あらすじ

加藤元浩の初ミステリ小説『捕まえたもん勝ち! 七夕菊乃の捜査報告書』よりヒロイン菊乃が登場!! 秋葉原でメイドによる大捕物騒ぎ! その正体は捜査一課の新米刑事・七夕菊乃。劇団の団長が上演中に背中に矢を受けて死んだ事件を追っており、手がかりを求めて森羅博物館にやって来るが!? 「見えない射手」ほか3編収録!!
C.M.B.森羅博物館の事件目録 1巻

魅力的な謎と緻密なロジック、そして躍動するキャラクター! 絢爛たるネオ・ミステリ登場!! CMBと刻まれた“3つの指輪”は「知の守護者」の証――神からの謎掛けに挑む!! ※他作品の試し読みが巻末に収録されておりますが、本作の収録ボリュームや価格に影響はございません。

C.M.B.森羅博物館の事件目録 2巻

“呪い”は実在する!?持ち主を死に追いやると言われる“呪いの面”――。その所有をめぐる諍いの最中、殺人事件が発生した。果たして“呪い”の正体とは……!?「青いビル」「呪いの面」を収録!!

C.M.B.森羅博物館の事件目録 3巻

知の殿堂・大英博物館からやってきた1人の男……彼の目的は森羅(しんら)の持つ「三つの指輪」を奪うこと。古代アステカの遺物にまつわる頭脳ゲームの行方は!?“驚異の部屋(ヴァンダー・カンマー)”をご案内します!!「失われたレリーフ」「都市伝説」の2編を収録!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(4)

「ユダヤの財宝」の謎を追え!!殺害現場はローマの遺跡“コロッセオ”。被害者が見つけた「ユダヤの財宝」とは!?――2000年もの時を経た壮大な歴史ミステリーが、いま解き明かされる!!長編「ユダヤの財宝」収録!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(5)

グーテンベルク聖書――時価推定30億円の真贋を見極めよ!!森羅(しんら)博物館にやってきた異国の少女。その手には、幻の“グーテンベルク聖書”の断片が……。そして現れた、“聖書”と少女を狙う闇のブローカー集団。彼らが仕掛ける罠を、森羅は看破できるのか!?「グーテンベルク聖書」「森の精霊」の2編を収録!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(6)

「Q.E.D」×「C.M.B」のコラボ編がついに登場!――エジプト・カイロの考古学博物館で、殺した人間の臓器を奪うという猟奇事件発生!犯人を追う森羅(しんら)の前に現れたのはMIT帰りの天才少年、燈馬想(とうま・そう)!燈馬が森羅を真実に導く!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(7)

4つのドラマ。4つのミステリー。――思考する人形!?アンティークの人形博物館で盗難発生!事件解決を迫られた森羅(しんら)は、ある“ありえないこと”から犯人を追い詰めるが……。他3編を収録!!【収録作品】Locust――イナゴの大群と幻の野鳥/IronDoor――鉄扉の密室/IntheCivicpool――東京では絶滅したはずの昆虫/TheTurk――考える人形“ザ・ターク”

C.M.B.森羅博物館の事件目録(8)

ミステリー史上最大被害者数……その数、130,000,000人!?――森羅(しんら)の元に持ち込まれた一通の手紙。手紙の内容は復讐予告!全国民1億3千万人が被害者になると書かれている。未曾有の被害を防ぐべく、手紙の差出人を追う森羅だが……。全4編収録!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(9)

地下のトンネルから“秘密”を持ち帰った少年。伝説の「黄金郷」に魅せられる人々。森羅(しんら)たちは暗闇の先に何をみるのか!?その黄金は手にしてはいけない……。太古の眠りより覚醒(めざめ)し、インカの『黄金郷』伝説!!その他、全3編収録!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(10)

「見てもらいたいものがある」と古生物学者ヘラ・コルバートに言われ、ゴビ砂漠を訪れた森羅(しんら)と立樹(たつき)。そこで目にしたのは“ヒトと恐竜が隣り合っている”という不思議な化石だった。存在した時代に6千万年もの隔たりがあるヒトと恐竜が、なぜか同じ地層に存在している……誰かの悪戯か、それとも!?他、全4編を収録!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(11)

ギリシャに来た森羅(しんら)と立樹(たつき)。そこで目にしたものは、未だ解読されていない古代文字が刻まれた『ファイストスの円盤』の『印章』だった!時を同じくして、海運王の妻、イリアスが何者かに殺される。殺害現場のクルーザーに偶然、乗り合わせた森羅が事件に挑む!「ファイストスの円盤」「初釜事件」「丸〆猫」の3編を収録!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(12)

