女性マンガの感想・レビュー3218件<<110111112113114>>軽いノリで学べる育児ママはテンパリスト 東村アキコ名無し東村アキコさんが29歳で妊娠・出産し、子育てに奮闘するエッセイ。何事も、作者特有のフランクさで描かれているので、さくっと勢いで読めます。 将来こどもが欲しい人に、すでにこどもが自立した育児経験者に、とりあえず育児がどんなもんか知っておきたい人に。もちろん現在育児進行形で疲れている人にも。アラフォーあるあるあした死ぬには、 雁須磨子さいろくなのだろう、たぶん。 30代からあるらしいと書いてあって恐ろしいが…更年期障害?を言い訳に自分がどんどん弱っていく様が自覚できているわけで、エリートまで行かないにしてもすごくしっかり頑張っていて「出来るオフィスワーカー」であるのにコレは辛い。というか怖い。 このマンガはどう締め括るのだろうか、ハッピーな悟りを開いてくれると読み手も救われるのだけど… 割とヘビーな内容で全く他人事に思えないんですよね…楽しそうな学校だな今夜、ミッションインポッシぶる! 四ノ原目黒名無し生徒指導室に没取されたスマホを奪い返しに行こうとしたら様々なトラップが仕掛けられていて、というはなし。 内容がどうというよりかは結構好きな感じのギャグだったのでこの著者の他の漫画を読んでみたいと思った。今度は育児!ヒヤマケンタロウの妊娠 育児編 坂井恵理nyaeヒヤマケンタロウの妊娠から2年後くらい、ケンタロウは無事に出産。息子の幸太郎の育児と仕事を難なくこなしている…わけもなく。 シンパパとしてバタバタの日々。 いまだに妊夫(妊娠してる男性)に対する世間の理解はほとんどなく、というよりケンタロウが注目されていたときからまた認知度が低くなってしまっていた。妊夫自身も妊娠が恥ずかしいことだという認識がなくならない。 ケンタロウがかつて自分の居場所を作るためにたちあげた父と子向けのカフェも、利用者が増えず閉店の危機に。 そんなとき、人気男性アイドルの妊娠が発覚し、芸能界を追いやられてしまう…。 男の妊娠が可能になっても男女の性差が浮き彫りになり、本当の平等って難しいのだなと。ありえないことを題材にしてるのに、めちゃくちゃリアルなのが本当にすごいし面白い。 生理ちゃんとかもそうだけど、男の身に起こらないことなら知らなくてもいいという考えは通用しない世の中になっていて、そういう方向にどんどん変わっていけばいいなと思う。 ツナギ+イケメンはずるい自転車屋さんの高橋くん 松虫あられ名無し現実はもちろんのこと、フィクションの世界でも不良とかヤンキーには拒否反応が出てしまう自分ですが、高橋くんは……カッコいいですね、というかもう好きです あとやっぱりパン子ちゃんの周辺にいる男性たちのダメさがわかりやすく描かれてるので、高橋くんがよけいにヒーローに見える。 母親との問題とかまだまだ乗り越えるべき壁はあありそうだけど、高橋くんがそばにいれば大丈夫な気がしてくる。 地味に高橋くんの強めの訛り(名古屋かな?)がツボ。たまには恋絡みのドロドロ系もSister あやぱん 蜆つばさPom どろどろの昼ドラ系愛憎劇マンガ。 姉の妹と元婚約者への復讐がどんどんエスカレートしてる。。 男性絡みの女性の憎しみが詰まっている。 沙帆(姉)がほぼ悪いように感じるけど、凪沙(妹)も中々のズルさを持っていて、どっちもどっちかなと私は思うけれど、最終的に憎しみを乗り越えて沢山バトルしてそれぞれハッピーエンドになればいいなと思いながら5巻待ちしたいと思う。難しい恋ほど燃えるってやつヲタクに恋は難しい ふじた名無し映画前に読みはじめました。 でもどうせイケメンと美女に限るんでしょー!?そうツッコミして泣きたくなったんですけど胸キュン&自虐ネタとしては面白いです。 どいつもこいつも本当にどうしようもないオタクなんですけどこのルックスで言ってるのが憎い〜!!?! 映画楽しみです(^ν^) 独特なセンスを感じる野ばらとすみれ 空木帆子名無し画像にあるような背景の描き方とか表現が独特。 