あらすじオスカルは降等処分を申し出て近衛隊を除隊し、フランス衛兵隊へ勤務することになった。オスカルは自分を毛嫌いする兵士たちと上手くやっていこうとするが、そこへ父から結婚話を持ちかけられ…また、フランス政府はかつてないほどの深刻な財政困難におちいり、王室はもはや破産寸前の状態となっていた。
ハマりにハマった漫画です。 歴史(特に西洋史)は苦手でしたが、この漫画のおかげで詳しくなりました。 フランスのバロア王朝からブルボン王朝への流れなど勉強になったと思っています。 歴史的背景もさることながら、何をおいても美しい絵。 池田理代子先生の絵は本当に美しく、思わず引き込まれます。 男装の麗人という設定と、美しく悲劇的な恋愛に感動しました。 そして贅を尽くしたベルサイユ宮殿の美しい背景画にも魅せられます。 一度は読んで欲しい、超大作だと思います。