆した『いざなうもの』、もう1点は原稿用紙を“横長”に2枚並べる見開きで描いたオールカラー作品『光年の森』。いずれも20…

いざなうもの』単行本の巻末にも載るそうです。

谷口ジロー追悼番組の中で、未発表作品の構想があったことが語られていましたが、おそらく『光年の森』がその作品にあたると思います。

番組内では、「神社の大木が、遠く離れた森の木々と言葉を交わすという壮大な構想」と説明されていました。

90年代に『父の暦』の取材で、故郷の鳥取を訪れた頃から、既にその構想を考えていたそうです。

「ESPRIT JAPON 特別編 ~谷口ジロー追悼番組~“怪物”と呼ばれた男が遺したもの」

谷口ジローの追悼番組「ESPRIT JAPON 特別編 ~谷口ジロー追悼番組~“怪物”と呼ばれた男が遺したもの」が、3月20日24時30分からBSフジにて放送される。

谷口ジロー作品について語ろうにコメントする
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谷口ジローコレクション

谷口ジローコレクション

【谷口ジローコレクションについて】谷口ジローの作品は海外での評価が非常に高く、主要作は軒並み20万部近い実売を記録、現在も毎月のように新刊が出版されています。この選集は、2021年以降の谷口作品の新たな盛り上がりを見越して、読者の要望に応えられるような質の高い作品集として準備しつつ、その国際的な評価を改めて日本国内で広め伝えていくものとして企画されました。本企画は、谷口ジロー作品を多数刊行している小学館と双葉社が合同で実施。2021年10月以降、小学館・双葉社から毎月1冊ずつ、全5巻(計10冊)を毎月同日刊行。装丁を揃えるなど、合同で取り組みを行って読者への訴求を図り、名作が将来にわたって読み継がれることを目指します。【本書の内容】<明治>という時間軸に交錯する群像を、関川夏央の気鋭の原作を得て、名手・谷口ジローが渾身の力で描いた話題作。歴史上の人物たちの同時代的邂逅が意表を突く!!明治三十八年。現代人たる我々が想像するより明治は、はるかに多忙であった。漱石 夏目金之助、数え年三十九歳。見通せぬ未来を見ようと身もだえていた──近代日本の青年期を、散り散りに疾駆する群像をいきいきと描く、関川夏央・谷口ジローの黄金コンビが放つ一大傑作。第二回手塚治虫文化賞を受賞。
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ビッグコミック

ビッグコミック

●「ゴルゴ13」200巻達成記念!! 世界で二人だけの200巻作家ビッグ対談!! さいとう・たかを×秋本治 ●200巻記念巻頭カラー!!『ゴルゴ13』 さいとう・たかを ●ビッグな特別読切!! 『グレてつ』 ちばてつや ●C級さらりーまん講座 山科けいすけ ●空母いぶき GREAT GAME かわぐちかいじ 協力/八木勝大・潮匡人 原案協力/惠谷治 ●川柳フレンズ 石原まこちん ●正直不動産 大谷アキラ 原案・夏原武 脚本・水野光博 ●BLUE GIANT EXPLORER 石塚真一 story director/NUMBER8 ●Deep3 原作・水野光博 漫画・飛松良輔 ●JUMBO MAX 高橋ツトム ●南風原カーリングストーンズ なかいま強 ●フォーシームNEXT さだやす圭 ●颯汰の国 小山ゆう ●はっぴーえんど-新型コロナ編- 魚戸おさむ ●昭和トラベラー 北見けんいち ●赤兵衛 黒鉄ヒロシ ●海帝 星野之宣 ●しょうもない僕らの恋愛論-特別編- 原秀則 ●ひねもすのたり日記 ちばてつや デジタル版限定配信!! 『ゴルゴ13 ビッグ・セイフ作戦』 さいとう・たかを ※『ビッグコミック』デジタル版には、紙版の付録、特典等は含まれません。
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BLAME!

BLAME!

弐瓶勉の傑作SF! カバーは新たに描き下ろし! 極限まで発達したインターネット世界。探索者・霧亥(キリイ)は「統治局への再アクセス」を可能にするために何千フロアも超構造体を放浪し、「感染前」の「ネット端末遺伝子」を求める。
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美!!

美!!

ぽやぽや天然系美少女の真(まこと)は、美形を見たら吐くほど苦手。それが高校入学早々、超絶美形なのに変人な陽(よう)先輩や美形のくせに乱暴者のむっち先輩に出会ったのが運のつき。無理矢理“美研”なるものに入部させられ、陽先輩に猛アタックされて大弱り。でも気になるのは、むっち先輩なんですってば~!
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先生!

