児童漫画の巨匠・永島慎二の、初期の傑作長編アクションコミック！　ニッポンGメン・星方行助が天衣無縫に大活躍！

貸本時代の定番である「殺し屋」「復讐」をテーマに編んだ、ハードボイルド短篇集。しかしただの殺人劇にあらず、永島慎二の深い思想が詰まった一冊です。

脚を患った少年が病院の窓から見た石畳――そこに見えた「顔」を追いかけて生きた彼が、遂に見つけた顔の持ち主とは？　永島慎二が描く、珠玉の人間ドラマを7編収録。

昔話や民話を描いた作品集。表題作「うらしま」は浦島太郎をモチーフとしつつ、独自の目線でアレンジした小品。その他にも有名な民話が永島節で優しく切なく描かれる。

豊かな叙情性を持ちながらも鋭いブラックユーモアを描く、永島慎二の短編集。「禁じられた遊び」などの良作や貴重な新聞連載漫画などを多数収録！

昭和30年代の新宿。仕事もなく金もない自らを「フーテン」と称して、その日その日を凌ぐ人たちが日本中から集っていた。漫画が描けない漫画家「ダンさん」こと長暇貧治はそんな連中の顔役で……様々な人間模様を織りまとめて描く、永島慎二の私小説風傑作シリーズ！

貧乏だが健気な子どもたちの元気で明るいひたむきさが心を強く打つ。少女と少年の心の成長を、永島慎二がやさしくきびしく見つめて描いた感動作!!他３編収録。

「ある瞬間の、ある人間を、自然の心でとらまえて描きつづっていく…（略）…そこから生まれる作品群は、一篇の詠嘆詩であるだろう」（あとがきより）　永島慎二の中期傑作劇画短篇集。珍しいセルフカバー作品の「殺人者たち」を収録。

宮沢賢治生誕100周年企画でのコミカライズ。表題作の「風の又三郎」の他、「十力の金剛石」「チュウリップの幻術」を収録。

『銀河鉄道の夜』は、宮沢賢治（1896～1933）が書いた童話です。貧しい少年ジョバンニが、親友のカムパネルラとともに銀河に沿って走る「銀河鉄道」に乗り、美しく哀しい夜空の旅をするという幻想の作品です。宮沢賢治は37歳の時、膨大な未発表原稿を遺してこの世を去りましたが本作品もそのひとつです。彼は1924年ごろに本作品の初稿を執筆し、晩年まで４度にわたり推敲。しかし、未定稿を遺していったため、のちに研究者はさまざまな解釈を行いました。そんな背景にも思いを馳せながら、独特の世界観を楽しましょう。

宮沢賢治生誕100周年企画でのコミカライズ。「銀河鉄道の夜」「セロ弾きのゴーシュ」を収録。

マンガでBUNGAKUシリーズ第２弾！銀河鉄道に乗って星座から星座へと旅をする親友のカムパネルラとジョバンニ。この旅の意味を知ったとき、あなたは本当の幸い、生きる意味を悟ることになる。銀河鉄道の旅の結末は・・・そして、親友カンパネルラとは・・・宮沢賢治、不朽の名作『銀河鉄道の夜』待望のコミカライズ。