青年マンガの感想・レビュー15408件<<485486487488489>>JSvsJK、魂のどつき愛!柚子森さん 江島絵理あうしぃ@カワイイマンガ公園で出会った小学四年生の柚子森さんに、心奪われた女子高生のみみか。友達になるも、これは恋?変態?と揺れ動き、挙動不審のみみかに対して、常に無表情の柚子森さん。この二人、どうにかなるの、この先? —— 当初は、友達になれて舞い上がるみみかが、柚子森さんに過剰反応して赤面し、震え、発汗する変態的な画面が続く。柚子森さんと友情を結びたい一方で、恋情や欲情じみた感情が溢れ出すのを、何とか止めようとするみみかが、切なくて泣ける。 柚子森さんは大人びていて、家庭でも学校でも、つまらなそうにしている。しかし、みみかに対しては、次第に色々な感情を見せ始める。 絆が深まり、柚子森さんがとうとう気持ちをぶつける、その時の目力と、大粒の涙に、こちらも涙が溢れてしまいそうになる。 想いが生まれ、堪え、溢れ出し、どうしようもなく、相手にぶつける。そこから逃げ出せば、相手とすれ違うし、臆せず立ち向かえば、強い絆が生まれる。そういう場面を何度も描き、突きつけてくるこの作品。 大人も子供も関係ない。強い感情を持ってしまった者同士、拳(と書いてハート)を交えなければ、何も始まらない。 そう、恋をするなら、きちんと戦わなくてはいけないのだ。 ……そんな意外と熱い、年の差百合のお話。話題の娘の友達 萩原あさ美mampuku話題になっていたので読みました。 まず第一に、これに目くじら立てて喚いてる自称フェミニストたちは読解力が低く、了見も狭く、想像力が乏しいと言わざるを得ない。 オジサンの悲しい性(さが)や、強固と思われた理性の壁にいともたやすく浸潤してくる「娘の友達」の魔性の迫力がよく描かれていると感じる。女性の作者らしいですね。いやーすげー怖いw 同じおっさんと少女の話でも、ピュアな30歳児が主人公のロッタレインとは真逆ですね食べて、働いて、生きる。古来から変わらぬ人の営み堤鯛之進 包丁録 崗田屋愉一兎来栄寿歴史サスペンスハートフル疑似家族グルメマンガ。一冊の中に色々な要素が詰まっていますが、冒頭で梅干しと鰹節を煮て煎酒を作るシーンに象徴されるように江戸を舞台に非常にシズル感の高い食のシーンにフィーチャーした作品です。 実際に17,8世紀に記された『料理山海郷』等の本の記述にあるレシピを元に、服より食に財を注ぐ主人公が料理の腕を振るっていきます。鰯を煮詰めたり、柿の美味しい調理法を語ったりする時の生き生きとした雰囲気に、読んでいる方もワクワクしつつお腹が鳴ってきます。崗田屋愉一さんの高い画力と語り口のハイブリッドによりあまりにも美味しそうで、メシテロ的な意味で暴力的とすら思います。 そして何より 「ごちそうさまでした これで今日も生きられます」 と、主人公が味を隅々まで堪能した後に食べた命に手を合わせて感謝をする姿に心が洗われました。ああ、良いマンガだな、と。 中盤で事件が発生し子供を預かることになるのですが、躾の様子も微笑ましく、頷く所もあり、子を育てるという営為も加わってより「人が生きる」姿とその良さをありありと描いた作品であるなと感じられました。 『極楽長屋』と同じ舞台で同じキャラも登場しますが、こちらから単独で読み始めても一切問題ありません。癖はありながらも、皆気立ては良い長屋の人々も魅力的です。 全1巻なのが勿体なくもっと長く読んでいたくなる良いマンガです。途方もない歩行者坂口尚幻想短編集 坂口尚(とりあえず)名無し本書はカバーに「潮出版社」とあるが、イラストやデザインは奇想天外社版『魚の少年』と同一である。この潮版を読んでいないのだが、推測するに、奇天の二冊『魚の少年』と『たつまきを売る老人』を「幻想短編集」として合わせているのだろう。なので、このクチコミは『魚の少年』を念頭に書く。 坂口尚は、そのそれほど長くなかった人生において、漫画家として著名であったとは決して言えない。 