あらすじまた炎の夢をみた。コウちゃんは戻れる。わたしは、そう信じる。――その胸のうちを知るために、コウを捜しに東京から戻った夏芽(なつめ)を迎えたのは、コウの部屋(そこ)にいるはずのないカナだった。余裕の笑みに、動揺を隠すことができない夏芽。そのころ、コウは……。求め合っているのに、重ならない気持ち。夏芽とコウ、二人の思いの向かう先はどこなのか……!?
読み終えたあとは毎回、しばらく現実の世界には戻って来れなくなります。これが少女マンガでいいのか?って思うほど、重くて苦しい展開もたくさんあるので、それなりに覚悟してから読むことをおすすめします。 漫画独自の世界観と、リアルさの混ざり方が絶妙で…さすが!ジョージ朝倉先生です。この作品にであえて本当によかったと思います。 コウちゃんの苦しみ、深い闇。離れたい、でも離れられない。2人の距離感が苦しくてツラくて痛くて胸が熱くなりました。 夏芽の心理描写が、あーもう女子特有のめんどくさいやつ、、と思いながらも共感、感情移入しまくりでした。「信じて笑っとけ」そうなんだよね、単純な男の子にはそれが幸せなんだよね。1巻からコウちゃんのカリスマ性に、ただただ引き込まれます。話はそれますが実写版の菅田くんはほんとにコウちゃんがマンガから出てきたかと思いました。 最後に、とにかくいい奴な大友、ちゃんと健全に幸せになっててほしい!