青年マンガの感想・レビュー15399件<<425426427428429>>ただの異世界ハーレム物じゃない結婚指輪物語 めいびい名無し最初はタイトルからロード・オブ・ザ・リングかな?と期待していなかったのですが、いい意味で予想を裏切ってくれました。 異世界ラブコメものですが、ストーリーが面白くてどんどん次が気になっていきます。深淵王との戦いの行方も気になる良質なファンタジーだと思います。 あと、作者めいびいさんの描くヒロインはやはり上手い&可愛い。たくましく育てぼくんちはBar 千葉きよかず名無し1970年代、アメリカ軍基地がある田舎のバーの話。マー坊はそのバーでホステスや米兵さんたちに囲まれ暮らしてくる。教育的観点からすると好ましい環境と言えないかもしれない。だが、子どもってのはどんな場所に居ても、誰かしら愛してくれる人さえいればすくすくたくましく育つのかもしれない。そんな風に思わせてくれる作品だ。米兵さんやホステスの姉さま方の人情に溢れる話もほろりと泣ける。「真空飛び膝蹴り」が懐かしいキックの鬼 梶原一騎 中城けんたろう名無しあの圧倒的な強さを誇った、キックボクシング創成期の立役者「キックの鬼」こと沢村忠を主人公にした梶原一騎原作の漫画です。漫画の中で沢村が放つ「真空飛び膝蹴り」を見たくて、TVのキックボクシング中継に毎週チャンネルを合わせたのですが、滞空時間が長いその必殺技を見る事なくブームが去ってしまったのが残念な思い出でとなりました。しかし、沢村のキックに対する情熱がヒシヒシと伝わってくる作品でした。実力を伴ったスーパーヒーロー沢村忠が躍動するこの作品が大好きです。光速ビッチと校則イケメン眼鏡友達として大好き ゆうち巳くみstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)なんだかすごいもの見た新しい感覚のラブコメ友情譚! 他人の彼氏でも息をするように恋をしてすぐ学校のトイレでしちゃうようなギャルが、女子に追われて逃げた先で出会ったのは校則を本気で守るイケメンメガネ。 秒で惚れて、不純異性交友はダメだけど友達ならいいよねと言いながら貞操観念の境界をさらっと越えてこようとするこのギャルの凄さが光ってる。 これはただ単純にビッチだからすごいって話じゃない。 このキャラにそれをよしとしてしまうパワーがあるのがすごい。 最初の1~3ページ目で水道から水を飲んでるのか思わせといて実はトイレでの事後で口をすすいでたってのがすごい。そう、しゃぶったからだ。 男子生徒からしたら「マジかよ!いいの!?すげー!」ってなるだろうけど、ごく一般的な(こういう言い方あまり好きじゃないけど)女子生徒からしたら悪夢でしかない。 下手するとギャルとは会話になってないんだけど、このついていけない論理にどうにかしてついていきたいと思わせられてしまう。 そしてこの強引さこそが校則やルールにガチガチに縛られて友達がいないイケメンメガネを救う可能性もある。 いや、ユルすぎと堅すぎで互いに救い合う関係になるのかも。 今後どうなっていくのか期待しかしてない! 楽しみだ・・! DAYS NEOに載ってる読切が両方とも素晴らしい。 内容によって絵柄を変えているし、それぞれユーモアと得体の知れない恐怖と救いがある。 https://daysneo.com/author/tototo/ これは可愛い!!くーねるまるた 高尾じんぐむ異文化ご飯漫画いいですね! マルタさんが可愛くて作る料理も全然知らないものばかり。 でも日本にある安価な食材で作れるという! 癒され&料理の知識が増え、充足感得られる一冊!青年誌で女子体操漫画って珍しい気がするタンブリング 鎌田洋次starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男バルセロナオリンピックというところに古さを感じるがその辺は違和感なく女子体操に全く詳しくなくても楽しめる内容だった。ライバルやコーチも良い感じなので最後まで一気に読めてラストもいいところで終わったので良かった 美女と少年のノスタルジック恋物語 #1巻応援あさこ よしだもろへ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 本多忠勝、参上!武蔵vs信長!