あらすじ我らが仙石権兵衛が信州小諸の町づくり!! 関白の心に疑惑ありーー!? 豊臣家存亡の危機!! 歴史的悲劇“秀次事件”の因とはーー!? 諸大名や奉行衆が影響力を競い合いながらも、国内には均衡と安定が生まれ、惣無事の世は現実となりつつあった。だが、太閤秀吉と関白秀次の間には埋められない溝が横たわり、ついには取り返しのつかない悲劇を引き起こすのだった。変わりゆく天下人・秀吉……その姿は仙石権兵衛の目に如何に映るのか。
・読んだ直後に思ったこと 沖田畷の戦いや戸次川の合戦や北条家などその後の話などあまり他では読めない内容だったので面白い。ただ戸次川の合戦あたりの仙石がなぜ戦をしようとしたのか心境の変化がよくわからなかった あと定期的に登場するピーターフォークの「刑事コロンボ」みたいなキャラがよかった。手の置き方とかもろコロンボっぽい ・特に好きなところは? 一旦戦が終わり五大老や五奉行との話がメインのあたりでまた戦をする際に周りが一様に「仙石」とは戦いたくないと意見が出ているところと仙石の成長の集大成が見えるあたり ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! センゴク権兵衛を単体で読むでのはなくセンゴク、センゴク天正記、センゴク一統記を読んでから読むのがいいと思う