内容は人と比べて自分が劣っていると思って心をすり減らしてしまう様子がわかりやすく描かれていてグッと来ました。百合ではないんだけど固い絆で結ばれた2人の間にはイケメンだろうと何人たりとも入り込めない空気がある。 野ばらとすみれ、そしてすみれのライバル?にあたる男子の名前が「百合彦」ってのが笑っちゃったけど別に笑うところじゃなかったのかな養子縁組についての漫画はレアかもしれないかぞくを編む 慎結karin実の子の子育てでも陥りそうな問題に加えて、養子縁組ならではの悩み、マッチングさせる側の視点など、独身女性としては色々と勉強になります。 絵もとても綺麗なので、読みやすいし、 このテーマを題材とした漫画はまだ少ないと思うので、貴重かも。ハルコさんはハイパーミディ 中島ハルコ 東村アキコ 林真理子大トロ私が生きている世界観とは全く違う世界観で生きていて、すごいなーと感心しながら読んでいます。 身近にあんなパワフルな女性がいたらビビりつつも懐いてしまいそうです。 自分を見つめ直すのにオススメ♪いつかティファニーで朝食を マキヒロチ名無しアラサー女子の日々の悩みがたくさん詰まっている。 変化の多い年代。 仕事を頑張る、彼氏と別れる、自分だけ不幸だと思う、隣の芝生は青いと感じる、自分のダメさを実感する、不倫を辞めたい、友人が羨ましい、などなど・・・。 まずは、自分の立ち位置、やりたいこと、半歩だけでも前に進むことを美味しい朝食の紹介も交えて教えてくれる。ゲンを担いで初登校おばけ銀杏とゲン担ぎ 雲田月子名無しゲンを担ぐって考え方が作品のテンポをよくしてた。話自体もはじめてのおつかいみたいなノリで面白かったし、山という舞台の個性が活きてて良い読切だったやっぱ「ものづくり」っていいっ!て思える作品これだからゲーム作りはやめられない! たかし♂六文銭ゲームとか映画とかスタッフロールが流れるたびに、人が作っているんだなぁとか思っちゃうタイプなんです。 飛ばす人もいるけど、自分は、そこにドラマとか想像してしまうんですよねぇ。 スケールが大きいと何百人も関わって、その中には陽はあたらないけど細かい作業とか雑務とかやっている人もいるんだろうなぁとか考えると、感動もひとしおなんです。 みんなで作品を作っているんだと。まぁ、一種の羨望ですね。 さて、本作は、そんなスタッフ達にフォーカスした作品で、なかでもゲーム会社のお話。 「好きなことを仕事にする」 一見順風満帆にみえますが、そこは現実。 クリエイターとよぶには程遠い、サラリーマンすぎる発想と要求。 〆切りに追われ、よりよいもののために残業を強いられ、やりがいの名の下、搾取される情熱。 どこも同じで、なんとも世知辛いです。 そんな感じで、情熱も枯れはじめた主人公飯島めぐみのところに、情熱満々の後輩南拓也が現れて、徐々に初心の気持ちを取り戻していく・・・そんなお話です。 冷静(リーマン的タスク処理)と情熱(少しでも良いものを届けたいこだわり)の両側面で語られて、サラリーマンの自分には両方ともわかり、共感してしまうのです。 じゃれあいながらも、変に恋愛的方向にいかず、つかず離れずの二人の関係も、またいい。 働きたい人の需要と供給の関係か、エンタメ関連企業は「どブラック」なかおりがしますが、なんだかんだで好きなものがあって、それに関われることはいいことなんだと痛感します。 やっぱものづくりっていいなぁと改めて思わせてくれる作品でした。 朝食と女性たちの人生の組み合わせエモいいつかティファニーで朝食を マキヒロチ名無し今更だけど読みはじめました。 やっぱりQOLを上げるには朝食! 私も1人で旅行した時はまず朝からモーニングを検索します。 28歳の女性たちのドラマと朝食という組み合わせがすごいしっくりくる漫画ですね抑揚のなさが良いのか…も?恋の境界 当麻ゆいこ名無しこれは自分の年齢の問題なのか、個人の考えの違いなのかはわからないけど、恋愛マンガとして読むと大した山も谷もなくただ物足りなさだけが残った。 といってもドラマ性はあって、共通の趣味から繋がった縁というのも好きなシチュエーションではある。 