青年マンガの感想・レビュー15401件<<426427428429430>>勢いある首を斬らねば分かるまい 門馬司 奏ヨシキ名無し華族の幸乃助と、処刑人の洞門沙夜の恋を中心に、移り変わりゆく明治の世を描いている漫画です。 途中から、海外編になってしまって、一体このマンガはどこに向かっているのだろう・・・と思いましたが、舞台はまた日本に戻ってきました。 2人の恋は悲劇で終わってしまうのか、ラストの展開が気になります。めっちゃネタバレ有りの1巻を読んだ感想誰かいい人いませんか? バラマツヒトミ名無し※ネタバレを含むクチコミです。これが男の仕事?は天才の仕事静かなるドン 新田たつお名無し主語デカの老害感満載で、かつ雑な括りで申し訳ないんだが、昭和の漫画の頭の悪さって最近の漫画とは比べ物にならないよな。 静かなるドンが無料で読めたから久しぶりに読んでる。そんで、母親のブラジャーで声出して笑ったわ。「これが男の仕事?」って。まさしくこれは男の仕事だよ。女には作れない。だけどさ、よくよく読めばこのときの穴あきブラジャーの情報量はすげーと思うんだ。ヤクザの息子が会社での評価がよくなさそうなのにブラジャーを自作するくらい頑張ってるんだなとか、ただ壊滅的にセンスねぇなとか、でも授乳のためで下心とかはないんだなすげぇなこいつとか。冷静に読めば色々考えるんだ。もしかしたらこのコマはすげー考えられた上での一コマだったのかもしれない。 でも、こういう後からよくよく読めば考えられることってのは、母ちゃんの圧倒的な初見殺しで全部吹き飛ばされてたんだよ。旦那の葬式に別室で息子と二人、組の今後について真剣な面持ちで話してると思ったらおもむろに脱ぎ出す。この流れは背中の紋々を見せて「如来像の前でも同じことが言えるのかい」とでも言うのかなと思うじゃん。でも、飛び出してきたのは穴あきブラジャーと穴から覗いた綺麗な乳首と「これが男の仕事?」だぞ。笑うだろこんなもん。だけど、一つだけ強烈に伝わってくんのが、こいつブラジャー作る男じゃねーわってこと。ゲラゲラ笑いながらでもそれだけはわかる。天才の仕事だよ、このコマは。 俺はこういう頭悪いんだけど説明抜きの説得力みたいなもんがあってかつ笑えるのが好きなんだ。最近の漫画は良くも悪くも綺麗で穴あきブラジャーみたいなのはお目にかかれない。まぁ需要がないのかもしれないな。だからこうして久しぶりに昔の漫画を読むのが楽しいわけで。まぁ言いたいこととしては、みんな読もうぜドン。そんでブラジャーを見てくれよ。んじゃ、続き読んでくるわ。マルタさんはその辺に…くーねるまるた 高尾じんぐ野愛マルタさんはその辺にいそうでかわいい。 日本人以上に日本文化に造詣が深く、宅配便のお兄さんと水着姿で踊り出すポルトガル人留学生は本来なら稀なのに…マルタさんはすごく身近な感じでかわいい。 大人の女性たちがオンボロアパートに集まって所謂ガールズトーク的ではないおしゃべりに花を咲かせてご飯を食べて…というこの平和さに浸れます。一緒に絵本のお話とかしたい。 登場する料理も美味しそうだし、レシピ本としても活躍します! ・クリームチーズ入り石狩鍋 ・スモークサーモンのケークサレ ・豚肉の紅茶煮 は実際に作ってみましたがとても美味しかったです。 あなたの心に、繋がりたい♪ #1巻応援ココログイン こがわみさきあうしぃ@カワイイマンガ「ココログイン」という言葉がもう、ステキな発明だと思うわけです。 ゲーム世界を始め、何らかの特殊空間・時間軸に自己が接続する事を「ログイン」と言うなら、他人の精神、もしくは自分の内面の未知の領域に接続する瞬間を「心にログイン=ココログイン」と呼ぶのは、ちょっと冒険の匂いがしてワクワクする。 相手の心を探り、暗中模索しているうちにふと、隠れていた秘密に触れた瞬間を「あっ今、ココログインした」なんて言ってみるのは、なかなかしっくりくるなぁと、この連作集を読んで思ったりしました。 心の繋がらなさと、心が繋がる瞬間の諸相を描いた連作集『ココログイン』。優しく晴々とした気分をくれる。 ●Hocus Pocus 東北地方の高校に、方言を話さない転校生が転入。慣れない響きの言葉を使う者に対しての、微妙な距離感と憧れはいずれ……。 ●Träumerei(前後編) お昼休みの校内放送は誰が話している?秘密を巡る男子と女子とおじさん先生と。 ●Contact(前後編) ゲーム世界の友達とオフ会。リアルなコミュニケーションに自信の無い二人が、現実クエストに挑む! ●Grandma's Song(前後編) 好きだった祖母はボケたのかな……同じ魔法少女アニメを見続ける祖母は、私の彼氏に頬を赤らめ……どういう事!? ●My Place 滅多に家から出ない少女が気になる少年と、少女を守りたい隣人。 ●In Other Words 空を飛ぶ夢は不安の夢。