前半は同じ趣味と志を持つ3人組で小説サークルを組みファミレスで楽しそうに話す姿が微笑ましかったのですが、後半ではある出来事によっていかにしてサークルが崩壊するに至ったのか、それによって3人それぞれが自分の人生を見つめ直していったのかが描かれ、最後まで引き込まれっぱなしでした。死の危機に直面したときに自分の心を守ってくれたのは「書くこと」ではなかった。これがわかったときのショックったらなかっただろうなと想像できます。どんなひとも、夢を諦めるきっかけを待っているというのは共感できる部分がきっとあって、そのきっかけを描いたものとしてはすごい漫画だったなと感じます。
正直、絵柄はどっかで見たような…という気がしないでもないですが、次回以降の作品が楽しみです。

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そうさくぶんげいさーくるきゃろっとつうしんのほうかい
創作文芸サークル「キャロット通信」の崩壊
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こういう角度で描く「創作の苦悩」もあるんだなにコメントする