名無し

今は亡き五大週刊少年誌の一角「週刊少年キング」の看板タイトルだったのが『柔道一直線』。
この時期のスポ根ものとしては破格の人気を誇っており、実写ドラマも人気がありました。
佐々木剛氏が仮面ライダー2号一文字隼人に抜擢されたのはもとよりスタッフの多くがそのまま移行したことは有名な話です。
また本作の人気の凄さを現すものの1つとして漫画に登場した技が使われることもありました。
1974年の「仮面ライダーX」では柔道一直線の劇中で主人公“一条直也”が必殺技として用いている“地獄車”をライダーキックの代わりの新必殺技として使用しています。
原作・梶原先生の作品らしく絆、情についての熱い描写は必見。
60年後半~70年代の日本らしい熱量を作品から醸し出す作品なのは間違いありません。

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愛と誠 完全版

愛と誠 完全版

原作・梶原一騎、漫画・ながやす巧の不朽の名作「愛と誠」が【完全版】となって50年ぶりに復活! 過去に発売されたコミックスにはない、雑誌掲載時の荘厳華麗な扉絵を完全収録。幼少期に蓼科高原のスキー場で太賀誠に命を救われた早乙女愛。中学3年生になり、蓼科高原で誠と再会すると、誠は地元の愚連隊のリーダーになっていた。ブルジョアの愛は誠を更生させようと父親に頼みこみ、東京の名門高校に入学させたものの、誠の素行の悪さは収まることなく…。昭和の最高傑作をぜひこの機会に!

キックの鬼 (新装復刻版)

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空手界のホープ、白羽秀樹(沢村忠)が、タイ式ボクシングに敗れたことからキックボクシングに目覚め、厳しい修行の末、「キックの鬼」と呼ばれる英雄になる姿を描く。事実にフィクションを交えたセミドキュメンタリーで、梶原一騎が得意とした実録スポーツ漫画の代表作の一つ。

侍ジャイアンツ(新装版)

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巨匠梶原一騎のもう一つの巨人の星。主人公番場蛮にユニークな名前と明るいキャラクターで人気を呼んだ。1970年代。土佐生まれの、八方破れな自称サムライの高校生番場蛮が主人公。紳士野球を変えたいと、読売ジャイアンツ監督の川上哲治が蛮を入団させる。そこで、蛮は独自の魔球を考案。血のにじむような努力と根性で体得し、他球団のライバル打者たちと対戦していく。当時の読売ジャイアンツや他球団の選手たちが、実名で登場した作品。

哀愁荒野(新装版)

哀愁荒野(新装版)

刑務所帰りで世間から冷たい視線を浴びる兄とその兄を慕う腹違いの妹が周囲の大人たちに翻弄されつつも、お互いを求め合い健気に生き続ける。迫り来る不幸を背負い、運命の川に流され続ける悲哀のドラマ。稀代の劇作家梶原一騎と繊細なタッチでは右に出る者のいない松久由宇が描く、もうひとつの愛と誠。見直されるべき傑作だ。

梶原一騎┴原田久仁信

梶原一騎┴原田久仁信

昭和二十九年十二月二十二日、木枯らし吹くここは東京蔵前国技館に一万五千余の大群衆が詰めかけていた!(文中引用)。日本にプロレスブームをもたらせた英雄力道山と当時の日本柔道界の王座に君臨した木村。かつてタッグを組み強豪シャープ兄弟を駆逐した朋友が真剣勝負の決闘試合を迎えていた。柔道界のトップであるメンツからこのまま力道山の引き立て役で終わりたくない木村からの力道山への果し状は、ゴングが鳴ったたった10分後に力道山の圧倒的な空手チョップの連発で血まみれでマットの沈んだ木村の無惨な姿で結末を迎えてしまう。突然観客席から大きな声で力道山に、勝負を所望する男の声が館内に響いた。それは若き日の大山倍達その人であった。拓大で木村の後輩であった大山は、大敗に喫した先輩の姿に耐えきれず、力道山に声をあげたのであった。そして、その場にはまだ高校生の作者梶原一騎が格闘技の三大怪物を目の当たりにし茫然となっていた。ここから日本格闘技の歴史は始まり、作家梶原一騎の劇画人生もスタートするのであった。いかにして梶原一騎は唯一無二の劇画作家になり得たのか?巨星梶原一騎の遺作であり、自伝でもある梶原漫画の集大成。多くの格闘家、著名人が物語に実名で登場、衝撃のノンフィクションエンターテイメント作品。

紅の挑戦者(新装版)

紅の挑戦者(新装版)

九州の高校生紅闘志也は、高校サッカー界のスター選手で、人気も実力も一流だった。親善試合でタイのバンコクを訪れた際に、紅はタイ式キックボクシングの神様ガルーダと出会う。タイ式キックボクシングに魅了された紅は、サッカーをやめてキックボクシングの世界へ飛び込むことを決意する。帰国後、ガルーダに遺恨を残す大利根一鬼を師事し、打倒ガルーダに向かって始動するのだった。空手漫画で一世を風靡した梶原一騎が、キックボクシングに目を向けた異色作!作画はカラテ地獄変の中城健が受け持ち精彩を放った。

