女性マンガの感想・レビュー3218件<<108109110111112>>読んでて気分が上がる!だから私はメイクする シバタヒカリ 劇団雌猫名無し主人公の女の子が、自分の好きなもの、やりたいことにまっしぐら!って感じで好き。メイクが好きな人はもちろん、そうじゃない人も、主人公のパワーに引き込まれるから、読んでて楽しいと思います。話のテンポもいいし、絵が丁寧で綺麗なので、メイクやネイルで綺麗になった感じ、主人公の嬉しさが伝わってきて、読んでて気分が上がります!美しく強かった母のすい臓がん闘病記ありがとうって言えたなら 瀧波ユカリnyaeがん闘病コミックエッセイは数あれど、これほどわかりやすく、かつ面白く描かれているのはないかもしれません。 癌になるのは著者である瀧波先生のお母さんで、年齢的にも子供側の立場で読んでしまうのですが、漫画が上手いので読むのが辛いという事はありませんでした。 病人がいちばん大変なのは前提として、読んでていちばん印象強かったのは、主にお母さんのお世話をしていた瀧波先生のお姉さんです。だいぶマイルドに描かれていると思うのですが、正直「よくそれで生きているな」と思えるくらい壮絶。ストレスをイオンのメダルゲームで発散してるのが笑えるんですが、思う存分やってくれ、じゃないとお母さんより先に死んでしまう…!と心配になる。 読んだことでいちばん学びになったのは、よくドラマなどで死にそうなのに穏やかに会話をする描写がありますが、実際患者にはそんな余裕なんてないこと。笑 考えてみれば当たり前ですね。 あと、普段は全く関心がなくても、こういうときこそお金を払って何かしらのセラピーを受けるのも自分を守るために必要だということ。覚えておこうと思いました。凛子さんがかわいい凛子さんはシてみたい【単行本版】 藤田みお名無しタイトルと、表紙の絵から、エロいだけなのかなあ?と思ってたけど、人気がある作品だけあって、読んでみたらそうじゃなかったです。 仕事ができるのに性の経験なしの凛子さんが、まるで仕事のミッションをこなすように、上坂くんと経験を重ねていこうとするのが可愛いくて面白いです。 漫画に出てくる仕事ができる女の人って、そう見えないことも多いけど、ウェディングプランナーとしてちゃんと仕事ができそうに描かれているのも好印象。 上坂くんも、変に変わったキャラじゃないところが良いです。基本的にクールなのに、たまに照れたり一生懸命になるところに惹かれました。また会いたい #1巻応援さよなら、レバ刺し~禁止までの438日間 谷口菜津子野愛もう会えないと思うと会いたくなるし、忘れていてもふと思い出してさみしくなる。 レバ刺しのない世界線にすっかり慣れてしまったけど、この漫画を読んでしまったがためにまた食べたくなってしまった…。 創作物だと別れることが決まっていても、最後にまた巡り会えたりとか新しい出会いがあったりとか何かしらの希望が描かれたりすることが多いけど、もうレバ刺しは無いというラストシーンがわかっているので余計辛い。 馬刺しもうまいしレバテキもうまいしレバ刺し風のアレンジ料理もうまいけど、やっぱりレバ刺しうまかったよねまた食べたいよね…と喪失感に襲われています。 レバ刺し食べたい気分のときはマグロとかカツオのお刺身をうすく切ってごま油と塩で食べるとちょっとそれっぽくて美味しいです。 キャラが愛おしいアシガール 森本梢子みずきタイムスリップものもいろいろあるけど、冒頭で、女子高生の制服の形が、夜目には足軽に見えなくもない…というところに大笑いしました。性別を隠して、一目惚れをした若君に仕える、しかもけっこう活躍しちゃう展開も面白いです。 そして、キャラがみんな個性があって、愛せる!主人公の唯は小動物みたいでかわいいし、若君はかっこよくて色気がある。弟も両親もおもしろいし、恋敵の姫様すらかわいい。 現在と昔を行ったり来たりするSF展開だけど、時代考証もしっかりしていて無理がなく、歴史物が好きな人も詳しくない人も楽しめると思います。