青年マンガの感想・レビュー15374件<<3334353637>>本屋さんのあれやこれやを描いたドタバタお仕事系作品 #1巻応援まちの本屋の御書山さん いずみせらカワセミ㌠図書館で働く司書さん達や紙や本等の印刷物を扱う印刷業界作品等最近本や紙に携わるお仕事系作品が増えあの人達はこんな仕事をしている・こんなトラブルやあるあるに対して奮闘しているんだと言う姿への理解や関心が高まって来ていますが、その例に漏れず本作品も大変素晴らしいお仕事系作品に仕上がっており中々に楽しめましたね そんな本作ですが、ざっくり説明しますととある感情的トラブルが原因で漫画本を汚してしまいその本の弁償をするべく大学生主人公が本屋を訪れ、本とは漫画本とは何たるかをとある書店員さんから説かれ感銘を受けた結果その本屋さんで働く事を決意した所から物語が始まります そして本や読者や同僚への思いやりや苦労からなる主人公の心境の変化は勿論ですが、書店員さんの仕事内容のリアルさ・多忙さや実りある成果から来る楽しさに加え、個性豊かな登場人物が生き生きとしたキャラクター性等他のお仕事系作品にも通ずるストーリー性や見せ方がしっかりと練られておりこう言った素晴らしいお仕事系作品がまた1つ増えた喜びを強く実感できましたので気になって方は一度読まれてはいかがでしょうか?一所懸命なお兄ちゃんが好き避雷兄 都旭名無し妹を好きすぎる兄がかわいい デスボイスのくだりが面白かった圓-madoka-の感想圓-madoka- 都旭starstarstarstarstar愛蘭・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 強者と弱者という曖昧で理不尽なイジメに立ち向かえるように私も尽力したいと思った。 ・特に好きなところは? 主人公赤根が最後にイジメていた鞠川をぶん殴ってスカッとしたところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 新しい切り口で描かれていて、圓という通貨を使う事で、世の中の縮図が学校という世界観に落とし込まれていて考えさせられる作品。有名ラーメン店屋の創業者立志伝一杯の魂‐ラーメン人物伝‐ 本庄敬 大泉孝之介 武内伸六文銭今も昔も好きな食べ物にラーメンがあります。 ただ、自分は色んな店に行くというよりは好きなラーメン屋に飽きるまでずっといくタイプなのですが、本作でも語られている 武蔵 なんつッ亭 中村屋 は、よく行ってました。 また、 大勝軒 天下一品 一風堂 このあたりは「ど」がつくほどメジャーだし、最終話の日清食品とかは日本人ならいわずものがななラーメンだと思う。 そんなラーメン屋の創業話ということで、こういう歴史や苦労話が好きな自分にとってはやはり面白かった。 自分が足繁く通ったラーメン屋ならなおのこと。 特に、天下一品のエピソードが好きですね。家族養うために屋台をひいて、暴力団にからまれてもやめない不撓不屈の精神に感服しました。 あのこってりは、創業者からにじみにでているのかと思うと、ラーメンに対する姿勢も変わってきます。 なにはともわれラーメンは、これだけ味の試行錯誤を重ねても1000円台で食べられるのは奇跡に近いと思います。 その奇跡をつくった男たちの話。 面白くないはずがないです。 非モテ男子と根比べ絶対にやってはいけない彼女 小鴨六文銭絶対に〇〇してはいけないとみると、条件反射的にアレを思い出しますが、本作はヤッてはいけないという、なんともどストレートなもの。 この時点でアウトーな感じなのですが、意外と全然一線越えないのでタイトルの過激度に反して、中身はピュアなイチャラブがメイン。 粘着的なエロさはないです。 非モテ童貞の主人公が、童貞キラーと呼ばれる女性と付き合ってしまったことで、 童貞でなくなる = 嫌われてしまう という思考の下、ヤッてはいけない彼女となった流れ。 一方で、女性のほうがグイグイ攻めてくるので、それに翻弄されながらもひたすら堪えている展開。 リアル非モテの自分にとっては、 その我慢、何魂でやってるんだよ といいたくなるが、お互いを思い合っていることは伝わるのでギリギリ堪えられる。かろうじて祝福したくなる。 絵もきれいだし、キャラは可愛いし、大人のラブコメ的な内容なので、そのラインが好きな人にとってはおすすめできる作品です。 タイトルの過激さで、手をとるのをやめた人はもったいないと思います。