青年マンガの感想・レビュー15408件<<484485486487488>>飽きない展開ジャガーン 金城宗幸 にしだけんすけ大トロ※ネタバレを含むクチコミです。古き良き昔の漫画としか言えない無頼風 黒咲一人starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男主人公殺陣陣六(たてじんろく)は無頼屋と呼ばれる殴り屋稼業 、依頼を引き受けて様々な相手を殴る、無頼屋と呼ばれる殴り屋をやっている。様々な依頼を受け殴って解決するが、そんなに単純ではなく妙な爽やかさを持つマンガ 殺陣陣六は決して頭がいい主人公とは言えない。依頼人には騙される。勘違いして依頼を受けるや、どう考えても割に合わない依頼を受けて全く儲けがないなども多々あるが良いやつなんだなというのは溢れ出ている。 殺陣陣六の周りにサッコをはじめとしてキャラクターのいい感じで一気に読んでしまった。 令和の時代に読むと感慨深いものがあるし、最終回に関しては世間的にはなしかもしれないが俺はありだと思ってるよ ぎゃああ軍鶏 たなか亜希夫 橋本以蔵やむちゃめっっちゃ面白いんだけどなにこれ この下剋上っつーか、弱い奴がただ努力して強くなっていくタイプの話が本当に好きなんだけど、こんなワクワクしたのはホーリーランド以来ですっっl最高!!続き読もうとする前に読んでるもんね引き込みがすごいんだせ、せつな…星守る犬 村上たかしやむちゃタイトルは知ってたけど、こんなにグッと掴まれるような話だったんですね。読後に見ると表紙の可愛らしさが際立ってつらい… こういう絆系の話は犬ならではのあるあるだけど、こんな悲しいラストは見たことがない。シンプルな分、おとうさんとハッピーの関係の濃さが見えてしまって悲しいんですよねぇ(泣) 極限の人間ドラマ特攻の島 佐藤秀峰名無し第二次大戦末期の日本では、複数の特攻兵器が開発されました。人間ミサイル「桜花」や人間魚雷の「回天」などですが、いずれも命を犠牲にして敵艦に体当たりすることを目的に作られた悲しい兵器です。『特攻の島』は、回天とその搭乗員を描いた作品ですが、回天という兵器は操縦することが非常に難しい有人魚雷だったようで、搭乗員の若者たちは訓練段階から死と隣り合わせの状況に苦悩します。兵士だけでなく、回天を開発した人物も登場し、史実を織り交ぜながら物語の極限状態に向かっていきますが、もし少しでも前に敗戦の日が分かっていれば、と思わずにはいられませんでした。傑作!月曜日の友達 阿部共実モウ何度でも読みたくなる! 何度読んでもほろりとする! 大切な2冊です。サッカー詳しくないアオアシ 小林有吾 上野直彦名無しサッカーに詳しくなくても、試合の臨場感や練習、選ばれるための努力などスポーツをする楽しさや苦しさが感じ取れる作品。めっっちゃおもろい。あとイケメンが多くてみんな推しになってしまいます。スポーツ少年はいいなあ。 むかしむかし新宿に・・・アンラッキーヤングメン 大塚英志 藤原カムイ影絵が趣味ビレッジバンガードというジャズ喫茶がありました。時代は学生運動の隆盛極まる1960年代の終盤。ここに学生運動にはどうも熱心にはなれない青年が集います。小説家を目指す中上健次、映画監督を夢見る北野武、そして連続射殺魔の永山則夫。さらに学生運動の側から永田洋子が合流。 社会の爪弾き者同士、ふしぎと意気投合する北野と永山。いつも言い訳ばかりでなかなか映画を撮ろうとしない北野が永山に出演依頼をかけ、脚本に着手し始めます。そして紆余屈折ありながら出来上がった脚本は、三億円を乗せた現金輸送車を襲う内容でした。 さあ、どこまでが真実で、どこからがフィクションなのか。 三億円事件は1975年に時効成立。 永田洋子については山本直樹の『レッド』を参照されるべし。 中上健次は1990年に獄中小説家としての永山則夫を擁護。 永山則夫は1997年8月に死刑執行。 北野武は1997年9月に自身が警察官に扮して銀行強盗をする映画『HANA-BI』でヴェネチア国際映画祭のグランプリを獲得。わがまま可愛いスキウサギ。スキウサギ キューライスPom スキウサギ、可愛すぎる。 自分本位で動くしイラッとさせる言葉を言うから腹立たしいんだけれど、たまに可愛いこと言うから離れられない。 4コマだから読みやすいし、読めば読むほどハマっていく! キューライス先生とスキウサギの関係は親と子供のような、、彼氏と彼女のような。。? 癒されたい時、のんびりしたい時におすすめしたい。 