今ではわりと普通にな…カラーレスガール 白野ほなみaico今ではわりと普通になってるジェンダーレス。素朴な絵で見やすいけど、いろんな心情考えさせられる漫画。単純な展開だなーと思…Immoral 梨里緒 稲垣あゆみaico単純な展開だなーと思って読んでたけど、青山の悪い男心情がなるほどなーってなっちゃって、学びになる笑 こういう女心を上手に掴む生粋の遊び上手ってリアルにいるから、面白く読める話かと。 アラサー女の穴の話踊ってんのも沸き立ってんのも垂れ流し 小宮みほ子名無しザラザラした青年漫画っぽい絵がダウナーな雰囲気を出しててよかった。けど自分は女性の内面(特に苦悩)にフォーカスした作品がすごく苦手なので、読むのがメチャクチャしんどかったです。 逆に言えば1人の人間の心の動きを丁寧に描いているということなので、鳥飼茜とか好きな人は好きそう。 主人公の抱えている穴は、無神経な彼氏がどうこういうより、人間が生きていくうえで一生付き合い続けていかない虚しさなんじゃないかなと思います。 絶望的な真実として「100%自分を理解してくれる人間なんて、自分以外にこの世のどこにもいない」わけですから。 友人のように、子供を生んで愛情を注いだり愛されたりして、忙しくすることで一時的に忘れることはできるでしょうけれど…。 総括して、「主人公はスケールのデカい悩み抱えすぎなので、気軽に精神科にかかりなよ」という感想です。なのめならず(笑)いいね!光源氏くん えすとえむ名無しアイドルと張り合ったりしないで、素直に声援を送っている光君と中ちゃんが可憐! 本当にいい男ってこういうものなのかもしれない。仕事も恋も完璧だけど部屋は汚・・カノジョは今日もかたづかない 加納梨衣starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)『スローモーションをもう一度』の加納梨衣先生の新作。 以前スペリオールに載っていた読切『裸の肖像』でたまらなく心揺さぶられてしまったので、ターゲット層は絶対に違うよねと思いながら普段読んでいないFEEL YOUNGに手を出してみた。 仕事も恋も上手くいってると自分に言い聞かす30歳OLの主人公は、部屋が壊滅的に汚かった。 気に入ってすこしムリして借りた1LDKだけど心安らげる場所はベランダだけになっちゃってたり。 彼氏を連れてきたいのにこんな部屋にはちょっと・・な状況で同僚の男に要領が悪いと嫌味を言われ風邪を引き、クリスマスの約束も仕事で潰れ、ほとほと参ってしまったところで帰るのが汚部屋。 マンションの前で立ち尽くしていたところで出会ったのが嫌味を言ってきた同僚で同じ間取りなのに素敵な部屋に住んでいて・・。 汚部屋・・、分かる。 僕も職業柄、いろんなものが多くなってしまって部屋が片付かない。 毎日少しづつなって思ってても、現状維持がやっと。 現状維持だと思ってやってても日々増えるものたち。 現状維持は現状維持になっておらず緩やかに汚部屋への一途を辿っている我が家なので気持ちは痛いほど分かった。 今にして思えば、うちの家庭は転勤族だったこともあって、とにかく引越しのたびにダンボール詰めが大変で、「物は増やすな」と口うるさく言われていた。 三人兄弟で末っ子だったので自分の持ち物のとにかく少なくさせられて新しく買うのは控えさせられていた。 いまでこそ漫画が好きで3000冊以上持っているけど当時は0冊。 一人暮らしのときに抑圧された物欲が爆発してとんでもないことになった。 それから今まで大人になってからの物欲との付き合い方が未だに分かっていない。 この漫画の主人公と同じく要領も悪いのかもしれない。ただ、上手く力が抜けないのだ。 全てに全力で向かってしまう。良くも悪くも完璧主義なのだ。 仕事も恋も私生活も、となったときに、自分つまりは私生活を切り捨ててしまうのもめちゃくちゃに分かる。 