“魔都”・香港編収録!その瞳に映るは幻影か亡霊か……女優は摩天楼に黒き影を見る。――香港のとあるビルから金融コンサルタントの王青雲(ワン・チンウ)が墜落死した。時を同じくして、香港の大女優、張(チャン)シン蓮(リン)は「幽霊」を見るようになる……。彼女が見る「幽霊」の正体とは!?「封泥」「老婆と猿」「張の幽霊」の3編を収録!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(13)

森羅万象(すべてのこと)に謎(ミステリ)は宿る!!――森羅(しんら)のもとにマウが持ち込んだ、一台の古いディスク型オルゴール。記録には銃撃により破損したとあるが、破損した箇所も、修復した痕跡も見当たらない!「謎のオルゴール」の真相とは!?「夏草」「霧の山荘」「アサド」「オルゴール」の4編収録!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(14)

世界の果て(world’send)に、伝説の蝶が舞う。――全世界で8頭の標本しか確認されていないポンテンモンキチョウ。森羅(しんら)はその9頭目かと思われる写真を入手し、伝説の蝶を探すため一路、南米アルゼンチンへ飛んだ。蝶の行方を追う森羅たちだが、その行く手には凄惨な歴史の暗部が……!「ワールド・エンド」「すごろく」「花屋の娘」の3編を収録!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(15)

きっと見つかる「あなただけ」のミステリー。森羅(しんら)の2人目の養父、スタン博士登場!――カンボジアで盗まれた『女神像(デバター)』の行方を森羅は養父の一人、スタン博士と共に捜索する。一見、常識人に見えるスタン博士だが、やはりそこは森羅の父だけあって……!?「アリアドネの糸」「魚釣り」「スタン」「キルト」の4編を収録!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(16)

好奇心の白地図を塗りつぶせ!!『ナスカの地上絵』保全運動のため、ペルーに招かれた森羅(しんら)と立樹(たつき)。だが、彼らを招いた博士は謎の墜落死を遂げた!現場は見渡す限り無人の平野、博士はどこから落ちたのか?事件があぶりだす、ペルーとインカ――400年の因縁!「ナスカの地上絵」「レヤック」「学校の七不思議」「クファンジャル」を収録!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(17)

森羅(しんら)が手渡された希書『プリニウスの博物誌』。それは30年前“ベルリンの壁”を越えようとした少年が携えていたもの。彼は警備兵に撃たれ、川に浮いているところを発見されたという。少年の身にいったい何が起きたのか?謎を追う森羅の前に、嘘と真実が交差する!『プリニウスの博物誌』他3編を収録。

C.M.B.森羅博物館の事件目録(18)

香港の不動産王・周佳玲(シュウ・ガイリン)に招かれた森羅(しんら)と立樹(たつき)。手がけたビルの調度品を誂えるのに、森羅の権威を借りたいと言う。そんな時、周と確執のあった同業の大立者・郭小熊(クォック・シウフン)が殺された。確執は組織同士の抗争に発展、森羅と立樹をも巻き込んでゆく!事件の鍵を握るのは、周家の双子・文龍(マンルン)と文鳳(マンフォン)――!!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(19)

東欧の小国バルキアでおきた3万人虐殺事件。弾圧を行った独裁者スワミが逃亡先のベルギーで逮捕される。国際社会の信用回復のため、傷ついた国民の再生のため、スワミはバルキアが裁かなくてはならない!身柄を当事国に取り戻すべくバルキアの保佐人として起った燈馬(とうま)。だが、欧州の意志を代表して対立するのは、天才児・榊森羅(さかき・しんら)だった!1つの裁判を『Q.E.D.』『C.M.B.』で同時に描く、頭脳対決コラボ、実現!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(20)

森羅(しんら)に“「C」「M」「B」の指輪”を与えた“3人の父親”――レイ博士、スタン博士……そして、ついにその最後の1人・モーリス博士が登場!モーリス博士から、オランダに呼び出された森羅。しかし、当のモーリスは拘置所に拘留されており、その理由を明かそうとしない。聞けば、モーリスの事務所で預かった版画が紛失したというのだが……?モーリスの天才的な頭脳と、超然とした性格に、森羅と立樹も大苦戦!?

