ネタバレ
名無し

かつて平安の世を荒らし回った稀代の大妖魔・九尾の狐が、天孤との戦いに破れ八尾を奪われて九百年も封印されていた。やっと封印を解かれたと思ったら現世(ときは明治十二年)へ飛ばされてしまい、九百年経った人間界の変容ぶりに衝撃を受ける…というところから物語がはじまります。

そこでは物の怪の成れの果て「ニゴリモノ」による事件が起こっていて…人間の中で唯一九尾狐の存在を認識できるおじさんの協力の下、ニゴリモノの姿を見た九尾狐の行動が決め手となり、なんと「警察庁ニゴリモノ撲滅課の邏卒(らそつ)隊」に任命される…!?という驚きの1話でした。

唯一九尾狐の存在を認識できるおじさん、じつは警視庁のトップの偉い人。
そしてタイミングよく現れる人間姿の天孤。
ふたりは九尾狐が邏卒隊にふさわしいかどうかを見定めていたんですね。

むりやり帽子をかぶらされた九尾狐の間抜けなこと…しかし素直に言うことを聞くとは思えない九尾狐、警察の一員としてしっかり頑張れるかな?

かつて平安の世を荒らし回った稀代の大妖魔・九尾の狐が、天孤との戦いに破れ八尾を奪われて九百年も...
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あやしや

あやしや

“これは、鬼と人とが同じ世に在る物語。鬼と人とは、決して相容れぬ……決して…相容れてはならぬもの也”ワケあり呉服屋の若旦那・仁とワケあり鬼・だまり。奇妙な二人が都の夜を騒がせる!!漫画版『忍びの国』の超絶気鋭・坂ノ睦、初のオリジナル作品。挑むは「妖怪バトル」!坂ノ睦の激しくも妖しい筆先が、その王道的ジャンルを革新する!!

忍びの国

忍びの国

▼第1話~第4話 ●主な登場人物/無門(「その腕、絶人の域」と詠われる伊賀最強の忍び)、下山平兵衛(伊賀地侍・下山家の長男。無門に弟を殺される) ●あらすじ/天正4(1576)年、戦国期。小国ながら大名どころか盟主すらいない伊賀国は、66もの地侍の小競り合いが絶えない。そんな地侍のひとつ・下山家の砦に、あるとき別の地侍・百地家の軍勢が攻め込んできた。そして、しばらく互角の戦が続いていたが、百地家のたった1人の忍びによって城門を破られてしまう。下山家の長男・平兵衛は、無駄な戦で血が流されることに、ずっと心を痛めていたが…(第1話)。 ●本巻の特徴/舞台は乱世の小国・伊賀。銭のために平兵衛の弟を斬殺した無門。実の息子を殺されても何も感じない平兵衛の父。“人の心”が欠けたこの国に絶望した平兵衛は…? 今、最も注目される小説家『のぼうの城』の和田竜原作小説を、気鋭の新人・坂ノ睦が完全漫画化した話題作、待望の第1巻! ●その他の登場人物/百地三太夫(伊賀地侍。伊賀のリーダー的存在で、無門の主)、木猿・文吾(無門と同じく百地家に仕える下人たち)、下山甲斐(伊賀地侍。平兵衛の父親。十二家評定衆のひとり)、北畠[織田]信雄(信長の次男。伊勢を治めていた北畠具教の養子だが、義父を暗殺し伊勢を手中にする)、日置大膳(信雄の家臣。信長にして「強弓を操る天下一の武者」と言わしめる)、長野左京亮(信雄の家臣。大膳の親友であり、大太刀使い)、柘植三郎左衛門(信雄の家臣。伊賀者で棒手裏剣を操る)、お国(安芸の侍大将・杉原将監の娘。類い希なる美女)

妖狐と警察がタッグを組んで妖怪退治!にコメントする