この主人公は彼氏にも、彼氏の目に映る自分の姿も完璧にしようとしてるようにしか思えないがそんなの窮屈すぎる。 彼氏を信用しようと思うならさらけ出すべきなんだろうが、まだそこまでも至っていないようで。 そんなときに見栄を張らずに素のままの自分でいられるような、言い方は悪いけど優しさから本音しか言ってこない同僚は魅力的に映るだろう、自分にはできないのにずるい、と。 ここから一波乱起きそうだ。 ソロ活、結婚しない選択をする生き方ソロ活! なつみ理奈Pom バリキャリが絶対結婚しないと決めて一人を満喫する的な話かと思ったら違ってて少し意表を突かれた感じです。 本当、色んな生き方があって当たり前の時代で、紫陽花が仕事で住みながら取材するソロシェアハウスで出会う人達(絶対結婚しないと決めた男性)は皆楽しそうに見える。 主人公、紫陽花はいつか結婚できたら思考の女性だけど彼らと出会って何か変わっていくのかな。 結婚しない人が増える=家族とゆう形が少なくなる時代って、きっと見える景色が変わるだろうな。どんな時代になるのだろう。って考えさせられました。レバ刺しを溺愛し過ぎた者の記録さよなら、レバ刺し~禁止までの438日間 谷口菜津子nyaeこの本の発売当時、とにかく表紙のインパクトが凄かったのを覚えています。 レバ刺しを食べたことがないのに何か惹かれるものがあったのと、ユッケ食中毒事件のせいでせっかくの連載が打ち切り危機に晒されるという運命のいたずら。 それでもなんとか一冊の本として成立してますので、電子化を機に読まねばと思った次第です。 生肉の提供規制に振り回されて、最終的にはゲテモノを食べに行く流れになってしまってますが、常に食に対して正直に美味いものは美味い、不味いものは不味いで貫く姿勢は読んでて好印象です。 牛のレバ刺し、食べられるなら食べてみたいですが、著者は独特の臭みと苦味が美味しいと言ってるのでなんとなく苦手な気がする。笑人が撮れないカメラマンと少年のはなし旗をあげろ 中川馨名無し元恋人のひとことをきっかけに人物(ポートレート)が撮れなくなってしまったカメラマンが主人公。 ひとまず撮れるものから撮ろうと、田舎にある師匠のアトリエを借りることにするが、そこで母親がいない小学生に出会ったことで「撮りたい」という衝動が再び…、という第1話。 いわゆるスランプ的なものに陥ったときには、環境を変えるというのはある意味では有効だと思うけど、都会から離れて田舎の自然に触れて…という「田舎は癒やし」というテンプレにはハマらないでほしいな。 正直、読切でもいいと思えるキリの良さも感じたけど、せっかくの連載なのでここからどんなふうに物語が広がっていくのか期待です。 メンタルにくるレベルの高いミステリ読切魔法は使えないから 臓内ニガツ名無し久しぶりにあった同級生の女の子と一緒に楽しいドライブ。……のはずが、ニュースを見ると、彼女は恋人をバラバラにして冷蔵庫にいれた容疑者だった。バレないように警察に向かいながら、彼は彼女と会話をしているうちに「あること」を思いだすーーという話。 「魔法も使えないから」という言い回しと使い所がとってもよかった。構成もうまく組み立てられていて、たのしかった #1巻応援 女の子達のモヤモヤが詰まってる。花びらパズル 真夏日ずるPom タイトルと、表紙に惹かれて読みました。 話に出てくる子は皆20代で、大人って何だろうって考えたり、周りは結婚して子供産んで自分は何してるんだろう、このままでいいのかなって悩んだり、好きになった相手と価値観が合わなかったり、、たくさん笑って涙して、、この世代の女子達が感じているであろう気持ちを割とせきららに書いていた作品でした。共感するとこあるし、世代関係なく読めると思った。膵炎超怖いですね!!…現実逃避してたらボロボロになった話 永田カビ大トロ膵炎超怖いですね!!!! 好きなもの食べられなくなるのとか悲しい。 自分もお酒が好きなので、健康診断にでも行こうかなと思いました。 