姫路城リビングデッド 漆原玖名無し戦国武将マニアとか歴女とか御城マニアとか、 最近はかなりマニアックな趣味を堪能している方々が いらっしゃるようで。 自分はまったくそっちの知識も興味もありません。 東海地方在住でもあり、一般知識にプラスアルファで 郷土の武将達に少しだけ知識があるくらいで。 プロレスラーの藤波さんが御城マニアだそうで、 有名人が自分のマイホームについて語る 「俺の城」というTV番組から出演依頼が来たら 名古屋城とか松本城とか、御城について好きなだけ 語れる番組だと思って出演を快諾したとか。 そういう話を聞いても、あきれるというか なんでそこまで戦国時代に思いいれができる人がいるかな、と 疑問を感じるしかないのですが・・ 「姫路城リビングデッド」は、そんな私でも 冒頭の数ページを読んだだけで、 ああ御城って建造物としても凄いし、 大勢の人が色々な思いを込めて築城し、 何をどう考えて構築して、それを攻略するならどうしたらいいか、 そんな風に考え出したら止まらなくなる存在なんだな、 そう感じました。 確かに色々と浪漫を感じる存在だな、と。 そして最期まで読んで感じたのは 御城とは人民を守るためのもの、ということ。 けして城主の威光や権力の象徴ではない。 マニアが興味をもつにたる存在なのだな、ということ。 徳川が日本を平定し、太平の世が始まりかけたとき、 突然にゾンビが姫路城を襲ってくる。 しかも数十年前に死んだはずの信玄、謙信、信長などが 指揮をとり自らが先陣を切って攻め込んでくる。 迎え撃つのは伊賀忍者の末裔だったり宮本武蔵やその弟子。 そして城の守り神の依り代的な、城マニアの町民。 漆原先生が描く、その激闘シーンがこれまた凄くカッコイイ。 後に唐突に登場する本多忠勝なんて (イチ地元民としての偏見ですが) 料亭・柿安の前で銅像になって座っているだけの人 という印象しかなかったが、なんてカッコ良いんだ! 史実と浪漫がゴッタ煮になって沸騰しているような熱い漫画。 けれどストーリーはしっかりとしていて ただのトンデモ話ではない、よく出来た話が展開する。 戦国時代にリアルを求める人にも、浪漫を求める人にも、 SFチックなエンタメ的な面白さが好きな人にも、 是非とも読んでみていただきたい漫画。 きっと、それぞれ独特な感想を抱くと思います。とりあえず凄いハラハラドキドキ 清野とおる野愛清野とおる先生凄いなあと思いました。あと100年くらいしたら理解できるかもしれないし、できないかもしれない。でも面白いか面白くないかで言ったら面白かったです。 ハトババアに絡んだせいでお腹に人面瘡ができてしまった少年・水樹シゲルが人面瘡をどうにかしようと奔走したり、同じく人面瘡ができた幼なじみ・面子と恋愛したりするお話です。 とにかく凄い勢いとハイテンションで話は進んでいきますが、何ひとつ解決しないしハトババアも後半全然でてこなくてとりあえず凄いです。ラストなんかもう投げっぱなしバッドエンドです。凄い。 この作品がヤンジャンで連載されていたというのも凄い。 人生に疲れたときに読むといいと思います。いい感じにどうでもよくなるし何故か体温が上がりました。 面白いか面白くないかで言ったら面白いし、好きか嫌いかで言ったら割と好きです。全てのペットが幸せであるように #1巻応援きみにかわれるまえに カレー沢薫nyae命あるものを飼育することが、自分の人生に良い方にだけじゃなく良くない方にもめちゃくちゃ影響があることを、この漫画を通してもっと広まるといいなと思いました。 そして、良くない方の影響に対して「あたりまえの事」と思えない人は、やはり飼育すべきじゃないのかなと。 作者が作風を一新して、とあらすじにありますが、道端によくバフンが落ちてたり、「ネコと和解せよ」という文字がよく出てきたり、犬が「ワンワン」じゃなくて「クソクソ」と鳴いてたり、保護猫シェルターの名前が「怒りのデス 保護ネコロード ハウス」だったりと、いつもの感じもちゃんとあります。 私は読んで号泣とまではいきませんでしたが、今飼っている犬が、このまま健やかに安心して生きていけるようにこれからもしっかりしようと思いました。 