瞠目すべき長篇三部作『石の花』『VERSION』『あっかんべェ一休』(遺作)はもちろん、『12色物語』に代表されるすべての短編が、とにかくあらゆる点で、目も眩むほどのクオリティーと誇り高き魂を備えた、途轍もない存在であるのだが。 1995年歿、享年48。 この圧倒的才能が歩んだ孤高の道程は、キャリアの最高潮で突然途絶えてしまった。 アニメーターとしても、安彦良和が“「坂口尚? えっ あの天才が? もったいない あなたのような人が!」とサンライズの面接に来た坂口に驚いた”(Wikipediaより)というほどの達人であった。 早逝が本当に惜しまれてならない。 それにしても、この初期短篇集が放つ「輝き」の美事さはどうだ。 漫画やイラストレーションから絵画の技倆までを融通無碍に繰り出しながら、卓越したアニメーターによって初めて可能な「動く」表現も活き活きと操る、まさに「見る快楽」に満ちた画面。そして、そこで語られる言葉は、優しさに溢れながら甘いところが微塵もない、優れた詩人のものだ。 坂口尚の著作は、これまで何度も何度も版元を変えて出版されている。 もちろん編集者に熱心なファンが多いからだろうが、一方で、常にそれほどの部数が出ず絶版を繰り返していることも意味しているのだろう。 だから今こそ、未読の人に心から坂口尚を薦める。 漫画史に存在した最良の才能のひとり、と言っても、まったく過言にはならないのだから。 日常生活には音があるタカコさん 新久千映名無しタカコさんはちょっとだけ耳がいい。 ミュージシャン的な絶対音感があるとかではなく、 機械の様なリズム感を持っているとかではなく、 ホントに耳がちょっとだけいい。 そのちょっとだけいい耳で、 喫茶店での隣の席の会話、 電車の中で聞こえる発車ベルやアナウンス、 そういった普通は意識に上ってこないちょっとした 色々な音に他の人よりちょっとだけ 敏感に反応する。 そしてちょとだけ独特な感じ方をする。 そしてちょっとだけ幸福を感じるみたい。 普通の人が聞き流したり、 雑音や騒音とすら感じる生活音の中から、 楽しみや癒しや面白さを聴き取る。 そんな才能を持つタカコさんは とても幸せそうな人だ。 おねショタ×怪異×食!こんなの見たことない!あの人の胃には僕が足りない チョモランstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)ずっと気になってて、まだ2巻までしか読んでないんだけど、なんだこのマンガ!激おもろいんだけど!!! すぐ3巻買わなきゃ! こんなジャンル見たことないよ! 読み終わって良すぎてかーっとして何も考えられなかったよ! Twitterの載せられたマンガに対してよく「尊い」って書かれてて言いすぎじゃない?って思ってたけどこれは完全にそれでした! 「尊い」のやつでした! もし読んでない人いたら読んでほしいし、最初のリアクションは大切にしてほしいからできるだけネタバレは避けたいんだけど、ほんと作者さんめちゃくちゃセンスいいなー。 まず、おねショタの時点でめちゃくちゃいいんですけど、身長差は当然のこと、力関係とか経験の差とか、中等部の年下男子的には高校生の年上のお姉さんにはもじもじしてしまうわけで、もじもじしながらも頑張ってアプローチしてるのかわいいし、すぐお腹すいちゃうお姉さんの健康的でいろいろでっかいかわいさ最高だし、なんだか思わせぶりな感じも最高! まず、ここまでが第一段階の最高さ。でもここまではまだギリギリ想定内の良さ。 だけど、その最高の皿の上に「怪異」が乗っかってたら、ほら、もうめっっちゃいいじゃん・・!ってなる! グッと来すぎる!! おねショタのラブコメ見てニヨニヨしてたら突然、後頭部を丸太で殴られた感じ! 語彙力失うってこれか! 物語に急に広がりが出てきて、ストーリー的な展開も気になるし、この二人の進展も気になるし、怪異の謎とか、どうやら普通ではない主人公の出生の秘密的な部分もいよいよ気になってくるしで、むちゃくちゃのめり込んじゃう!! 