委託だったのか。1件40円、本日250件、10年勤めてクビになりました―メーター検針員テゲテゲ漫画日記 古泉智浩 川島徹starstarstarstarstar_borderゆゆゆてっきりナントカ電力の人だと思っていた。 下請け会社のさらに業務委託だったとは。 僕らの知らない仕事をする人たちの話を漫画にした作品。 物書きになりたいという夢は、テゲテゲ日記で理想と違うかもしれないけど、叶えられて良かったねと思った。 コミカライズされた方は、コロナ禍で取材に行けず、新潟出身のためGoogleストリートビューを駆使し、気持ちは鹿児島で描ききったとあとがきにあり、漫画家さんもまたすさまじいなと思った。 鹿児島と新潟では山が違うらしい。 桜島を背景にした検針シーンはきれいだなと思った。 サクサクと読めてしまうボリューム感。 様々な家での検針小話のあと、人が亡くなる話とスマートメーターの話のあと、クビになる話で完結する。 一件40円、安いなあ。一難去ってまた一難な離島日常系作品 #1巻応援今日からここで暮らシマす!? 樋渡りんカワセミ㌠落ち着いた雰囲気や細かな職人技からなる時計修理を生業とした名作【冠さんの時計工房】で有名な樋渡りん先生の新作が始まり遂に単行本が発売したので感想を書いていこうと思います まずこの作品のストーリー内容ですが、高校卒業後伊豆諸島の青ヶ島(有名なあの八丈島から更に南にある島)へと遥々やって来た主人公が慣れぬ離島生活に一喜一憂しながらも懸命かつゆったりとした生活をしていくと言うのが大まかなストーリー内容ですが、離島ならではの強風や大雨の影響からなるヘリ+船の欠航や大自然の魅力溢れる島の雰囲気を描いた日常の描写1つ1つが凄く丁寧に描かれており良い事も悪い事も含めたこれぞ離島日常作品だと言わんばかりの素晴らしい作品に仕上がっており、久しぶりに樋渡先生の新作が読めて大変満足出来たと強く実感しましたね 衝撃の冒頭だけじゃないお見合いにすごいコミュ症が来た 矢野としたかstarstarstarstar_borderstar_borderalank話題の冒頭は、確かに衝撃でひとコマで吹きました。がそれだけじゃない内容です。なんなら伊丹がコミュ症なんじゃないか?と思いながら読んでます。二人ともピュアな感じでかわいい恋愛模様。ハーレムものの、新たな世界を見た!君のことが大大大大大好きな100人の彼女 中村力斗 野澤ゆき子starstarstarstarstarゆゆゆどうせ、女の子がいっぱい出てきて、ハーレム状態イチャイチャキャッキャの日常系なマガジン的展開でしょ? と思ったら、違った。 ジャンプです。 マガジンでなく、ジャンプです。 友情、努力、勝利なのです。 女の子はいっぱい出てくるけれど、等しく愛するのです。 君が一番スキとかないのです。 ――まるで、推しを並べたオタクのよう。 君も君も君も、等しく好き。 そして、君も君も君も強烈に個性的。 みんな全力で愛城恋太郎を愛しているし、恋太郎もその思い以上に気持ちを打ち返す。 ものすごいテンション高く、ものすごい細かいオマージュやらなんやら入れつつ、眼の前にいる彼女たちに平等にキスしては感想を述べ、くすぐり合ってはキャッキャウフフ、いやなんだこれは、何を見せられているんだ。 愛城恋太郎のすごいところは、みなを愛せなければハラキリを宣言しているところ。 愛せなかった子は不幸になって死んでしまうから、覚悟を示しているんだろうけど、その設定を彼女たちは知らない。 あらすじに書かれているママが起きているのに、読んだらどこか違うなんて初めて見た。 読まずに毛嫌いするなんて、もったいない。 男女逆転しても、いや性別が入り乱れても、性別なんてなくなっても、恋太郎はこのテンションで皆を愛しそうだし、恋人たちも同じテンションで恋太郎を愛しそう。 がんばれ、恋太郎。牧くん、朝比奈さんのお弁当食べれると良いな。朝比奈さんの弁当食べたい U35 示よう子 羊思尚生starstarstarstarstar_borderPom 失礼ながら朝比奈さんのお弁当を食べるために奮闘する青春物語なのかなと思ったら、深い。何と深い心揺れるお話。 まだ学生でこんなに若いのに、家のことや母親のこと抱えてて、、あんな悲しい(と個人的に感じた)言葉が牧くんの口から出てくるなんて。。 朝比奈さんも、表面だけで判断されるの辛いよなぁ。牧くんの言葉が優しく沁みて、惹かれるのも分かる。 