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にゃんころりん
生活保護特区を出よ。

生活保護特区を出よ。

1945年、大きな戦争により荒廃した日本は福祉と治安維持のため二つの政策を行った。一つは東京を復興し「新都トーキョー」をつくること。もう一つは、能力不振や病気、障害等により自立困難な者に国が衣食住、生活を保障する「生活保護特区」(俗称マントラアーヤ)を制定すること。2018年、トーキョーの中流家庭で育った高校生のフーカは、落ちこぼれながらも平凡な日常を送っていた。ところがある日、彼女の元に「特区通知」が届く。この国で何となく生き、何となく幸せになれると思い込んでいた彼女にとって、それは青天の霹靂だった―― 突如、生活保護特区に単身移住することになったフーカは、その想像を絶する状況に戸惑い、困惑する。そして居住者たちとの共同生活が彼女を思いがけない道へ誘い込み……

みちかとまり

みちかとまり

“竹やぶに生えてた子供を神様にするか人間にするか決めるのは最初に見つけた人間なんだよ” 8歳の夏、まりが竹やぶで出会った不思議な少女みちか。他の人とは違うルールで生きるように見えるみちかは、まりの同級生でいじめっ子の石崎からとても大事なものを奪ってしまう。責任を感じるまりはみちかに誘われ言葉で理解できる世界の外側へ足を踏み入れる──。『子供はわかってあげない』『水は海に向かって流れる』の田島列島が贈る、ちょっぴりグロくてうっかり神話なガールミーツガールの開幕です。

竜送りのイサギ

竜送りのイサギ

snsで話題!竜殺しの旅路、待望の1巻! 「もし会えたら死んでもいいと思っていた」 竜が棲む世界の流刑地、陵獄島。斬った相手の記憶が垣間見える首打人の少年・イサギはある日、稀代の名将・タツナミと出会う… 二人の出会いはやがて、イサギの旅立つきっかけとなるがそれは救いか、破滅か。魂を紡ぐ意義をここに問う竜殺しの旅路。

ふつうの軽音部

ふつうの軽音部

【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】ちょっと渋めの邦ロックを愛する新高校1年生・鳩野ちひろは、初心者ながらも憧れのギターを手に入れ、念願の軽音部に入部する。個性豊かな部員たちに困惑しつつも、バンドを結成することになるが――!? 超等身大のむきだし青春&音楽奮闘ドラマ、開幕!!

ずっと青春ぽいですよ

ずっと青春ぽいですよ

『ぽんこつポン子』の矢寺圭太最新作! 「ドル研だって野球部みたいなキッラキラの青春したい!」 アイドル研究部の部長・山田(高3)は何かが変わる予感がしていた…。ずっとひとりぼっちだったこの部に新入部員がふたりも入ってきたからだ。「そうだ!俺たちもキッラキラの青春がしてみたい」 …ということで、アイドルをプロデュースしてコンサートを成功させるべく、山田・杉森・河野のドルオタ3人衆はこそこそと活動を開始した…! オタクとオタクにやさしいギャルによる、文化系男子高校生がアイドルをプロデュース! な青春群像劇、開幕です。

青春爆走!

青春爆走!

日暮まるおは高校デビューに失敗し、ありあまる性欲を持て余す日々。そんなある日、尊敬する自慢の兄が児童買春容疑で逮捕されてしまう。自分もこのままでは兄のようになってしまうのではないか…。まるおは密かに想いを寄せる女子・多部さんの言葉に導かれ、自分のヤラしい欲望に忠実な「青春」を始めることを決意する!

あくまでクジャクの話です。

あくまでクジャクの話です。

“男らしくない”という理由で、彼女に浮気されフラれた教師・久慈弥九朗。世の中ジェンダーフリーのはずでは…!? と苦悶する彼の前に、モデルでインフルエンサーで文武両道で“生物学部”部長の女子・阿加埜が現れ、生物学部の顧問になってくれと迫る。そして、なぜ結局「男らしさ」がモテるために必要なのか、クジャクの派手な羽を例に“生物学的”な説明を始める…! 身も蓋もない残酷な真実を突き付けまくる、生物学コメディ!