普通じゃないきっかけで二人は近づくし、普通じゃないきっかけで距離を取ることにもなりそうで、簡単に言うと、この恋は全く予想がつかないし違う意味でもハラハラする!! あ、ラブコメ(ラノベ?)特有の、両親ともいなくて謎にヒロインと同居するっていう部分もあるじゃん・・。 主人公の料理上手なところとか健気で一生懸命な部分もめちゃめちゃかわいいんだけど、ヒロインもめちゃくちゃよくって、『富士山さんは思春期』みたいにおっきい女の子が、大食いなところともマッチしてて最高。 さらに言うと、食べる行為のエロさったらない。 なんの映画だったか忘れたけど、男女がテーブルいっぱいに広がった料理を挟んで、ひたすらに互いの目を見てひたすらに食べるシーンがあってもはやセックスみたいなエロさがあった。 『盲獣』という映画では快楽を求めた先にお互いの体を食べるという結末が待っていて衝撃だったけど痺れるエロさがあった。(映画のネタバレすいません) 個人的にはこの作者さんは漫画が上手なんだなーと思う部分がたくさんあって、なによりコマ割りがめちゃくちゃ読みやすい! 気づいてないだけで読みやすいってめちゃくちゃ重要で、ノンストレスでテンポよく読めるのって最高ですからね。 ニヤニヤしちゃうやりとりとゾッとする何かを描ける振り幅もたまらない~。 このままいけば早い内にアニメ化するんだろうなーと思った!まぁようこんなありえん漫画描くなアンダープリズン 宮尾行巳名無しガバガバ設定で辻褄合わすために、次々にありえん設定ほりこんでくるから物語が窮屈になるやろ 最後まで全てとは言わんけど、ある程度までは構想を練ってから描き進めた方がいいのでは?っと思えました。 なのでもう読みませんよ おい、お前ら!ロックとはこういうことだぜ!!日々ロック 榎屋克優名無し頭の中に渦巻く熱を放出するにはロックしかないんだとばかりに全身全霊で演奏する様子にはたまらなく心揺さぶられるものがある。 日々沼拓郎、高校生、八百屋の息子。 「沼」という漢字を分解すると「ロック」になる。 学校ではイケてない彼がハマっていること、それはロック。 密かに出てるライブではギターをかき鳴らして自分の魂を歌って気づいたら全裸になってることもある。 日々起きるくだらないこと、自分なんかにはどうしようもないこと、そんなことを熱い歌詞にして魂を迸らせている。 歌ってるシーンなんて最高すぎ。 疾走感のある歌詞が画面を埋め尽くして感情がフルにぶつかってくる。 格好悪いがなんだ!ブサイクがなんだ!モテないがなんだ! こいつはロックしてんだぜ!! 実写の映画は全くの別物になっていたけど、いいかお前ら!漫画を読むんだ! 体育館ぶっ潰すシーンなんて最高にブチ上がる! 日々沼拓郎のドブのような快進撃を見なきゃ損だ!赤裸々すぎる飲兵衛漫画世界の中心でくだをまく[仮] ロドリゲス井之介名無したいていの酒飲み漫画や飲み助漫画ってのは どんなに酒飲みの醜態・痴態をネタにしたとしても 最終的には「お酒っていいよね」で、 終わるのがパターン。 けれど「せかくだ」は最後の最後まで 飲兵衛ってウゼー、サイテー、という話だったりする。 正確に言えば、漫画家・原作者・編集者などの 漫画業界関係者って皆が酒癖悪すぎでウゼーッって 印象しか残らなかったりする。 一応はフィクションの体裁をとってはいるが、 ノンフィクション臭が強い。 業界的には、ホントに洒落で済んだのかこの漫画。 そう思うとタイトルの(仮)に関して シャレにならない本気度を推測してしまったりする。 ロドリゲス井之助先生の漫画は私は好きだ。 初めて読んだのは「係長ブルース」なんだけれども 切れ味鋭い、とかとは真逆の 真綿で首を絞めるようなジンワリくるギャグが 個性的で面白かった。 その後しばらくロドリー先生の作品を読む機会が なかったのだけれども、この「せかくだ」のあとは なんだか別ジャンルの漫画作品が多いみたい。 「せかくだ」も、いかにも私の好きな感じの ロドリー先生的な真綿で首をしめてくる漫画なのだけれど、 ほんとに真綿で首を絞めて(何かを)殺しちゃいました、 みたいな転機?