家族ドラマのような、サスペンスミステリーのようなLP ~ライフ・パートナー~ 3番目の配偶者 おざわゆきnyae自分に配偶者がいたとして、自分の寿命の終わりが近いなと思った時に 「私が居なくなった時に、あの人のそばに自分の身代わりになるような人が居てほしい」 と思うだろうか、というのは読んで考えました。 この話は、主人公・ミチルの実父が妻より先に死ぬことを見越して自分の若い頃に似せた人型の看取りAI・みとり(名前はいろいろあってミチルが後に命名)を購入しており、一人娘であるミチルがAIの存在意義に頭を悩ませるが…というもの。 父亡き後の生活の激動の展開以外に、この漫画を面白くさせているのが、父が死の直前に残した言葉 「お母さんとあいつから目を離すな お父さんの代わりに見張っててくれ」 いや、買ったの自分じゃん…何いってんの?という急に差し込まれるミステリー。 みとりの存在自体を全肯定しない内容なので、存在することで救われる場面と、逆に血の気が引くようなゾッとする場面どちらも描かれてます。 心のどこかでまだ先のことと思っている「家族の死」と、もう既に生活の中に当たり前に存在している「AI(人工知能)」が繋がっていく。どちらも他人事ではないなと改めて思い知る。 **余談** 1巻のあとがきに、この話の元になったものがイシデ電さん主催で発行された同人誌「みんみん」に載っているとあって、「えっ、それ自分持っていますが?」となるも該当作の内容を全く覚えていないという失態。 あとから読み返したら本当に設定がまんまのやつが載ってました。おしまい。咎人達の肖像咎人達の肖像 丹羽珠央名無し義妹の子供は 旦那と義妹の 近親相姦の子供でしょう? 結婚した 息子の嫁に 子供の育児押し付けているんだからさ共感の嵐いつかティファニーで朝食を マキヒロチりりりともかく共感できるところだらけ。主人公の友人たちがみなライフステージもバラバラで楽しい。そして美味しそうに食べる表情がいい。 読むと得するから読んでくれ…!!恋の境界 当麻ゆいこたかいや読後感最高すぎる…!!!メッチャ良かった…ほんと良い…! 物語内でミレイがしていることといえば、街でよく会うタイプの男の子と映画・漫画の趣味が合う「川上線」なるインスタグラマーについて、一人で考えをめぐらしてるだけ。本当にそれだけなんだけど、その終始落ち着いたテンションのモノローグが心地良い…! 限りなく東村アキコ作品でキャラが独白するのを読んでるときと同じ感覚がしました。「Kiss WAVE」の審査員・東村先生が絶賛されるのも納得です。 https://res.cloudinary.com/hstqcxa7w/image/fetch/c_fit,f_auto,fl_lossy,h_365,q_auto,w_255/https://manba-storage-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/board/thumbnail/114897/b588a9a5-d666-4dba-bfe9-990eacb56954.png リアクションの表情の描き方がすごく説得力があって、も〜〜好き…! 線の笑顔を見たときの「ぐっ」とときめきを堪える顔とか、男の子と線が同一人物だと気づいたときの「えー まって まって」のポーズとか、「まじか 踏みこんできたな」のキラキラした顔とか。 極めつけは顔の前で指先を合わせながらの**「でも 私いま めっちゃよろこびがすごい」**ですね(かわいい)。モノローグの語彙力のなさが自分の脳内そっくりで共感しかないです。 https://i.imgur.com/D8jgo1f.png (▲『恋の境界』当麻ゆいこ) **あと何故か地べたにしゃがんで話しだしちゃうとこも、「何で?笑」って感じだけど、その意味のない行為がリアルで好き…。