ケンカの聖書(バイブル)大合本

ケンカの聖書(バイブル)大合本

「あしたのジョー」「巨人の星」「タイガーマスク」など昭和を代表する作品を生み出した偉大な漫画原作者・梶原一騎が、「750(ナナハン)ライダー」の石井いさみと組んで作った傑作プロレスマンガ。1~3巻がまとめて読める合本版 第1巻 アメリカ・ロスアンゼルスの日本人街をさまよっていた青年・吉良 旭は、落ちぶれた空手家・甲賀正清と知り合う。甲賀の誘いで、道場の用心棒になった吉良は、自慢のケンカ殺法を美人女子レスラー・ダイアナ・ローザに教えることになる。第2巻 アメリカ・ロスアンゼルスで女子プロレスラーのチャンピオン・ダイアナ・ローザにケンカ殺法を教えた日本人・吉良 旭。だが、それは吉良を利用しただけだった。頭にきた吉良は、プロレスのリングに殴りこみをかける。その前に立ちはだかった男が、“千の技を持つ”という名レスラー・プリンス・スターだった。吉良はこのプリンス・スターをノックアウトできるのか? 第3巻 アメリカ・ロスアンゼルスで、“千の技を持つ”という名レスラー・プリンス・スターと対決することになった吉良 旭はプロレス3本勝負に挑む。1本目こそ取られたが、2本目は得意のケンカ殺法でスリーカウントを取った吉良。勝負の3本目。プリンス・スターは必殺のスカル・ブレーク(脳天割り)で勝負を決めると断言した。(原書:1979年刊行)

剣は道なり

剣は道なり

剣は道なり 道は心なり 「あしたのジョー」「巨人の星」「タイガーマスク」など昭和を代表する作品を生み出した偉大な漫画原作者・梶原一騎の遺作がデジタル版になって蘇る。名作「夕やけ番長」でコンビを組んだ梶原一騎、荘司としおが再びタッグを組んで贈る幕末期の剣劇巨編。主人公の榊原健吉をはじめ幕末から明治にかけて実際に活躍した剣士が多数登場する。どんな相手でも引き分けにし、勝敗をつけない剣士・男谷精一郎に会った榊原健吉は、その生き様に引かれていく。(初出:1972年 「週刊少年チャンピオン」)

熱血モーレツ記者

熱血モーレツ記者

「あしたのジョー」「巨人の星」「タイガーマスク」など昭和を代表する作品を生み出した偉大な漫画原作者・梶原一騎の遺作がデジタル版になって蘇る。名作「夕やけ番長」でコンビを組んだ梶原一騎、荘司としおが再びタッグを組んで贈る熱血ブンヤ(新聞記者)マンガ。東都日報の新米新聞記者・星 伴太郎は、巨悪を憎む熱血漢の男。新聞社の大広告主だろうが、暴力団だろうが、お構いなしで突撃していく。毎日のように無茶な取材をする星だったが、ついに敵の罠にはまり、殺人容疑をかけられてしまう。(初出:1973年 「公明新聞」日曜版、原題「猪突猛進記者」を改題)

吹けよ!カミカゼ

吹けよ!カミカゼ

「あしたのジョー」「巨人の星」「タイガーマスク」など昭和を代表する作品を生み出した偉大な漫画原作者・梶原一騎の遺作がデジタル版になって蘇る。その後、「おれとカネやん」でもタッグを組む古城武司を作画に据えて描き下ろした熱血プロレスマンガ。力道山死後、日本プロレス界は、ワールド・リーグを控え大ピンチに陥っていた。選手会長兼チャンピオンのジャイアント馬場は、力道山の遺言に従って、飛騨山中で、力道山に育てられた少年・神風大助を発見する。神風大助は日本プロレス界を救うため、悪役レスラーと激戦を繰り広げる。(初出:1966年 「ぼくら」)

フーテン

フーテン

昭和30年代の新宿。仕事もなく金もない自らを「フーテン」と称して、その日その日を凌ぐ人たちが日本中から集っていた。漫画が描けない漫画家「ダンさん」こと長暇貧治はそんな連中の顔役で……様々な人間模様を織りまとめて描く、永島慎二の私小説風傑作シリーズ!

首

「ある瞬間の、ある人間を、自然の心でとらまえて描きつづっていく…(略)…そこから生まれる作品群は、一篇の詠嘆詩であるだろう」(あとがきより) 永島慎二の中期傑作劇画短篇集。珍しいセルフカバー作品の「殺人者たち」を収録。

エース・ナンバー

エース・ナンバー

赤木高校一年生の岩本鉄也はケンカが強く、「ケンカ鉄」とよばれている。しかし、赤木高校野球部キャプテンの大木とのケンカで負けてしまい、屈辱を味わう。悔しい鉄也は大木にケンカをふっかけるが、全く相手にしてもらえない。なんとしても大木に勝ちたい鉄也は、野球部に入部する。エースナンバーで甲子園に出場すると豪語する鉄也だったが…!?熱血野球劇画!

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