になる漫画だったりするのかな、 と、シャレにならない邪推をしてしまう。 飲兵衛漫画としては個性的で、 まちがいなく面白い漫画なんですけれど。 「なわけねーだろ」が3周ぐらいして胸キュンになるやんちゃギャルの安城さん 加藤雄一さいろくさすがは画報社らしい「からかい上手の安城さん」って感じの作品。 これは薄い本が出てたらそのまんまだろうし逆に読みたくない、そんなウブな主人公とヤンキー気質なからかいエロギャル安城さんのラブコメ(と言っていいと思う) しかし最近これ系もイチジャンルとして確立されてきた感があるね <祝大河ドラマ決定>明智光秀のもう一つの真実信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~ 藤堂裕 明智憲三郎六文銭来年の大河ドラマは明智光秀ですね。 (昨今、配役にごたついておりますが…) 本作は、そんな明智光秀を主人公にした歴史作品ですが、他とは一味違います。 明智光秀といえば「謀反おこして、織田信長を討った悪役」という印象でしょうか? この作品は、実はその謀反を「誘導した人物」がいるという、歴史の真実を暴く内容となっております。 その人物とは一体誰なのかっ!? ・・・まぁ、羽柴(豊臣)秀吉なんですがね。 実際、明智光秀を討ち取ったのも秀吉ですから、そうなりますね。 その根拠として ・当時、中国地方の毛利と戦をしていたので、あんなに早く京都まで帰還できるはずがない ・信長に援軍を要請したのも秀吉だった ・その後の秀吉の天下への野心 などとしているのですが、実際どうなんでしょう? ここらへんは意見分かれそうです。 そもそも歴史は勝者のものだし、死人に口なしでは、何が真実なのかわかりません。 でも、だからこそロマンがうまれるものだと思います。 色んな説があって、それを知り、想像し、思いを馳せるのも、また楽しいものです。 私自身は、当時圧倒的な存在だった信長を討てるような大器は「明智光秀」しかいなかったという点において、ある種尊敬をしておりました。 いささか厨ニ的ですが、誰もが思い描いていたであろう(ないしは、画策して失敗した)ことを、実行できたという事実だけですごいなぁと思います。 それゆえに本作は、そんな明智光秀の生涯を知るうえでも、本能寺の変の新たな説としても両方楽しめる内容となっています。 大河ドラマは、どうなるんだろう。(色んな意味で)若い漫画読みさん達へ。カメントツの漫画ならず道 カメントツさいろく「10代の尻っぺたにタマゴの殻くっついたままの若い漫画読み」という表現が出てきてちょっといいなと思ってしまった。 カメントツさんが漫画界のルポ漫画を描くというのでとりあえず読んだ。 話題になったのはあだち充先生の『タッチ』で「何故和也を殺したの?」という質問をした回があってそれがニュースやSNSで拡散されまくったからなのだそうで。 自分もTwitterで知ったクチなのでそこからだったかも。 大御所(というかむしろレジェンド)への突撃もかなり面白いが、彼自身の作画道具の話や喫茶さぼうるの話など、神保町を知らない人にはかなり興味深いのではなかろうか。 絵柄の感じからそのままだけどキャラがみんな可愛いしキモいやつはキモいし、白黒はっきりしててとても読みやすい。 わたし的にはゲッサンの編集長が可愛くてお気に入り。こういう旦那がいいよね歩くひと 谷口ジローやむちゃ特に、話の筋があるわけでなく、「歩くひと」の視点を通じて鳥や木々や花や動物、子供…生活を丁寧に描いた漫画です。こんな風に、素直にいろんな物を受け入れたり感じることができるってすごく素敵なことだと思うんです。 シンプルだからこそ皆さん好みが分かれると思いますが、私は第8話の長い道が好きです! 初っ端からキムジョンウンっぽく見えると笑ってしまうので注意です。 思ってたのとちがうセンセイの鞄 谷口ジロー 川上弘美やむちゃめっちゃいいんですけど…。 なんて表現していいのか…大人の恋愛?じゃあ軽いような気もするし… もう始めっから雰囲気良すぎて読んでいて幸せになるの… センセイ…カッコ悪いはカッコいい!!