タイトルの意味はググってくれわにとかげぎす 古谷実starstarstarstarstarウマタロ恋人も友達も作らず、ひとり平穏に暮らしてきた主人公・富岡(32才) ある日、自分の今までの人生を振り返り、まわりに誰もいないことに気付く富岡。人生においてオレは遭難している!と感じるところから物語が動き出す。 パンツ一丁になった富岡は流れ星に祈る。 「友達をください…友達」と。そして、人との繋がりを求め、いろんな人物と濃い関係性を持ち始める。どうしようもない奴と知り合ったばかりに大損をすることもあれば、隣に住む小説家志望の美女と接近することになったり。また、仕事仲間のためにとんでもないことに巻き込まれ、恐ろしいサスペンス展開を思わせる事件に遭遇してゆく…。 なかなか暗い作品ながら、これが古谷実という漫画家の巧さなのか、一度読めばグイグイと引きつけられてしまう。 当たり前のことだが、自ら行動しなければ人とのつながりは生まれないのだ。 そうして生まれた不思議な縁には、理屈では説明できないなにかがある、と思わせてる。 無料で1巻読んだ水曜日のシネマ 野原多央やむちゃ「シネマ」という響きが好きで、無料だったので読みました。 なんか…思ってたよりキュンとするラブストーリーで、すごく良かったですねぇ…。これは絶対に完結まで買って読んじゃうやつ…。 女子大生と中年男性っていう年の差も、あんまりなさそうでいて世の中的には溢れてるカップルだと思うんですよね。あと「店長」っていう肩書はやっぱりいいんですよ。惹きつけるものがあるんです。というわけで実はかなりリアリティのある話で、でも甘酸っぱさは適度にあって、男女ともに読んでほしい漫画です。定期的に読み返したい読切ミドルフィンガー・ベイビーズ 阿部匠太郎nyae読後感が最高に良かった。 暴力的な絵ばかりを描く生徒・清水くんと、“素直で優しいクラス”をモットーとする担任・桜井先生の、誰もが持つ「心の問題」との向き合いを描いた傑作読切だと思います。 清水くんの悲惨な過去を知りながらも、問題児として扱い正しい方へ更生させようとする桜井先生だったけど、とある生徒と清水くんの会話を聞いたことで、清水くんが描く絵の意味を知ることとなるが…というあらすじ。 こういうのを読むと、絶対に日頃の自らの行いを振り返って反省することになるんだけど、もうそういうのを定期的にやったほうが良いんだと思う…忘れるので。 「やば」って思う人が目の前にいても、理由を知ろうとせずに即否定することは悪だから。 安達といういかにもな教員が出てくるが、ある意味勧善懲悪というか、これ以上ないスカッとジャパンでした。 次回作が出たら、絶対読む。コミュニケーションとは。友達とは。。綿谷さんの友だち 大島千春Pom まだ先は続きますが、人間関係とゆうものが人生の中でどれだけ大きいものなのか、言葉で伝えることの難しさ。など色んなことを考えさせられました。 綿谷さん達を通して、この先どんなことを考えさせてくれるのか、とても楽しみ。 綿谷さんの笑顔がたくさん見たい! 18歳の超新星の描く、本能が地を求める男「平賀源内」非常なる人 多田大我名無し題材に平賀源内を選ぶのがまず渋くていい。が、特筆すべきは漫画力というべきだろう。ハッタリの効かせ方が上手い。奇矯な行動に異様な集中力をもつ所謂天才の平賀源内に、それを支える奇矯な理解者の奥さん。 普通では理解できない天才たちであるが、その凄さを凡人、十兵衛に感情移入する形で物語を回している。最後まで物語の軸にもブレがなく、面白い。いい作品だった。狂気読切天子ちゃんの天界道具 中村力斗名無し色々とあれのパロディが散りばめられてるので、どこまで攻めるかなと思っていたけどいやもうアウトでは…?アウトでは?(2回も言っちゃった) 主人公は天子ちゃんのはずだしせっかく天界道具もあるのに、のり太くんの狂気にすべてが飲み込まれてたよ。果たしてダーリンの胃はもつのかメシマズ♥️新妻クッキング 神山彩名無し料理下手に限ってハンバーグとか餃子とか面倒なものを作りがち。(そんで無駄に羽とか付けたがりがち) あらずじにメシテロって書いてあるから、メシマズと矛盾するじゃないかと思ってたら、そっちのテロか〜 でも旦那さんの顔とか全く出てこないけど、めちゃめちゃ優しいお方でしょう絶対… 優しさを学べる漫画ひとりぼっちで恋をしてみた 田川とまたmampuku一巻読了。 不器用でいわば「ちょっと足りない」女の子のもどかしい片思いと、友情と成長のお話。 新人さんかな?絵の完成度が非常に高い(博、成家慎一郎、オジロマコト、ゴトウユキコあたりを連想しましたが、そのどれともまた微妙に違う感じ) 頭の回転が鈍く、いつも上手く立ち回ることができず失敗してばかりの主人公。