でもこういうサトリというか感情の起伏がほぼない恋の始まり方がリアルで共感を呼ぶなら、自分はターゲットから外れてるんだろうと思います。 扉の東村アキコ先生のコメントにもあるように、テラハとか見てる層向けなのかな。 うーん、でもこれKissの読者にもウケるのかな…とか余計な心配してしまう。笑 すんません。試し読みでは止まらない!ブルー・サムシング 谷川史子karin試し読みしただけですが、 一気に引き込まれる作品✨ この絵と、主人公の感情の描写が丁寧に描かれている感じ、大好き。 全てのオタクに捧げる珠玉のギャグ漫画コミケ童話全集 おのでらさんたか第1巻の刊行前に「神おっさん」がバズってたのが懐かしい調べてみたらもう4年も前なんですね…時が経つの早すぎる(震え) https://twitter.com/onoderasan001/status/808743825464119296 コミケに向けて創作する人々の暮らしを童話(教訓話)を下敷きに描くこの作品は、タイトルや設定で流れが分かっていても予想外の角度から笑いが襲ってくるのがすごい! ジョジョが人間賛歌ならば、この作品はまさにオタク賛歌。 何度読んでも笑えるし、「創作する・鑑賞する楽しみがあるオタクの人生って最高だな」とメチャクチャハッピーな気持ちになれるのでオススメです!谷川史子は品が良いブルー・サムシング 谷川史子まるまる2、3年に一度読み返すと「ふぁ〜」となる素敵な短編集です。 一番好きなのは「おかえりなさい」という、実姉(家出中)の夫=義兄を好きになってしまった女の子の話。なにが大変かって、主人公は姉夫婦と父親と同居してたもんで、姉が居なくなってからは3人暮らしなわけで、そんで義兄がまたいい人で、家でした姉を一途に待ってるし…というにっちもさっちもいかない恋の話なわけです。わかりますか? 次に好きなのが、「途中の棲家」という話です。 家のことがなんにもできない女の子が、とある事情で急に自立しなければならなくなり、家と職探しと始めるも自分の世間知らずさに落ち込むが… とある不動産屋と運命的な出会いを果たし、少しずつ独り立ちの準備が整い始め、意外な才能も見つかり…という成長物語です。 女性向け漫画なのでそれぞれの暮らしや恋愛にフォーカスした話ですが「恋の話が読みたい!」というよりも、上質な漫画が読みたいという時にいいかも知れませんね。でもたまにピリッとスパイスが効いてます。 これらを読んだ後にあのオマケ漫画は笑ってしまう。着物は大人の変身ドレス!恋せよキモノ乙女 山崎零あうしぃ@カワイイマンガOLの野々村ももの趣味は、祖母の形見の着物で外出すること。四季折々の柄を取り合わせ、特別な自分に変身!友達と、家族と、そして素敵なあの人と……軽やかに情緒を纏って巡る、関西周遊記。 ----- 週末になると、ももは外出先を選び、そこに似合った着物を選ぶ。そして、着付ける手順が毎話2〜3ページ費やして、丁寧に描かれる。 楽しい時も辛い時も、気を取り直して、すっと背を伸ばし、着物に袖を通す。ゆっくりくるりと帯を締めると、不思議と気持ちが華やいでいる。その瞬間、ももは「特別な女の子になる」と言う。 これは……「変身物」だ。 そう、魔法少女とかのアレ。 派手さはないけれど、確かに非日常の衣を身に纏うことで、奥手なももは、恋に新たな目標に、前向きに頑張れるようになる。毎話の着付けシーンは、特別な自分になる「変身シークエンス」のようだ。 勇気をもらえる、綺麗で落ち着く「魔法のドレス」としての着物。 この物語は、休日に日常を離れ、着物という法衣を着て世界を彷徨う、大人の恋の冒険譚……と言えるかもしれない。 ままならない恋模様に、ももが健気に頑張る姿を追いながら、ももが訪れる、着物が似合う関西の素敵スポットをチェックして、楽しみたい。 その内に着物の専門用語も、何となく耳慣れてくるので、大丈夫! 第5巻が2020年1月9日発売! 謎解きとリョナの二重生活…!プロメテウスの枷鎖 藤也卓巳ななしアマゾンでたまたま見つけ、格好いいタイトルと表紙に惹かれて読んでみたらフェチが詰まったすごい作品だった。 