あらすじ羨望の光、その先は悦楽か敗北か?憧れ、慕うがゆえに生まれる、オウジのコウへの嫉妬と憎しみは、とどまることをしらない……。「光」を前に、理由も、理屈すら消え失せる――。大友(おおとも)との苦い別れのあとに訪れた大きな仕事。夏芽(なつめ)はコウに一緒に上京を望むが、コウは静かに、それを拒んだ。そんなコウの周囲でも、不穏な空気がくすぶり始め……。気高くあやうい十代の魂がほとばしる!!
読み終えたあとは毎回、しばらく現実の世界には戻って来れなくなります。これが少女マンガでいいのか?って思うほど、重くて苦しい展開もたくさんあるので、それなりに覚悟してから読むことをおすすめします。 漫画独自の世界観と、リアルさの混ざり方が絶妙で…さすが!ジョージ朝倉先生です。この作品にであえて本当によかったと思います。 コウちゃんの苦しみ、深い闇。離れたい、でも離れられない。2人の距離感が苦しくてツラくて痛くて胸が熱くなりました。 夏芽の心理描写が、あーもう女子特有のめんどくさいやつ、、と思いながらも共感、感情移入しまくりでした。「信じて笑っとけ」そうなんだよね、単純な男の子にはそれが幸せなんだよね。1巻からコウちゃんのカリスマ性に、ただただ引き込まれます。話はそれますが実写版の菅田くんはほんとにコウちゃんがマンガから出てきたかと思いました。 最後に、とにかくいい奴な大友、ちゃんと健全に幸せになっててほしい!