そんな彼女の人格を仲のいい親友たちは「天然」と称して可愛がってくれるが、本人にとっては死活問題で、ついには思いつめて家出してしまう。 極寒の北海道で野垂れ死にかけていたところを、水商売で生計を立てる一人の女性に拾われ、命を助けられるだけでなく「人生」において大切なことを教わる。一巻おわり。 主人公の少女はたしかに「足りない」がちではあるものの、それはこの社会に属する全ての人が多かれ少なかれかかえている普遍的なテーマだ。 「他人に好かれたい、良く思われたい。でもそのためにどう振る舞うべきかわからない。言葉選びが上手くいかない。なぜか傷つけたり怒らせたりしてしまう。」 逆説的だが、負のスパイラルから抜け出すためにはまず「他人によく思われるためにどうすべきか」と考える癖自体から脱却する必要がある。「言葉を発する自分」ばかり可哀想がり労るのをやめて、「言葉を受け取る相手」を慮る。それこそが、信頼関係の第一歩なのだ。 「ありがとう」、信頼関係の初歩の初歩、第一歩の言葉を一巻の最後で水商売のお姉さんから教えられ、感謝あるいは後悔か堪えきれず涙を流す主人公の少女。 とてもシンプルだが芯のある美しい話だ。2巻以降の展開にも期待したいこ、これだ!!サラリーマントレーダーあらし すがやみつるhysyskネットやニュースで見かけていた、何となく雰囲気は分かるけどわざわざ調べる意欲が湧かない株関連の専門用語が自然に覚えられる。知識も金銭感覚も庶民的で、サラリーマンが働きながら投資をするという設定が良い。ギャグマンガとしてもちゃんと面白く、卑怯な相手に法律を持ち出すあたりの大人になり具合が絶妙。いけちゃんって・・・。いけちゃんとぼく 西原理恵子名無し色彩豊かで本当に素敵な作品です。 いけちゃんは、子供の頃はいつもそばにいてくれて、ぼくの弱いところを助けてくれたり、頭を噛んで怒ってくれたり、お父さんが亡くなったときは『早く大人にならなきゃならない子どもがいるんだよ。』と言ってくれたり、・・・。 『きみはね、よわむしで つよむしで いじわるで やさしいの それで かっこつけむし』この言葉好き。 大人になるにつれていけちゃんにはなかなかあえなくなってくるけど、成長した証拠。 読む人によって、響くところが、違う作品です。 そして、最後は・・・。 はじめて読んだ小田扉作品だったそっと好かれる 小田扉starstarstarstarstarウマタロ最初に表紙を見た時は、買うのを躊躇するレベルだった。 「そっと好かれる」というタイトルがまずよく分からなかったし、 「ヤリーー」という謎のフレーズが余計に怪しくて、結局買ってしまった。 で、どんなもんかと読んでみたら大爆笑するほどじゃないんだけど、 独特の笑いに満ちあふれていて、最初から最後までずっとニヤケた顔が続いてしまうような短編集だった。シュールとも違う、脱力気味の笑いというか。 とぼけたセリフとカット、キャラクターの表情の変化等、どこをとっても味がある。パロディネタも良い。例えば、「サイボーグ大作戦」では、メンバーが「01」から「06」で、お互いの必殺技を打ち明けるシーンとかね。短編集『男ロワイヤル』にも収録されている、野木さん&古野さんコンビが登場する作品も味わい深くて好き。カラスヤサトシの上京物語おのぼり物語 カラスヤサトシstarstarstarstarstarひさぴよカラスヤサトシ先生が、まだ駆け出しの漫画家だった頃のお話。 時期的には『COMICアレ!』や『アフタヌーンシーズン増刊』に投稿していた2000年あたりの頃でしょうか。 30歳手前で一大決心をし、会社を辞めて上京。漫画家として独り立ちすべく、右往左往しながら奮闘する日々を描いています。 カラスヤ作品お得意の、プライベートで起きたしょうもないことを面白おかしく紹介しながら、どんな大変な状況でもネタにして笑い飛ばすスタイルは、上京の苦労も吹き飛ばすほど明るいです。 ただ、父親が病に倒れてからは、とても切ない展開でした。 さすがに笑いにはせず、珍しく?真面目に正直な気持ちを込めたシーンだったと思います。 カラスヤ先生の人生そのものを応援したくなるような、素敵な一冊です。色んな意味で「ラーメン」な漫画ラーメン王子 阿部潤 大崎裕史名無し※ネタバレを含むクチコミです。 巨乳姉妹よりはやく起きてヨ! 中西やすひろ名無し個人的には安田さんが魅力的と感じた完結してから読みましたレッド 1969~1972 山本直樹大トロ読んでいて辛くなりますが、読んでよかったと思える漫画です。 面白いです。<<484485486487488>>
※ネタバレを含むクチコミです。