https://res.cloudinary.com/hstqcxa7w/image/fetch/c_fit,dpr_2.0,f_auto,fl_lossy,h_365,q_80,w_255/https://manba-storage-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/book/regular_thumbnail/295193/82f78b74-f20b-4d11-95ae-594f6d022d41.jpg 人に火を与えた罪で三万年間、昼の間は臓物を啄まれているギリシャ神話の神・プロメテウスが主人公。夜だけはその刑から逃れることができるが、夜は夜で自分に罰を与えたゼウスと共に、時を超えて人間が起こした事件の謎解きをするというお話。 正直表紙の美しさに比べると本編はそれほど美しいと思わなかったけれど、毎回毎回、見た目がショタのゼウスに内臓をグチャグチャかき回されるプロメテウスがとにかく性癖に刺さります。 なんで神様が乙女ゲーのキャラとかホストみたいな格好してるのか…と内心思わなくもないので、いつか説明があるといいな。これは気になる終末×ファンタジーあの日、世界が終わっても なかはら・ももた名無しマンバの新刊情報を見ていたら見つけた作品。アンリミで単話の第1話が読めたので読んでみたら意外と面白かった。 文明崩壊後の世界で、ミゲルが宇宙の力(スピリチュアルっぽい)を使って病気を治したりするんだけど、ただのファンタジーと受け取るかヤバいスピリチュアルものと受け止めるか難しい、絶妙な匙加減ですごく気になる。 【あらすじ】 >衝突した隕石が引き金となり、人類のほとんどが死滅した地球。終わってしまったはずの世界で、ディエゴとミゲルは旅をしている。あの日、多くの命が失われる中、それでも人は細々と生き残った。文明が破壊された世界で身を寄せ合いながら…。訪れた土地で出会う人々と交流を重ねながら、生きる意味を探す二人の旅の行く末は…? なんでもかんでもおとなになっても 志村貴子大トロあけすけに言ってしまうのは三角関係を楽しむためにはよくないことなのかもしれません。 登場人物それぞれ問題抱えてそうですが応援したいとおもいます。。 近年稀に見る男気のある女性主人公マイ・ブロークン・マリコ 平庫ワカさいろく1巻半分もいってないのに泣いてしまった。こういうキャラ好きだなぁ、いい。 何処と無くミナレさん(「波よ聞いてくれ」より)みたいな感じもあり、でも高橋ツトムみたいなとこもあり、それでいて安野モヨコのようなとこもあっていい。 いい。シンプルに主人公の想いと語りもとても強く悲しく深く刺さってくる。女(44)女(34)男(29)+猫(?)三日月とネコ ウオズミアミさいろくそんな生活が成り立つわけない、と最初に思ってしまった。 実際奇跡のバランスということだとしてもご都合主義的な部分は多少なりあるのだと思う。 長女44歳と末男(パンセクシュアル)29歳ですら何か起きてしまうのではないかと思っちゃうし。 次女34歳はビアンなので彼には興味がないが、長女にもきっとそういう目は向けないのだろう。 ※実際は姉妹でも姉弟でもないしそういう表現もないのですが便宜上そんな書き方をしました なんかそういう性的な関係を超越してしまう年齢ってあるんだと思う。 とはいえそれなしで色恋沙汰は出来ないだろう。 逆に色恋ナシなら共同生活のパートナーとしてありなのだろうか。 色々そういう下世話な心配ばかりしながら読んでしまったけど、実際はとてもスマートな関係で理想的なバランスが保たれていて、1巻は次の展開が気になる締めくくりをされていた。 2巻でも彼女らが幸せに過ごしてくれることを願う。<<110111112113114>>
東村アキコさんが29歳で妊娠・出産し、子育てに奮闘するエッセイ。何事も、作者特有のフランクさで描かれているので、さくっと勢いで読めます。 将来こどもが欲しい人に、すでにこどもが自立した育児経験者に、とりあえず育児がどんなもんか知っておきたい人に。もちろん現在育児進行形で疲れている人にも。