あらすじJ機関が秘密結社『赤い骨』の元幹部を捕えた。だがこの男が口を割れば、間違いなく男の子どもが殺されてしまうのだという。そこでJAの飛鳥次郎と見習い機関員が、マカオにいる子どもを連れて帰るという任務についた。次郎たちは幾度となく暗殺者に狙われ、マカオで合流したJ機関員は手榴弾を使って殺されてしまったが、「子どもは金白島」と死の間際に言い残した。そして辿りついた金白島には謎の拳銃の名手、プリンスジョーという男がいた…。
望月三起也先生の代表作の1つであり「ワイルド7」の前にあたる作品。 秘密探偵を囲う組織「J」のエースだからJAなんだとか。飛鳥次郎だからだと思ってた(たぶん合わせたんだと思うけどどっちが元なのかわからない) スパイ物として世界を股にかける少年次郎が望月作品らしく活躍するんだけど、当時は007がブームだった頃だそうで影響が強いらしい。 少年なのだが飛葉ちゃん顔負けの危ない目に遭いまくる次郎ちゃんが主人公補正でゴリ押しで解決していく(望月作品らしくモブは死にまくる)のはワイルド7同様に圧巻。