そして牧くん自身も、何故朝比奈さんのお弁当が食べたいのかわからないのですね。その謎は解明されていくのでしょうか。 また朝比奈さんはアメリカに行ってしまうのかなぁ。 まだこれから明かされていくことも多そうです。 美しいの定義美しいもの 鳥井泳starstarstarstarstar_bordernyae自分が生まれるよりも前に亡くなった父が描いた母の絵が飾られている美術館に数時間かけて自転車で見に来た少年。よほどその絵が見たくてやってきたかと思いきや、目的はその絵をボロボロに壊すこと。しかしそれはできなかった、なぜならその絵を「美しい」と思ったから。 何を美しいと感じるかは人それぞれで、定義なんて無いもののような気がするけど、美術館スタッフの灯台守さんが言うその定義というものがハッとするもので、ある意味自己肯定感が上がるというか、確かに救われるときもあるだろうなと思いました。今後、美術館に行ったり芸術に触れるようなときにまた思い出したい言葉です。まったり?島ライフ今日からここで暮らシマす!? 樋渡りん六文銭伊豆諸島南部の青ヶ島に引っ越してきた、高校卒業したての少女が主人公。 まず、どこだ?と興味本位で調べみたが、 東京から飛行機で八丈島にいきソコからヘリで20分(ヘリ!?) もしくは、 船で八丈島までいき、ソコから乗り継いで合計13時間 しかも、天候や海の状況によっては上陸が困難になるというから、なかなかにハードな場所だということがわかる。 そして、日本一人口が少ないのも特徴。 さて、そんな島での生活だが・・・ 「絶海の孤島」という地形から自然の脅威をもろにうけて、思い描いていたまったり島ライフとは無縁な感じ。 そんなところで若い娘が生活していくというのだからすごい。 そのあたり、良いところだけ描いている感じじゃないのが、リアリティがあって個人的に好感がもてます。 数日の観光ではなく、住むとなったら色々不便になるだろうなと思いながら読むのも一興。 自分の環境が恵まれていることを痛感しますね。 また、島民の人たちとのやり取りや、豊かな自然の描写が読んでいて小気味よい作品です。 現実に疲れたらぜひ本作の過酷な島ライフを読んで、どこも大変なんだと思いなおしてください。愛じゃよ… #読切応援パラダイス性夜 ザシマstarstarstarstarstarNano初っ端ゲロの描写がすごく良くて、そういうフェチか性癖殴り合いものかと思ってたら、めちゃくちゃに愛の話だった…。カムリの愛もマグロちゃんの愛もてぇてぇよ…!! 一度読み終えてから改めて読むと「付き合いたいとかじゃなくそばに居られたらそれで…」「まぁあたしも同じようなモンかな!!」この台詞がヤバイ~!!あと絵がめちゃ好きです。二人が手をぎゅっとするコマが特にいいし、マグロちゃんの気持ち考えると…あ~~~!! もう一つ超個人的なこと、冒頭のゲロや殴るとこやらおじさんやら血やらの描き方がマジで自分に刺さってるのでザシマ先生とは性癖があっているような気がします。今後も期待! 世界はノイズで溢れているからこそ、良い音を選んで聴く自由がある。ASMRおじさん 三多洋次名無しASMRおじさん?大丈夫?キモくない?と心配でしたが、とってもいい話でした。世の中に溢れかえる様々なノイズを避けて生きることは至難の業。なので自分にとっての良い音を探して選んで、聞けば良い。この時代だからこそ可能な処世術かなと思います。こういう角度で描く「創作の苦悩」もあるんだな創作文芸サークル「キャロット通信」の崩壊 綿本おふとんstarstarstarstarstarnyae前半は同じ趣味と志を持つ3人組で小説サークルを組みファミレスで楽しそうに話す姿が微笑ましかったのですが、後半ではある出来事によっていかにしてサークルが崩壊するに至ったのか、それによって3人それぞれが自分の人生を見つめ直していったのかが描かれ、最後まで引き込まれっぱなしでした。死の危機に直面したときに自分の心を守ってくれたのは「書くこと」ではなかった。これがわかったときのショックったらなかっただろうなと想像できます。どんなひとも、夢を諦めるきっかけを待っているというのは共感できる部分がきっとあって、そのきっかけを描いたものとしてはすごい漫画だったなと感じます。 正直、絵柄はどっかで見たような…という気がしないでもないですが、次回以降の作品が楽しみです。この空気感が田島列島なんだと思う田島列島短編集 ごあいさつ 田島列島干し芋『ごあいさつ』ってそういう❝ごあいさつ❞でしたか。 