日々ロック 榎屋克優猫あるく勢いまかせで泥臭いけど、すごい疾走感だ! 色々ダメだけどかっこよ過ぎる! とにかく熱くなりたかったら手にとってみてもらいたいです! 店長のキャラすごくいいね!!還暦大工とIT企業編解体屋ゲン 石井さだよし 星野茂樹名無し元大工のオッチャンってこの人がモデルだったのか。そっくりだ笑 https://www.businessinsider.jp/post-197698 アイドル事務所ってブラック芸能事務所ですが何か? usi名無しこういう話よくあるけど、実際どうなんだろうね。都市伝説みたいになってるけど勢いがある!!!!日々ロック 榎屋克優大トロ青春な感じです。バンドとかやっていた人は共感するところもあるんじゃないでしょうか… 実写映画も面白かったです!いい組み合わせセンセイの鞄 谷口ジロー 川上弘美大トロ川上弘美先生と谷口ジロー先生がこんなにマッチするとは思いませんでした。大人な漫画です。 終結!ピンサロスナイパー たべ・こーじ名無し最後まで力技で突っ走った漫画だったなぁ。 ほんと、最近のゴラクではトップクラスの画力だったように思う。 ちょっと話を持て余してた感じあるけど、シティーハンター的な世界観に、ピンサロくっつけてみました、という設定はおもしろかった。 依頼主が来るたびに毎回抜いてもらうのは、もはやエロを通り越して笑うしかない。ユキのOL生活とか、もっと長く続きそうな要素があっただけに残念。 普段とのギャップがありすぎて、過去の回想編とか異常に良い話に感じてしまうんだよな。ひとつだけ気になるのはユキが最後の大爆発をどうやって生き延びたのかだけ。「お前は・・・マジでっ・・・何なんだ龐煖っ!! 」キングダム 原泰久名無し50巻以上続けてきて、絞り出したセリフがこれってどうなんだ? スゲー良いシーンだと思うのだが…なんだろうなーなんか引っかかるとこがある。面白いんだが消化不良感がある第三の陰武者 南條範夫 黒藤広隆マンガトリツカレ男※ネタバレを含むクチコミです。 物件探しは人生の再スタート点。吉祥寺だけが住みたい街ですか? マキヒロチPom 不動産会社で働くファンキーな双子女子が物件探しに来たお客さんに吉祥寺だけでない家を紹介していき地域の魅力、部屋の良さなどを伝えていく。 そして家探しを一緒にしながら、お客さんの人生観も変えてしまう。 いつかティファニーで朝食をもそうだが、今作も面白スポットの紹介があったり、家探しは人生の再スタート。のような奥深さを感じたり、話も1話1話で場所、訪れる人も変わるので、飽きることなく面白かった。危機管理不足粘菌人間ヒトモジ 間瀬元朗名無し粘菌ccの人たち、毎回ヒトモジに逃げられ過ぎだよ。大阪府警か。<<485486487488489>>
公園で出会った小学四年生の柚子森さんに、心奪われた女子高生のみみか。友達になるも、これは恋?変態?と揺れ動き、挙動不審のみみかに対して、常に無表情の柚子森さん。この二人、どうにかなるの、この先? —— 当初は、友達になれて舞い上がるみみかが、柚子森さんに過剰反応して赤面し、震え、発汗する変態的な画面が続く。柚子森さんと友情を結びたい一方で、恋情や欲情じみた感情が溢れ出すのを、何とか止めようとするみみかが、切なくて泣ける。 柚子森さんは大人びていて、家庭でも学校でも、つまらなそうにしている。しかし、みみかに対しては、次第に色々な感情を見せ始める。 絆が深まり、柚子森さんがとうとう気持ちをぶつける、その時の目力と、大粒の涙に、こちらも涙が溢れてしまいそうになる。 想いが生まれ、堪え、溢れ出し、どうしようもなく、相手にぶつける。そこから逃げ出せば、相手とすれ違うし、臆せず立ち向かえば、強い絆が生まれる。そういう場面を何度も描き、突きつけてくるこの作品。 大人も子供も関係ない。強い感情を持ってしまった者同士、拳(と書いてハート)を交えなければ、何も始まらない。 そう、恋をするなら、きちんと戦わなくてはいけないのだ。 ……そんな意外と熱い、年の差百合のお話。