あらすじ夏祭りを楽しんでいた次郎とオンブ。そこに夜空を彩る美しい打ち上げ花火があがった。だが花火と同時に人々の上に降り注いだのは、なんと鮮血と人間の指の骨だった!!打ち上げ筒の前には、男の子がひとり、ぽつんと立っていた。その筒の内側には肉片がこびりついていた…。おとなしい子どもが、突然殺人鬼になる!?余りにも猟奇的なこの事件の謎を探るJAに、魔の手が迫る!!
望月三起也先生の代表作の1つであり「ワイルド7」の前にあたる作品。 秘密探偵を囲う組織「J」のエースだからJAなんだとか。飛鳥次郎だからだと思ってた(たぶん合わせたんだと思うけどどっちが元なのかわからない) スパイ物として世界を股にかける少年次郎が望月作品らしく活躍するんだけど、当時は007がブームだった頃だそうで影響が強いらしい。 少年なのだが飛葉ちゃん顔負けの危ない目に遭いまくる次郎ちゃんが主人公補正でゴリ押しで解決していく(望月作品らしくモブは死にまくる)のはワイルド7同様に圧巻。