あらすじエジプト・エルアラメーンのサハラ砂漠で、日射病のイギリス人・ハリスを助けた次郎。その10日後、イタリア・ベニスで、次郎とオンブはナチ・ドイツの海軍に襲撃された。その後、何者かの手によって、オンブが誘拐されてしまったのだ!焦る次郎のもとに、大佐からの指令が下る。それは『幻のハーケンクロイツ』と名乗る組織の真の目的を探り、これを撲滅することだった!
望月三起也先生の代表作の1つであり「ワイルド7」の前にあたる作品。 秘密探偵を囲う組織「J」のエースだからJAなんだとか。飛鳥次郎だからだと思ってた(たぶん合わせたんだと思うけどどっちが元なのかわからない) スパイ物として世界を股にかける少年次郎が望月作品らしく活躍するんだけど、当時は007がブームだった頃だそうで影響が強いらしい。 少年なのだが飛葉ちゃん顔負けの危ない目に遭いまくる次郎ちゃんが主人公補正でゴリ押しで解決していく(望月作品らしくモブは死にまくる)のはワイルド7同様に圧巻。