ありす、宇宙までも

ありす、宇宙までも

目指せ!日本人初女性宇宙飛行士コマンダー 朝日田ありすは、容姿端麗で人気者。彼女は幼い頃 両親からバイリンガル教育を受けていたが、その死によって結果的にどちらの言語も拙くなり、日々の授業についていくことができない。そんな中ありすが出会ったのは、孤高の天才・犬星くんで…? 「分かったんだ。朝日田のそれ。セミリンガル。」「おれが君を賢くする。」両親がいる天国に近づくために、一人の少女が日本人初の女性宇宙飛行士船長になるまでの物語。生きづらさを抱える少年少女が地球の引力圏を抜け出して、夢を叶えるまで… その熱き挑戦を、とくとご覧あれ!! 『MAMA』『ルポルタージュ』『インターネット・ラヴ!』の売野機子が描く、最新作!

ザ・キンクス

ザ・キンクス

演劇部OBで舞台劇をやる 義父をデイケアに送り出す 娘の中学校の三者懇談 孫が祖父母宅で夕飯を食べる 父が息子の小学校で特別授業 お祭りに行って歩いて帰宅 以上がこれまでの『ザ・キンクス』の主たるあらすじです。卒倒するほどフツーと言われる所以がおわかりいただけましたでしょうか。(作者X〈twitter〉より) 2023年、「コミックDAYS」で月イチ連載を開始するや、SNSが大沸騰。更新のたびに爆発的な反響を呼び、読者を多幸感と不可思議感のるつぼに叩き込んだ噂の野心作『ザ・キンクス』がついに単行本化されました。紙の単行本は、渾身の作画がたっぷり堪能できるワイド判でお届けします。人間の根源を揺さぶり肯定する「家族」コメディ、たっぷりとお楽しみください!

室外機室 ちょめ短編集

室外機室 ちょめ短編集

存在しないはずの本を買ってしまう「継ぎ穂」、空中散歩を楽しむ「21gの冒険」、異国のラジオが聴こえ始める「混信」、図書館の地下に迷い込む「地下図書館探検譚」。日常から地続きの〈不思議な世界〉に読者をいざなう、極上のローファンタジー4編を収録。ネットやCOMITIAで大注目の才能による商業デビュー単行本。

「 トーチ編集部」のおすすめマンガ【となりのマンガ編集部 第1回】

マンバ通信にて連載中の、マンガソムリエ・兎来栄寿さんがマンガ編集部に赴き編集者が今おすすめしたいマンガやマンガ制作・業界の裏側などを取材する企画「となりのマンガ編集部」。記事でご紹介した「マンガ編集者が推しているマンガ」「思い出のマンガ」をまとめました。🔗https://manba.co.jp/manba_magazines/18120
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マンバ
生活保護特区を出よ。

生活保護特区を出よ。

1945年、大きな戦争により荒廃した日本は福祉と治安維持のため二つの政策を行った。一つは東京を復興し「新都トーキョー」をつくること。もう一つは、能力不振や病気、障害等により自立困難な者に国が衣食住、生活を保障する「生活保護特区」(俗称マントラアーヤ)を制定すること。2018年、トーキョーの中流家庭で育った高校生のフーカは、落ちこぼれながらも平凡な日常を送っていた。ところがある日、彼女の元に「特区通知」が届く。この国で何となく生き、何となく幸せになれると思い込んでいた彼女にとって、それは青天の霹靂だった―― 突如、生活保護特区に単身移住することになったフーカは、その想像を絶する状況に戸惑い、困惑する。そして居住者たちとの共同生活が彼女を思いがけない道へ誘い込み……

2年1組 うちのクラスの女子がヤバい

2年1組 うちのクラスの女子がヤバい

女子だけ使える変な超能力〈無用力〉に振り回される 感情ごちゃまぜの青春タイフーンストーリー。トーチwebでスタートした待望の2年生編、ついに単行本化! 「1年」に登場した生徒はもちろん、新キャラも登場。あのクラスメイトに、また会える!! 「座席表」と「無用力者メモ」も収録!