知ってから読むのに20年以上かかった味ラクルボーイ 寺島優 小島利明マンガトリツカレ男学生の時にみかけて最初に「味ラクルボーイ(あじらくるぼーい)」って認識したせいか、最近になっても正式な「味ラクルボーイ(みらくるぼーい)」ではなくずっと「味ラクルボーイ(あじらくるぼーい)」と読んでしまう 内容は、一流の料理人を目指す少年・香月慎吾が本物の料理とは何かと追求する。最初は少年っぽさが出ていたが、料理学校編後半になるといつまにか青年っぽくなっていたりと色々気になるところはあるが、料理のテクニックだけでもなく人情だけでもなくいい感じの話が多く、対戦相手もわかりやすく強敵になっていくので良かった。 料理漫画だけに原作/作画ではなく、仕込:寺島優 調理:小島利明となっていたり、細かいこだわりを感じる漫画だった Kindle Unlimitedでも読めるのでおすすめ 希少な囲碁マンガ日々碁席 笠太郎くまぞう事実、将棋マンガに比べて囲碁マンガは本当に少ないんですよねえ。 このマンガは「ヒカルの碁」の様に棋士の戦いを描いたものではなく、 碁会所に集まる囲碁好きたちのハートウォーミングな話が中心です。 さくらのお祖父さん曰く、 囲碁とは「相手の言葉を聞き取とり自分の言葉を放つ 心が行き交うゲームじゃ」というセリフが印象的でした。 旅館人情ドラマ歓迎たけや旅館 ありま猛名無し長年バーのマスターをやってきた主人公が、思い切って旅館業に飛び込んでいくというストーリーです。老舗旅館と一言で言ってもその業務内容は多岐にわたるわけで、主人公が思い描いていたものとは全く違っているという、とまどいをしっかり表現されていて興味深かったです。 「幸福なら…売れるだろうな…」青春裁判 永島慎二名無しどの話も切なく、懐かしいに気持ちにさせられるストーリーでした。読み終わった後には不思議な余韻があり、少し前向きになれた気がします。青春期の苦悩の中に、ドキッとさせられるフレーズがいくつも出てきます。ええい!オノ・ナツメは化け物か!!Danza[ダンツァ] オノ・ナツメTKD@マンガの虫まず一言言わせてください。 「どの作品も完成度高すぎるだろ!!」 30ページ以上あるものから 10ページ以内の作品も全て人情もので まとめていますが、 オノナツメのデフォルメキャラと演出で 描くと心の中に ふわっと風が吹いたような感動が味わえ 病みつきになること間違いなしです。 実在感があるようでなく、かと言って 「こんな人々はいないのか?」と言われれば 「いや、何処かにはいるはずだ!」と 思わせてくれる非常に不思議なバランスで 成り立っている作品です。 もちろん、そう思わせるような仕掛けは 擬音を使わない、マンガ的な記号を使わない 等がありますが、それだけでは表現できない 叙情のようなものがあります。 「オノナツメを読み始めるならまずはコレから読んでほしい!」そんな一冊でした。上海の蛇使い女上海魔女 滝沢解 川崎三枝子名無し上海の蛇使いの女性ジゼルが、運命に翻弄されつつ生き抜くお話。祖母も母親も日本人に痛めつけられ、彼女は復讐のために来日します。 絵に迫力があって、有無を言わさぬ説得力があります。上海の闇深い裏社会の怖さ、男たちの嫌らしく残酷な感じがびしびし伝わってきます。蛇とジゼルが絡まりあうシーンは、怖いけれど美しく妖艶。 奥さんなんでいなくなっちゃったの~父子コロッケ 藤みき生 大沼朔名無し作る、そして食べる。この当たり前が人間の生活においていかに大事か。ある日突然、奥さんに出ていかれたタベさんですが、さまざまな食を通して、奥さんが出て行った理由を模索する。なぜ奥さんが離婚届を置いて出ていったのか…最終的にその理由に辿り着くようだが…主婦の方は奥さんの気持ち、けっこう共感できるのでは。それにしても太陽くん、賢く優しい少年だな。タベさんが料理コンテストで優勝できなかったときの太陽くんのフォローは素敵すぎて泣ける。心が癒された。優しい気持ちになれる作品集思い出ごはん大賞 わたしの食卓物語 魚乃目三太 幸宮チノ 美月李予 桑佳あさ 岩村俊哉 たかなししずえ 青菜ぱせり 井上眞改 フジヤマヒロノブ 斉藤ふみ 思い出食堂編集部 さかきしん 川田あきふみ しゅりんぷ小林 なかむらみつのり 天宮ケイリ 浅原かずよし 黒友みやこ クロ僕屋 サトウアタリ 高荷真弓 やまざき優紀 おーたまり野愛コンビニに売ってる分厚い漫画大好き。飯漫画ならなおさら大好き。 コンビニ行くとついつい買っちゃってた時期がありました。