主人公は幼いゴキブリの兄妹です。生きとし生けるものの喜び哀しみを丹念に描きます。人間の敵であるアイツらにまさか泣かされるとは思いませんでした。読むともうゴキブリをつぶせない。とても複雑な感動作です。
主人公は幼いゴキブリの兄妹です。生きとし生けるものの喜び哀しみを丹念に描きます。人間の敵であるアイツらにまさか泣かされるとは思いませんでした。読むともうゴキブリをつぶせない。とても複雑な感動作です。
【第5回トーチ漫画賞〈大賞〉受賞作】エアコン組立工場で働く川上綾は、小説家志望。 繰り返される単調な日々の中、月に一度、文芸サークルの集いを楽しみにしている。 しかしある事態をきっかけに、信じていた日常は崩壊する。 「”創作”なんかから卒業するきっかけを 本当はいつも探していたんだ」 逃れられない創作の呪縛、 この苦しみが誰かの喜びに変わる時まで――。