高校時代の二人を知る剣一郎の異母兄・名坂があらわれたことで、離れ離れになってしまった剣一郎と良。傷付き、かつての機械的な日常を再び送るようになった剣一郎だったが、アメリカ支社に渡る前日、いてもたってもいられず良の家に向かった。そこで高崎に、「今のお前には良を任せられない」と言われてしまう。翌日、記憶を完全に取り戻せないままアメリカに発とうとした剣一郎に、忘れ物だという封筒が届き……!? こじれた過去を解きほぐす、感動の純愛物語、最終回!(「あの日の君を教えて4」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.38に収録されています。重複購入にご注意ください)