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川崎のぼる ~汗と涙と笑いと~ 展
2015年8月1日〜10月12日
三鷹市美術ギャラリー
1966年、「巨人の星」の連載が『週刊少年マガジン』で開始された。梶原一騎が原作を書いた父と子の相克を軸にした野球マンガは、少年誌で実力を発揮し始めた若手漫画家・川崎のぼるが作画を担当し、努力と根性によって弱者が強者に打ち勝つという日本の高度経済成長期における価値観と合致したことから、瞬く間に人気マンガへと成長する。 「巨人の星」(1966-71年連載)では劇画で培ったシリアスかつ実験的な描写に筆をふるった川崎だが、翌年には「いなかっぺ大将」(『小学一年生』~『小学六年生』1967-70年代前半連載)で、新たに〈笑い〉の側面を開花させる。その後も「荒野の少年イサム」〔原作:山川惣治〕(『週刊少年ジャンプ』1971-74年連載)、「てんとう虫の歌」(『小学一年生』~『小学六年生』1973-75年連載)など、アクションや家族愛まで様々な作品を世に送り出し、70年代末からは青年誌にも活動の場を広げ、幅広い題材を描き分ける確かな技術は今なお高く評価されている。 本展覧会では、大阪で貸本漫画家としてデビューした初期の作品から、上京と前後して劇画作家たちと交流した青春時代、1967年から三鷹市に居住し生み出された作品など、戦後マンガ史と共に歩んだ川崎のぼるの約60年にわたる画業をふりかえる。
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仮面ライダー 栄光と絆展
2016年7月9日〜8月28日
横手市増田まんが美術館
仮面ライダー生誕45周年を記念して「仮面ライダー 栄光と絆展」を開催します。 石ノ森章太郎先生作画の「仮面ライダー」原画展示や歴代仮面ライダーをパネルで紹介! また、「仮面ライダー3号」の愛車「トライサイクロン」の実車も会場内に展示します!
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『多重人格探偵サイコ』完結記念&画業30周年記念 田島昭宇原画展『HUMAN GUS DAYS』
2016年7月8日〜8月3日
space caiman
『多重人格探偵サイコ』完結・最終24巻の2016年7月4日発売に伴い原画展を開催致します。 画業30年間で描かれたイラストのラフ画、『多重人格探偵サイコ』1巻〜24巻のマンガ原画原稿を大量展示、扉イラストのラフ構想案など、多数展示・販売致します。 その他、原画展開催記念グッズの販売あり。 モノクロームに切り取られた世界とその過程を原画でじっくりご鑑賞ください。 ※15歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
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しりあがり寿の現代美術 回·転·展 東京会場
2016年7月3日〜9月4日
練馬区立美術館
しりあがり寿は、朝日新聞に連載中の「地球防衛家のヒトビト」をはじめ数多くの独特の批評精神に満ちたギャグ漫画で知られ、その仕事は文芸春秋漫画賞や手塚治虫文化賞・優秀賞を受賞するなど高い評価を得ています。最近では、東日本大震災後の日本をテーマにした漫画集「あの日からのマンガ」が大きな話題となったことは記憶に新しいことです。  その一方で、墨絵インスタレーション、アニメーション映像などの手法を用いて、自身の漫画と関連しながらもそれ自体で自律した現代アート作品も発表しています。また近年、様々な日用品などを回転させる一連のインスタレーションも展開させています。  自身初の個展となる本展では、これまでの多様な仕事に触れつつも、特に回転インスタレーションを中心に新作を大規模に展開します。日常の事物、美術作品、映像など多岐にわたる品々を様々な方法でひたすら回転させます。回転はそれ自体のシンプルな動きの中に、命を吹き込む生命感、固定概念の破壊、関係性を喪失した空虚さなど多元的な意味を投げかけます。ギャグとシリアス、ナンセンスと哲学、サブカルチャーとアートなど様々な境界の間から独自の表現を試みるしりあがり寿の感性が、人間や社会、芸術について笑いと共に考えさせる機会を提供し、幅広い層に大きな反響を巻き起こすでしょう。
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山上たつひこ 原画展 ~『文藝別冊 山上たつひこ』(河出書房新社)出版記念~
2016年7月2日〜7月12日
スパンアートギャラリー
『文藝別冊 山上たつひこ』出版記念原画展を開催します。 漫画家生活50年間で初の個展です。 貴重な直筆原画の展示に加え、原画とオリジナルグッズの販売も行います。
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藤田和日郎の世界
2016年7月2日〜9月11日
湯前まんが美術館
1990年、初連載作「うしおととら」の大ヒットにより漫画界に旋風を巻き起こした藤田和日郎。 今回は、週刊少年サンデーに連載され、代表作となった 「うしおととら」「からくりサーカス」「月光条例」の3作品を紹介します。 今も私たちを魅了する、気迫に満ちた藤田和日郎の世界をご堪能ください。
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久米田康治画集『悔画展』発売記念 作品展 『一挙後悔中 ~さよなら久米田先生~』 東京会場
2016年7月2日〜8月14日
青山GoFa
久米田康治画業26年目にして初の画集『悔画展』の発売を記念して、展示会開催決定!! 『行け!!南国アイスホッケー部』から『かくしごと』まで、そして、原作を担当した『じょしらく』『なんくる姉さん』も展示。 展示会オリジナルの記念グッズやコラボメニューも販売いたします。皆様のご来場お待ちしております。
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大和和紀画業50周年記念原画展 大阪会場
2015年12月26日〜1月12日
あべのハルカス 近鉄本店
『はいからさんが通る』や『あさきゆめみし』など数々の名作を生み出した女性漫画家・大和和紀が画業50周年を迎えることを記念し、その軌跡をたどる初の回顧展が開催されます。 大和和紀は1966年にデビュー以来、現在まで40作品以上を世に送り出し、うち3作品がテレビアニメ化や映画化、4作が宝塚歌劇などで舞台化されました。代表作『はいからさんが通る』は1978年にテレビアニメ化、1987年には俳優・南野陽子さんを主演に映画化され人気を博しました。また、『あさきゆめみし』は累計発行部数約1,700万部のベストセラー作品。読めば古典が学べることから、大学受験生の『バイブル』とも言われています。 本展では、『はいからさんが通る』、『あさきゆめみし』をはじめ、現在連載中の『イシュタルの娘~小野於通伝~』やこれまでの人気作品原画を一堂に展覧するほか、大和作品の魅力的な世界を体感できる企画展示も実施します。漫画家・大和和紀の半世紀にわたる画業とその作品の数々をご堪能ください。