先生!

【ページ数が多いビッグボリューム版!】島田響は高校二年生。ある日、友達から頼まれたラブレターを間違えて伊藤先生の下駄箱に入れてしまったことから運命は動き出した。今まで恋をしたことがない響だが、女ギライでクールだけど本当は優しい伊藤先生に徐々に惹かれていき…?
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月刊アフタヌーン

月刊アフタヌーン

『蟲師』(漆原友紀)完全新作特別篇が登場!さらに、伝説的名作『寄生獣』の重大発表&第一話再掲載まである、盛りだくさんで記念すべき電子版スタート号。雑誌版アフタヌーン2014年1月号の全掲載作を、欄外の小ネタやアオリまで含め収録した電子版です。記事ページもほぼ全てが雑誌と同内容。特別付録『蟲師2014カレンダー』までデータ化して収録!※通信環境によりダウンロードに時間がかかる場合がございます。
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ビッグコミックオリジナル

ビッグコミックオリジナル

最新単行本13集発売記念!! 巻頭カラー!! 『新黒沢 最強伝説』 福本伸行 巨弾読み切り巻中カラー!! 『さらばカエサル』中村真理子 ●釣りバカ日誌 やまさき十三+北見けんいち ●赤狩り 山本おさむ ●黄昏流星群 弘兼憲史 ●しっぽの声 夏緑+ちくやまきよし 協力/杉本彩 ●深夜食堂 安倍夜郎 ●前科者 原作:香川まさひと 作画:月島冬二 ●もふもふ 森栗丸 ●三丁目の夕日 西岸良平 ●刑事ゆがみ 井浦秀夫 ●出かけ親 吉田戦車 ●テツぼん 永松潔+高橋遠州 ●フルーツ宅配便 鈴木良雄 ●風の大地 坂田信弘+かざま鋭二 ●看護助手のナナちゃん 野村知紗 ●百年川柳 業田良家 ●充実コラム!! [オリジナリズム] 速水健朗 枡野浩一 坪内祐三 イラスト/和田ラヂヲ デジタル版限定連載!! 新連載!!『重粒子の旅 鼻にガンができた!』中川いさみ 『彩愛のひと』 曽根富美子 ※『ビッグコミックオリジナル』デジタル版には、紙版の付録、特典等は含まれません。
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神々の山嶺

神々の山嶺

【ページ数が多いビッグボリューム版!】エヴェレスト初登頂の謎を解く可能性を秘めた古いカメラ。深町誠は、その行方を追う途中、ネパールで“毒蛇(ビカール・サン)”と呼ばれる日本人男性に会う。彼がネパールに滞在する理由とは!? そして、彼の正体とは…!? 巻末に、夢枕 獏[『神々の山嶺』漫画版によせて]+谷口ジロー[もうひとつの山嶺]収録
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犬を飼う

犬を飼う

▼第1話/犬を飼う▼第2話/そして…猫を飼う▼第3話/庭のながめ▼第4話/三人の日々▼第5話/約束の地 ●登場人物/私(仲間6人とデザイン事務所を開いている)、妻(陶芸教室の技術指導助手をしている)、タムタム(テリアと柴の雑種犬。オス)、ボロ(ペルシャ猫。メス) ●あらすじ/“私たち”の愛犬・タムタムは14歳の老犬。犬にとって食事の次に楽しみなのが散歩。日に日に衰えていくタムタムの足を気遣いながら、“私たち”は毎日タムタムを散歩に連れていく。しかし遂に起き上がれなくなり、死期を迎えるタムタム。最期までがんばり続けるタムタムの姿が“私たち”の胸を切なく打つ…「言葉を交わせない犬の死も人間の死も同じだ」(第1話)。タムタムを看取って1年、ひょんなことから“私たち”は飼い主に見捨てられたペルシャ猫のボロを飼うことになる。最初はひどいブスに見えたが、馴染んでくると何ともかわいい顔に見えてくるボロは3匹の子猫を産む。ボロの母親振りに純粋なものを感じ、“私たち”の心はやわらいでいく……(第2話)。 ●その他の登場キャラクター/秋子(“私たち”の家に家出してきた妻の姪)、富田獣医(信頼できる獣医師)、宮本さん(動物保護協会のボランティアをしている)
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