誰よりも相撲を愛しながらも、小兵と呼ばれる恵まれぬ身体。もがき…抗い…挑み続けた幕内力士、鮫島鯉太郎。熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。大相撲巨編「バチバチ」シリーズ最終章。
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。宝玉光戦となる二日目は、鮫島の対戦を通じて“相撲部屋”という家族の絆を描く。大相撲巨編「バチバチ」シリーズ最終章。
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。空流部屋の強い絆の歴史が紐解かれ、そして二日目、鮫島対宝玉光の因縁の取組が決着!! 大相撲巨編「バチバチ」シリーズ最終章。
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。舞ノ島戦となる三日目では、無鉄砲な鮫島を描き、四日目は角界最重量力士との対戦で…。大相撲巨編「バチバチ」シリーズ最終章。
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。四日目は角界最重量力士・巨桜丸との取組。覚悟を決め、覚醒する超巨漢に小兵・鮫島は…!?
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。五日目は岩の藤。そして六日目は大山道との取組。この大山道の弟弟子は、鮫島の同期一のあの負けず嫌いなのだが…!?
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。六日目、鮫島対大山道。闇に堕ちた弟弟子・蒼希狼を救うべく、兄弟子・大山道が鮫島との熱戦を演じ…!?
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。七日目は闇から這い上がった同期ライバル、蒼希狼との名勝負!! そして、ついに最強の横綱が…!?
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。横綱・泡影に続き、幕内上位陣が明かされた八日目、鮫島の対戦相手は泡影と同部屋で同期の丈影だが…!?
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。八日目、鮫島は真逆のスタイルを貫く丈影との取組で…!? そして、かつて敗北がために土俵上で涙した横綱・泡影、その驚くべき涙の真相が明かされる…!?
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。九日目、鮫島はお茶の間の人気力士となった、小結・闘海丸と幕下優勝決定戦以来の取組。兄弟子・白水は、現役時代の親方のライバル、大関・天鳳に挑む!!
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。九日目、兄弟子・白水は現役時代の親方のライバル、大関・天鳳との大一番。親方に、弟弟子たちに、白水は男を見せられたのか!!?
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。十日目、鮫島は天才・毘沙門との一番。この“強さ”を履き違えた慇懃無礼な天才との一番で、鮫島は弟弟子・常松の願いに応えられるのか…!?
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。十日目、松明は闇に堕ちた関脇・百雲との一番。家族を捨てた元力士の父に、金の無心に来るクズな父に、松明はこの大一番で何を見せる…。
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。十日目、同期・鮫島との序ノ口以来の再戦を願う、関脇・天雷は、小結・白鯨力との取組。土俵に上がるとたちまち豹変する白鯨力と、壮絶なる力勝負の果てに天雷は…。
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。十一日目、互いに再戦を熱望していた前頭十四枚目・鮫島と関脇・天雷の取組。積年の想いと本気の覚悟がぶつかり合う、待望の同期対決の行方は…。
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。十一日目、関脇・百雲と大関・王虎の取組。闇に堕ちた百雲は非情でがむしゃらな相撲を王虎へとむけるうちにかつての正統な取り口に…。そして取組後、鮫島は遂に!?
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。黄金世代といわれる鮫島と王虎の因縁の大一番。全勝力士の直接対決は異常な緊迫感に包まれた中、本気の正面衝突から始まり…。
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。好敵手・王虎を真っ向からの力勝負で制した鮫島。満身創痍の鮫島を周囲が心配している最中、空流部屋に突然、女性が現れ…。そして十三日目、虎城部屋のもう一人の虎、猛虎との取組を迎える……。
熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。十三日目、鮫島と虎城部屋のもう一人の虎・猛虎との大一番。火竜と王虎が宿る鮫島の「力」の相撲を「技」で跳ね返す猛虎。相撲を愛した者同士のぶつかり合いの果てに……。
バチバチで積み重ねてきた主人公の相撲を最期で書き切ろうとする意志の籠もった作品。気持ちのいいところを書くだけでなく、相撲というものの過酷さや苦痛を真摯に描いて、バチバチという漫画を完全燃焼させようとした所がハッキリと見える。読んでいて辛くもなるが、その誠意には感服するしかない。 途中までしか読めていない状態で、作者が亡くなったことにより、どのような結末となるかはわからないが、最後まで命を懸けて描かれた一人の男の姿をしっかりと見届けたい。
バチバチで積み重ねてきた主人公の相撲を最期で書き切ろうとする意志の籠もった作品。気持ちのいいところを書くだけでなく、相撲というものの過酷さや苦痛を真摯に描いて、バチバチという漫画を完全燃焼させようとした所がハッキリと見える。読んでいて辛くもなるが、その誠意には感服するしかない。 途中までしか読めていない状態で、作者が亡くなったことにより、どのような結末となるかはわからないが、最後まで命を懸けて描かれた一人の男の姿をしっかりと見届けたい。