そう告げる男子をじっと見る女子。思い当たる節はあるのだ。くすっと笑えて勉強になる聖☆おにいさん 中村光名無し仏教のブッダとキリスト教のイエスが東京は立川でバカンスを楽しむお話。 設定がまずパワーワード過ぎてびっくりして手に取ったのが始まりでした。読み進めていくとくすっと笑えるネタが盛りだくさん。笑いとシュールの絶妙なバランスが最高。 それでいてなんとなく勉強になってしまう恐ろしい本です。 仕事で疲れた人にお勧めです。pain罪と快 染谷ユウ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 自分だったら、にはならないけど気になる1122 渡辺ペコ名無し※ネタバレを含むクチコミです。不器用だけど少しずつ芽生える親子愛ソマリと森の神様 暮石ヤコ名無しソマリを両親の元に返すため、森の守り人であるゴーレムがソマリを連れて旅する物語。いろいろな種族との出会い、時に危険になりながらもゴーレムはソマリを守り、ソマリはゴーレムを慕い少しずつ絆を深めていきます。その中で感情を持っていないゴーレムがソマリを大事に思い、ソマリのことを考え行動したり、初めて抱く思いに困惑する様は親そのもの。ソマリの一途な思いとゴーレムの不器用な優しさは、ほっこりさせられます。大事なものは何なのか気づかせてくれる、そんな物語です。種族を越えて芽生える親子愛と絆は心を癒してくれます。耕作はつくづく幸せ者1ポンドの福音 高橋留美子名無し 自分は現在必死にダイエットに取り組んでいるが、近くに好きな人やはっきりした目標が無いとどうしてもダレがちになってしまう。その点常にシスターアンジェラに温かく見守られつつ、彼女への愛(というほど大袈裟ではないか…)を目標に日々減量に取り組める耕作はつくづく幸せ者だと思う。ボクシングシーンやその技術に関する描写が深ければなお良かったが、あくまでこれはラブコメディなので… 原哲夫が描くノブナガいくさの子 ‐織田三郎信長伝‐ 原哲夫 北原星望 熊谷雄太(STUDIO H)名無し織田信長の幼少期から、亡くなるまでの一代期を、生き生きと描いてあります。うつけとカモフラージュをして尾張を守りながら着実に力を蓄え、仲間に信頼されるまでにいったのは、信長の人に愛される度量の広さと、物事に囚われない自由な心にありました。毎回その次はどうつながるのかと、楽しみに読んでいます。玉の輿バトロワタマロワ ~100%金目当て 資産35億のイケメンを巡る訳アリ女達の玉の輿バトルロワイヤル~ 山口ミコト まりお名無し資産35億のイケメンの玉の輿に乗るため、ワケアリ女達が100%金目当てでバトルロワイヤルするお話。 タイトル情報通り、良い意味でバカ漫画です。 後になってから気付いたのですが、この漫画の原作をあのトモダチゲームの山口ミコトが手掛けていた、とうのが驚きでした。 好きですねえこういうの。#1巻応援 好きなもの興味のあるもので世界は変えられる服福人々―ふくふくひとびと― 坂本拓Pom 面白かった。終始、物語の進むペースは緩い。 佐久間と廻谷の出会いは洋服だったけど人と人の出会いって偶然でもすごいものなんだなと感じたし、そこから広がっていく世界がとても楽しそうに目がキラキラしている様に見えた。 佐久間はこの出会いを通してどんな風に変化していくのかな。 やはり、好きなものが一つあるだけで人生変わるし変えられるものだなと思いました。 ファッションについて、男性だけじゃなく女性も肯ける所あったので男女問わず楽しめる作品だと思います。 海自護衛艦の実質「空母化」空母いぶき かわぐちかいじ 惠谷治名無し護衛艦いずも型のF-35B搭載・空母化改修のニュースをきっかけに、この作品の存在を知りました。次々と押し寄せる息も付かせぬ緊迫感、指揮官としての責任感や重圧、戦闘機搭乗員としての覚悟等、「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじ氏らしい、国を守る者としてのギリギリの人間ドラマを堪能する事が出来ました。泣いてしまったバクちゃん 増村十七名無し※ネタバレを含むクチコミです。妖狐と警察がタッグを組んで妖怪退治!明治ココノコ 坂ノ睦名無し※ネタバレを含むクチコミです。 まさか、まさかの…壮大なオチ人魚姫のごめんねごはん 野田宏 若松卓宏名無し※ネタバレを含むクチコミです。空腹時に読むとキケン!めしぬま。 あみだむく名無しとにかく食べ物を美味しそうな表情するので食欲をそそられる作品です。 カツ丼、生姜焼き、唐揚げなどなど、あったかご飯をバクバク平らげていく飯沼は見ていて気持ちが良い! 普通の卵かけご飯ですら最高に美味しそうに見えてしまいます。 小龍包の汁をごくんと飲み込むシーンなんて風味が感じられるようでたまりませんでした。 