まさか、不倫相手のお宅に正妻がご挨拶に行くっていう。 完全に不意打ちを食らった感じでした。 それも、粛々と波立つこともなく過ぎて行く日常の一コマのように描かれていて、この独特の世界観が田島列島なのだと思う。 『おっぱいありがとう』結構好き🎵 キャラクターと世界観は素晴らしいけどストーリーがグダってるドロヘドロ 林田球starstarstarstar_borderstar_border瀧煙ファミリーの魅力で持ってた漫画 長期連載せずに数巻でまとめてれば良かったのにオペ中の全身麻酔に着想?アイリウム 小出もと貴starstarstarstarstar_borderこば※ネタバレを含むクチコミです。あの最終回どう思った?デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 浅野いにお名無し※ネタバレを含むクチコミです。 面白かったパラダイス性夜 ザシマ名無しせつない。だがそこが良い。 片想いの愛を貫くために同居人をボコボコにするほどおじさんが好きだったんだね…😂 人には、いっときの性欲より大事にしたいものがある…( ;꒳; )宇宙の死神 岩井トーキ名無しとてもよかったタイトルから想像したのと違うピュアラブ姉のともだち 高瀬わか六文銭『姉のともだち』というタイトル ギャルっぽい女性の書影 そしてヤンジャン(青年誌)とくれば、 あーはいはい、すべて理解しました。 お願いします! となって読んだのですが、結論からいうと思ったんと違う。 (もちろん良い意味。) 姉の友人とあんなことやこんなことになるかと思いきや、真逆のピュアな恋愛って感じ。 友人であることを良いことに、姉の1人暮らし先に入り浸っている美女ひーちゃんと、高校生の主人公が好きの手前でモジモジしあう。 背徳感のかけらもない。 他の女子高生とイチャコラしている主人公に、ひーちゃんが嫉妬するシーンで、私は全部もってかれました。 あと、個人的に表紙よりも中身の絵のほうが可愛くキレイな感じをうけたので、表紙だけでなく中身も見てほしいと思いました。 ホント、シンプルに姉のともだち(純)という感じで、心穏やかに読める作品です。 面白設定の無自覚追放系Sランクパーティから解雇された【呪具師】~『呪いのアイテム』しか作れませんが、その性能はアーティファクト級なり……!~ 小川錦 LA軍starstarstarstarstar_border宮っしぃ呪具師という呪いの道具を作る職業の主人公、仲間たちには気持ち悪いなど良い印象を持たれず、もちろん生産職のため戦闘もできる訳ではない それもあってパーティ追放されるが、実は仲間に呪いの装備のバフ部分だけを与え、呪いのデバフを自分が全部肩代わりしていた 解放された主人公は呪具師として商売を始めるが作る呪具は物凄いチートレベルのものばかりで〜、なお話 追放→実はチート→無自覚無双、みたいなのは良くある設定だが、呪具師という設定が面白い 物語もテンポ良く爽快感もあるバトルや冒険、スローライフ的な要素もしっかりあってと、バランス良く色々な物が楽しめるのでファンタジー作品として楽しめた感想明日の敵と今日の握手を カルロ・ゼン フクダイクミ名無しアニメ化して欲しい<<3334353637>>
図書館で働く司書さん達や紙や本等の印刷物を扱う印刷業界作品等最近本や紙に携わるお仕事系作品が増えあの人達はこんな仕事をしている・こんなトラブルやあるあるに対して奮闘しているんだと言う姿への理解や関心が高まって来ていますが、その例に漏れず本作品も大変素晴らしいお仕事系作品に仕上がっており中々に楽しめましたね そんな本作ですが、ざっくり説明しますととある感情的トラブルが原因で漫画本を汚してしまいその本の弁償をするべく大学生主人公が本屋を訪れ、本とは漫画本とは何たるかをとある書店員さんから説かれ感銘を受けた結果その本屋さんで働く事を決意した所から物語が始まります そして本や読者や同僚への思いやりや苦労からなる主人公の心境の変化は勿論ですが、書店員さんの仕事内容のリアルさ・多忙さや実りある成果から来る楽しさに加え、個性豊かな登場人物が生き生きとしたキャラクター性等他のお仕事系作品にも通ずるストーリー性や見せ方がしっかりと練られておりこう言った素晴らしいお仕事系作品がまた1つ増えた喜びを強く実感できましたので気になって方は一度読まれてはいかがでしょうか?