** 「私は ずいぶん縁を断ってきたのかも」 「僕にはミレイさんのコメントが灯台のようでした」 「何この答え合わせみたいな時間」 とか、セリフの言葉選びが本当に素敵でギュンギュンきました。 いや〜、本当にいい読切よんだなぁ…嬉しいなぁ…。 【あらすじ】 街で主人公・ミレイがドタイプの細身の男の子を眺めていると、その子はミレイが今朝買った漫画の特典ペーパー付新刊を探していた。 その場を離れた後、女友達からミレイにオススメの男子として川上線を紹介される。彼のインスタアカウント(漫画や映画の感想メモ用)を見てみると、自分と趣味が合いそうな人物だった。 線の投稿を参考に映画を借りに行くと、街で見かけた「特典ペーパーの男の子」と偶然再会し「それ観ると得しますよ」と声をかけられる。映画を観たミレイは川上線に感謝し、彼の投稿にコメントを残すようになる。 (▼『恋の境界』当麻ゆいこ 心のなかで呼び捨てわかりみしかない)いくえみ猫(にゃんこ)は可愛いそろえてちょうだい? いくえみ綾名無しいくえみ猫(にゃんこ)達は可愛いにもほどがある。見ているだけで癒やされる話も多い。ただ老猫だから悲しい別れもあったりもする。でもそれも含めて、猫を飼うということなんだろうな。 ブンたんも可愛いけど、最新話のルルのエピソード好きだった。 本当にネコが山を登ってる〜!山登りねこ、ミケ たきむらりゅう 岡田裕starstarstarstarstarひさぴよ猫が山登り・・? またまたご冗談を… と思ったアナタ、まずは最初のページを読んでみてください。 これが証拠写真だ!と言わんばかりに、実際に山登りしているミケの写真が載っています。なんと通算60以上の山に登ったのだとか。 その上、世にも珍しい三毛猫のオスとあっては、マンガになるのも不思議ではないでしょう。 とりあえずネコが好きだから、という理由で読みましたが、何もネコだけを取り上げた漫画というわけではなく、長野で暮らす家族の物語が中心となっています。ミケはその中でマイペースに生きているだけで、山を登るようになったきっかけは、何となくパパとミケが一緒に散歩することが習慣になっただけなのです。 実に心温まる優しいストーリーになっていて、家族それぞれの仕事や病気の悩み、青春の悩みを抱えているところへ、ミケがスッと入ってくる。そして山へ登り、雄大な景色がパァーーーっと広がる光景で心が浄化されるのです。 持統天皇という女性の人生をていねいに!天上の虹 持統天皇物語 里中満智子名無し天智天皇・天武天皇の時代を皮切りに、女帝持統天皇の一生と日本の歴史をラブロマンスとして立派な物語にしたてている。ときに万葉集からの和歌をまじえ、シンプルながらも切実に人間を描写しきっている。なぜこの題材とタイトルにたどりついたのか作者に聞いてみたい。綺麗な絵と「真綿のよ…木曜日は君と泣きたい。 工藤マコトstarstarstarstarstar野愛綺麗な絵と「真綿のように優しい秘密」というワードに惹きつけられた。 秘密自体よりも何故秘密を抱えなければならなかったのか、背景が悲しくて優しくてどうしようもなくて、読み続ける理由になった。 和装の美女、関西弁の幼なじみ、人気女性モデル、ピンチを救うイケメン。 キャラクターが強くてわかりやすい4人だからこそ、周囲の人間からは彼らの苦しみや葛藤、千三の言葉を借りれば「えげつない秘密」なんてものは見えにくいのかもしれない。 みんなそれぞれ地獄があって、他人からはわからないように武装して生きている。 そんな地獄捨てちゃえよって安易なことを言うのではなく、真綿のように包み込んで一緒に泣いてくれる優しい作品だと思う。 <<108109110111112>>
主人公の女の子が、自分の好きなもの、やりたいことにまっしぐら!って感じで好き。メイクが好きな人はもちろん、そうじゃない人も、主人公のパワーに引き込まれるから、読んでて楽しいと思います。話のテンポもいいし、絵が丁寧で綺麗なので、メイクやネイルで綺麗になった感じ、主人公の嬉しさが伝わってきて、読んでて気分が上がります!