読むとご飯を食べたくなる作品ですが、自分は逆にダイエット中に読んだりして気を紛らわせていたこともあります笑 美味しそうに食べるマンガが好きな方におすすめです!仮面ライダーに影響を与えた柔道一直線柔道一直線 梶原一騎 永島慎二 斉藤ゆずる名無し今は亡き五大週刊少年誌の一角「週刊少年キング」の看板タイトルだったのが『柔道一直線』。 この時期のスポ根ものとしては破格の人気を誇っており、実写ドラマも人気がありました。 佐々木剛氏が仮面ライダー2号一文字隼人に抜擢されたのはもとよりスタッフの多くがそのまま移行したことは有名な話です。 また本作の人気の凄さを現すものの1つとして漫画に登場した技が使われることもありました。 1974年の「仮面ライダーX」では柔道一直線の劇中で主人公“一条直也”が必殺技として用いている“地獄車”をライダーキックの代わりの新必殺技として使用しています。 原作・梶原先生の作品らしく絆、情についての熱い描写は必見。 60年後半~70年代の日本らしい熱量を作品から醸し出す作品なのは間違いありません。 今しか描けない沁みる読切お賽銭 野村宗弘名無し俳優業で上手くいってバイト生活から抜け出せますように、と初詣に行こうとしたけれど、遠くの国から働きに来てお正月も家族に会えない人のことを考えて「世界平和」を願うことにするというのがジーンときますね。で、結局コロナの影響で役者仕事がなくなり、相変わらずバイト生活のまま、というオチ。今しか描けない「どうしようもなさ」が伝わってきます。 前回の読切「マツザカ」がよく分からなかっただけに、余計に良さが沁みた気がします笑みんなが自分を否定しないで生きられますように実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。 ペス山ポピー野愛生きることは難儀だなあ。 読んだ直後なんとも言えない気持ちになって思わずTwitterで呟きました。 激しい被虐趣味を持つペス山ポピーさんが様々な男性とプレイ(というか殴られる)をしながら、自らの性的嗜好や性自認の根源にあるものと向き合っていくお話です。 イケメンにボコボコに殴られて恋してハッピー、なんて一筋縄ではいきません。 殴られたいという欲求に真摯に向き合ったことで、浮かび上がった性自認。殴られて恋をしたせいで、その性自認が再び自分の首を絞めることになる。 なんて生きづらい。 男と女の二種類しかいないのは何故なんだ、恋してセックスしてそれが当たり前だなんて傲慢だ。 人の数だけ性別があっていいし、性的嗜好があったっていい。それで人類が滅んだって別にいいじゃないか。 というのは極論なのかもしれません。 でも、みんなが苦しまないで生きられたら、自分を否定しないで生きられたらそれがいちばんいいことだと思います。 ペス山さんも自分を肯定して元気に過ごしててくれたらいいなあ。 生きることは難儀です。みんな生きてて偉いです。土田世紀のデビュー作愛蔵版 未成年 土田世紀三色モナカ連載当時土田世紀本人が未成年だったというからすごいよな〜。キャラの描き分けとかコマの割り方は若干読みにくさがあるけど、それを上回る魅力がある。単純に絵が上手いだけじゃなくて味があるというか、松本大洋の言い方を借りれば色気があるということだと思う。漫画のテクニック的なものの荒々しさと作中の登場人物達の未熟さはまさに未成年だけど、こんなん描ける高校生は他にいないよ。好きなシーンは「夢がないのね引野君」「夢ですか…昨日の…みそ汁といっしょに飲んじまった」のとこです。 エンターテイメントの教科書子連れ狼 小池一夫 小島剛夕名無し漫画原作者、小池一夫さんの代表作の一つです。小池さんは1970年代から「劇画村塾」という漫画家の養成塾を開設され、数多くの門下生に対して指導なされました。ここから高橋留美子、板垣恵介など多くの漫画作家が育ちました。 小池さんによると漫画で一番重要なのはキャラクターです。小池さんはこの「子連れ狼」を題材に、どうやってキャラクターを作るのか「キャラクター創造論」などで解説しており、エンターテイメントの教科書と言っていいでしょう。ラーメン好きには必読ラーメン発見伝 久部緑郎 河合単名無し藤本浩平がラーメンに入れ込む姿は、まさにラーメンの探求者です。レシピの改良だったり、創作ラーメンの開発だったり、ラーメン店の経営だったり、一話一話のテーマが魅力的。読後は間違いなくラーメン屋に走りたくなる、ラーメン好きには必読の書です。<<426427428429430>>
華族の幸乃助と、処刑人の洞門沙夜の恋を中心に、移り変わりゆく明治の世を描いている漫画です。 途中から、海外編になってしまって、一体このマンガはどこに向かっているのだろう・・・と思いましたが、舞台はまた日本に戻ってきました。 2人の恋は悲劇で終わってしまうのか、ラストの展開が気になります。