ゲモノが通す

ゲモノが通す

金子・42歳・(株)カワサキリペアの補修職人。仕事はいい加減だが会社の仲間たちに助けられながら地道に暮らしている。「清らかで美しい社会生活」を掲げる清浄党が国家権力をほしいままにする中、金子はある日派遣されたマンションの異変に気づく。それは「人の絶望を食う」とされ、不当に虐げられてきた“ゲモノ”たちによる死闘の幕開きを告げるもので…… 痛みも、悲しみも、後悔も……俺がまとめてブッ直ぉぉおす!!!! 第1回トーチ漫画賞「山田参助賞」受賞! 『シシファック』作者が描く不撓不屈の物語!

蝶のみちゆき

蝶のみちゆき

「ごめんね寂しか思いさせて……大丈夫そうそう長くは待たせんけん……」遠く響く三味線に異国の言葉が混じり合う長崎丸山。絶世の花魁と重い病を抱えた一人の男の過去が、やがて密やかな“愛と死”の物語を紡ぎ始める……“世界”がいち早く評価した孤高の俊才・高浜寛が、長崎丸山に生きる遊女の「切なすぎる純愛」を洗練を極めた筆致で描く。国内の漫画家、海外のバンド・デシネ作家、映像作家など、ジャンルや国籍を問わず多くのアーティストたちから熱い注目を集める傑作!!<世界の巨匠たちが絶賛!!>今、最も読まれるべき漫画がここにある。知っているようで知らない時代、美しき遊女のお話。なんとも気負いのない絵と語りのうまさが際立つ――心が揺れる。高浜寛の物語表現は描く度に高まってゆく。(谷口ジロー/フランス芸術文化勲章受章作家)本作『蝶のみちゆき』の少なからぬ魅力はヒロイン・几帳が湛える穏やかな悲しみにあり、読む者を幕末・明治の遊女の世界へと導く官能と情緒にある。私たちは初期作品からずっと高浜寛の繊細な仕事に注目してきたが、彼女はこの作品により世界的コミック作家の最高峰へ至る新境地を切り拓いたようだ。(ブノワ・ペータース&フランソワ・スクイテン/アングレーム国際漫画祭大賞・文化庁メディア芸術祭大賞『闇の国々』著者)

ニュクスの角灯

ニュクスの角灯

1878年(明治11年)、動乱の幕末は遠ざかり、長崎では海外貿易で莫大な利益を得る商人が多く現れはじめていた。西南戦争で親を亡くした少女・美世(みよ)は奉公先を求めて鍛冶屋町の道具屋「蛮」(ばん)の扉を叩くが、そこで彼女を待っていたのは、店主・小浦百年(こうら・ももとし)がパリ万博で仕入れてきた最先端の品々と、それらに宿るベルエポックの興奮と喧騒だった……ジャック・ドゥーセのドレス、ダニエル・ペーターのミルクチョコレート、シンガー社のミシン、セーラー服、エジソンの蓄音機、革ブーツ、眼鏡、幻灯機(マジック・ランタン)……先進と享楽の都・パリ渡来からやってきた“夢の品々”に導かれ、少女はまだ見ぬ世界へ歩み出す……

扇島歳時記

扇島歳時記

たまを 十四歳。廓に生まれた少女が残した季節の記憶。慶応二(1866)年、日本の花鳥風月と異国の文化が交錯する長崎・出島―― 早逝する宿命を背負い、美しくも残酷な季節を生きたある少女の物語。第24回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」受賞!! 高浜寛最新作 『ニュクスの角灯』『蝶のみちゆき』に連なる「長崎三部作」最終節 (あらすじ) 長崎・丸山遊郭の「たまを」は姉女郎・咲ノ介の禿(かむろ)として出島のオランダ商人邸に入る。炊事、洗濯、お使い……日々の労働に四季折々の風物を見つけ、医師のトーンやコックの岩次、フランス人貿易商の息子・ヴィクトール、混血児の小浦百年など個性豊かな人々との出会いに「廓の外」を垣間みる。「お前は大人にならんでええ…」かつての姉女郎・几帳の言葉の意味を測りかねたまま、たまをはいつか来る「その時」を静かに待つ――

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