あらすじ人生の最期に、天下人は何を望むのか。類稀なる才能をもって戦国を駆け抜けた傑物・豊臣秀吉。すべてを手に入れた男の命の灯火はまもなく尽きようとしていた‥‥。時代は大きな変わり目に差し掛かり、誰もが皆“別離”に直面するーー豊臣秀吉は、そして仙石権兵衛は、如何にして戦国時代に別れを告げるのか。大長編歴史絵巻は、いよいよ佳境へ。
・読んだ直後に思ったこと 沖田畷の戦いや戸次川の合戦や北条家などその後の話などあまり他では読めない内容だったので面白い。ただ戸次川の合戦あたりの仙石がなぜ戦をしようとしたのか心境の変化がよくわからなかった あと定期的に登場するピーターフォークの「刑事コロンボ」みたいなキャラがよかった。手の置き方とかもろコロンボっぽい ・特に好きなところは? 一旦戦が終わり五大老や五奉行との話がメインのあたりでまた戦をする際に周りが一様に「仙石」とは戦いたくないと意見が出ているところと仙石の成長の集大成が見えるあたり ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! センゴク権兵衛を単体で読むでのはなくセンゴク、センゴク天正記、センゴク一統記を読んでから読むのがいいと思う