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今は亡き五大週刊少年誌の一角「週刊少年キング」の看板タイトルだったのが『柔道一直線』。
この時期のスポ根ものとしては破格の人気を誇っており、実写ドラマも人気がありました。
佐々木剛氏が仮面ライダー2号一文字隼人に抜擢されたのはもとよりスタッフの多くがそのまま移行したことは有名な話です。
また本作の人気の凄さを現すものの1つとして漫画に登場した技が使われることもありました。
1974年の「仮面ライダーX」では柔道一直線の劇中で主人公“一条直也”が必殺技として用いている“地獄車”をライダーキックの代わりの新必殺技として使用しています。
原作・梶原先生の作品らしく絆、情についての熱い描写は必見。
60年後半~70年代の日本らしい熱量を作品から醸し出す作品なのは間違いありません。