C.M.B.森羅博物館の事件目録(21)

森羅(しんら)の天敵?それとも友達??人呼んで“ブラック・マーケットの魔女”――トリックよりも深い謎、マウの秘密に迫る!!――盗難美術品のブローカーを生業とするマウ・スガールが、東京にショップを開いた。近々大きな闇取引が行われると確信した森羅は、現場を押さえてマウの尻尾をつかもうと画策するが……?「エルフの扉」他、全4編収録!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(22)

ガラパゴス諸島・イザベラ島。崖下に倒れていた地元漁師のサントを、自然保護に携わる研究員・アイリス博士が救助する。だが当のサントは「博士に突き落とされた」と主張。事件の影響で、元々利害の対立する自然保護派と漁師との間に、不穏な空気が流れ始めた。証言は、なぜ食い違うのか?森羅(しんら)は事件の謎を追うと共に、かつてダーウィンが唱えた「自然選択説」の思考過程をも解きほぐし、一つの大きな真実を導き出す!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(23)

漆喰の壁に左官職人が鏝(こて)で描いたレリーフ、鏝絵。江戸から明治にかけて盛んに描かれた鏝絵だが、漆喰壁の建物自体が減少し、ほとんど現存しない。そんな鏝絵の美を悼み、忘れ去られたある天才職人の本を、世に出そうとする美術ライター。出版の条件は、彼の生涯最高傑作「4枚目の鏝絵」を載せること。既に焼失したと言われる「幻の4枚目」、その謎を追う森羅(しんら)と立樹(たつき)だが、その絵には恐ろしい「いわく」が……?

C.M.B.森羅博物館の事件目録(24)

新探偵登場、“闇市場(ブラック・マーケット)の魔女”マウ・スガール!!――森羅(しんら)のライバル・マウが参加したオークション。目的は、かつて降霊術に使われたいわくつきの箪笥。が、そのレセプションの最中、箪笥の中から死体が現れて――!?『箪笥の中の幽霊』ほか、3編を収録!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(25)

雑貨商の新人が買い付けに訪れたイタリア・フィレンツェ。そこで出会ったのは、鞄を手に入れようと交渉中の森羅(しんら)と立樹(たつき)。名人肌の老鞄職人は、手放す条件として、一つの謎を提示する。ロダンの「考える人」は、何を考えているのか――?【収録作品】掘り出し物/バッグストーリー/その朝、8時13分/香木

C.M.B.森羅博物館の事件目録(26)

ライオンに襲われた戦士の死に、不信を抱くマサイの族長。勇敢だったオディンガが、なぜ槍も構えず襲われていたのか?唯一の目撃者・ハガ少年は、トラウマから供述ができない。数年前、同じく父親をライオンに殺されていたのだ。相談を受けた森羅(しんら)は、動物学者・クック博士とともに、呪医・ガンビットの元へと旅立つ。ガンビットは「辛い過去から悲しみだけを消す薬」を持っているというのだが――!?

C.M.B.森羅博物館の事件目録(27)

世界的家電メーカーが主催する恐竜展に、脅迫メールが届いた。文面は会場の爆破予告、猶予は残り2時間半。しかし、犯人は何も要求してこない。テロか、怨恨か、愉快犯か――?恐竜展を監修していた森羅(しんら)と立樹(たつき)が、爆破のタイムリミットに挑む!鉄鋼王の美術コレクションから幻の屏風を見つけ出すべく、“ブラック・マーケットの魔女”マウが活躍する描き下ろし番外編「M.A.U./大入道の屏風」他2編も収録!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(28)

バカ正直な公認会計士・正悟の隣にはいつも、沖縄に伝わる精霊・キジムナーがいる。言い伝えとは違い、悪い人間を絞め殺して食べてしまう正悟のキジムナーは、なぜ彼の前に姿を見せるようになったのか? 神秘の島・沖縄で、森羅と立樹が彼の思い出に迫ってゆく――。紛争停止を求めて小国の外交官が立ち上がる大スケール前後編「ホリデー」含む全3編を収録!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(29)

石油王が金庫の奥に遺した、古ぼけたお守り。骨董的価値もないその小さな石の像には、タイの少年への繋がりと、「生と死」を巡る石油王の驚くべき思いが込められていた――。ひったくり事件に隠された「欲望」、殺人事件容疑者の「恐怖」、富豪が屋敷に残した「思いやり」……人間の根本をあぶり出す4つの事件を、森羅(しんら)&立樹(たつき)が鮮やかに解き明かす!!

C.M.B.森羅博物館の事件目録(30)

この巻からでも楽しめる極上の読み切りミステリ!! アラスカ・スペイン・フランス・高知――名探偵が世界を駆ける! スペインへ絵画の買い付けに出かけたマウ。しかし取引相手の男性が自身の結婚式で何者かに刺され、第一発見者のマウが逮捕されることに! 悪友(?)森羅(しんら)&立樹(たつき)が調べると、新婦の昔の恋人が浮上。しかし彼には別の場所で道化師の仕事をしていたというアリバイがあり!? 「ジョーカー」他3編収録!