あらすじソビエト連邦・北極基地――そこに巨大な空母のような潜水艦が現われた。その氷上では、中国大使からソ連に新兵器が譲り渡されていた。シー・アルプス号でやって来たJAたちの目的は、この新兵器(小型爆弾)を消滅させることだった。だが、そこにいた中国大使は偽者で、その正体は世界に紛争を起こさせ、影で儲ける武器商人――その世界的グループ『黒い手(ブラックハンド)』の幹部だったのだ!!
望月三起也先生の代表作の1つであり「ワイルド7」の前にあたる作品。 秘密探偵を囲う組織「J」のエースだからJAなんだとか。飛鳥次郎だからだと思ってた(たぶん合わせたんだと思うけどどっちが元なのかわからない) スパイ物として世界を股にかける少年次郎が望月作品らしく活躍するんだけど、当時は007がブームだった頃だそうで影響が強いらしい。 少年なのだが飛葉ちゃん顔負けの危ない目に遭いまくる次郎ちゃんが主人公補正でゴリ押しで解決していく(望月作品らしくモブは死にまくる)のはワイルド7同様に圧巻。