これに限っては電子よりも紙派です。 ひとりで食事と向き合う漫画もいいけど、人との繋がりを感じたり地元に帰りたくなるような飯漫画もいいですよね。 思い出ごはん大賞はまさに地元に帰りたくなる作品集。家族や友達に会いたくなる漫画です。 初めて喫茶店で食べたスパゲティとか、お母さんが作るお弁当とか、実際の美味しさ以上に心に残っているご飯ってあるよね…と自分自身の思い出も蘇ります。 わたしの地元の料理みそ貝焼きのエピソードもあるのでよけいに帰省したくなる…。 まだまだ遠出はできない状況が続いていますが、この作品を読んで優しい気持ちになって、家族や友達に連絡してみようかな?と思いました。白浜鴎といそあそびの佐藤宏海のタッグ!ファンタジーグルメ漫画が美味しそうとんがり帽子のキッチン 白浜鴎 佐藤宏海名無し白浜鴎と佐藤宏海の画力で殴ってくるようなタッグに心踊ります。 キーフリーの料理オシャレ〜! 食材は現実にないですがなんとなく雰囲気で同じような食材を使えば作れそうな気がしてくるやつ。 アニメ化してNHKで流して欲しい感じですね。 ダンジョン飯もファンタジーグルメ漫画ですがそれとはまた違っていい雰囲気の漫画。 妻ではなく子どもが主役の育児奮闘記妻と僕の小規模な育児 福満しげゆきnyaeとても悲壮感のある表紙で、実際に福満しげゆき先生のお子さんは生まれてから度々病院のお世話になってますが、読み心地としては「僕の小規模な生活」などの私漫画とそう変わらないので楽しく読めます。あとがきも相変わらずいい。 夫婦のバトルは少なめかもしれません。 福満先生の“妻”は読者にとって最初からずっと“妻”でしたが、そこに“母”という肩書が増えたことにより妙に寂しさというかなんというか、変わらないことなんてないんだな…みたいな、よくわからない感情になりました。ハードボイルドな武田信玄公ならこの作品!甲斐の虎 武田信玄 小池一夫 小島剛夕名無し戦国屈指の人気武将である“武田信玄公”をタイトル通りに主役に置いての伝記、軍記ものです。 ストーリーは躑躅ヶ崎館、そして父親武田信虎との不和、追放劇からスタートしており、信玄ものとしてはデフォルトです。 信玄公の物語は実質三巻ほどで幕を閉じ、四巻は武田家凋落、他作品でいう“武田勝頼”の物語になっています。 このため巻のサブタイトル通りにほぼ史実の内容が描かれますが、やや駆け足気味な印象を受ける方も多いでしょう。 ハードボイルドな小池スタイルの信玄公は他作品と差別化しているゆえ、信玄公の生涯頁数にして1200頁ほどで描きあげたを作品です。子供にも大人にも勧めたい土砂どめ奉行ものがたり 青木朋ナベテツ昔々あるところに、というナレーションが頭に流れてくるのはある年代以上のような気もしますが、近世の日本を舞台にしたお伽噺であり、また史料に基づいた良作でした。 作者の青木朋先生は、中国に材を取った歴史漫画を描いていたり、あるいは現代舞台のミステリを描いたり幅広く作品を描かれていますが、この漫画は大人から子供まで楽しめる良い漫画だと思っています。 現代の日本に生きている自分達は、水で苦労することなんて恐らくほぼない訳ですが、近代以前において水利というものがどれだけ大切だったのか教えてくれますし、お上と庶民という感覚は日本では変わらないのかなあと想像したりもします。柔らかく可愛らしい絵柄で読みやすく、良作として薦められる漫画です。 勢いある首を斬らねば分かるまい 門馬司 奏ヨシキ名無し華族の幸乃助と、処刑人の洞門沙夜の恋を中心に、移り変わりゆく明治の世を描いている漫画です。 途中から、海外編になってしまって、一体このマンガはどこに向かっているのだろう・・・と思いましたが、舞台はまた日本に戻ってきました。 2人の恋は悲劇で終わってしまうのか、ラストの展開が気になります。めっちゃネタバレ有りの1巻を読んだ感想誰かいい人いませんか? バラマツヒトミ名無し※ネタバレを含むクチコミです。<<425426427428429>>
最初はタイトルからロード・オブ・ザ・リングかな?と期待していなかったのですが、いい意味で予想を裏切ってくれました。 異世界ラブコメものですが、ストーリーが面白くてどんどん次が気になっていきます。深淵王との戦いの行方も気になる良質なファンタジーだと思います。 あと、作者めいびいさんの描くヒロインはやはり上手い&可愛い。