あらすじ

東雲剣一郎は目覚めると病院のベッドにいた。事故に遭い頭を強打し記憶を失っていたのだ。家の前に倒れていた剣一郎を助けてくれたという優しげな青年・三島良は剣一郎を引き取り、回復するまで面倒をみると申し出る。初めて会ったはずの良に、懐かしさと異常なほどの執着を覚える剣一郎。記憶のない剣一郎は他に頼るあてもなく、良と共に暮らしはじめるが、何をしてもいつまでたってもその記憶は戻らない。良との生活は穏やかで心地いい。けれど一方で、不自然なくらいに彼に惹かれてしまう自分に、剣一郎は困惑し……。(「あの日の君を教えて1」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.35に収録されています。重複購入にご注意ください)
小説花丸 あの日の君を教えて1

東雲剣一郎は目覚めると病院のベッドにいた。事故に遭い頭を強打し記憶を失っていたのだ。家の前に倒れていた剣一郎を助けてくれたという優しげな青年・三島良は剣一郎を引き取り、回復するまで面倒をみると申し出る。初めて会ったはずの良に、懐かしさと異常なほどの執着を覚える剣一郎。記憶のない剣一郎は他に頼るあてもなく、良と共に暮らしはじめるが、何をしてもいつまでたってもその記憶は戻らない。良との生活は穏やかで心地いい。けれど一方で、不自然なくらいに彼に惹かれてしまう自分に、剣一郎は困惑し……。(「あの日の君を教えて1」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.35に収録されています。重複購入にご注意ください)

小説花丸 あの日の君を教えて2

記憶をなくし、助けてくれた良と共に暮らしはじめた剣一郎。いつまでたっても何も思い出せず焦るばかりの毎日の中、何かしなければと、剣一郎は良が経営している小さなインテリア雑貨店を手伝うことにした。良との生活は穏やかで心地いい。かつてこんなに穏やかなで平和な日々を送っていたことはないのではと感じる日々。だが、良が時おり見せる悲しげな表情に胸をかき乱されるようになる。そんなある日、カレンダーの日付に印がついているのを見つけ良に尋ねるが、良は言葉を濁し……。(「あの日の君を教えて2」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.36に収録されています。重複購入にご注意ください)

小説花丸 あの日の君を教えて3

人間的な感情を排除し、東雲家の跡継ぎとしてまるで監禁されているような生活を送っていたことを思い出した剣一郎。自宅へ戻ることもできたが、剣一郎にとって帰る場所は優しい良の元しかありえなかった。家路を急ぐ剣一郎だったが、今度は良が姿を消していた。大雨の中、ふらふらの良をみつけた剣一郎は、良と共に暮らしていきたいと告白し……。(「あの日の君を教えて3」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.37に収録されています。重複購入にご注意ください)

小説花丸 あの日の君を教えて4

高校時代の二人を知る剣一郎の異母兄・名坂があらわれたことで、離れ離れになってしまった剣一郎と良。傷付き、かつての機械的な日常を再び送るようになった剣一郎だったが、アメリカ支社に渡る前日、いてもたってもいられず良の家に向かった。そこで高崎に、「今のお前には良を任せられない」と言われてしまう。翌日、記憶を完全に取り戻せないままアメリカに発とうとした剣一郎に、忘れ物だという封筒が届き……!? こじれた過去を解きほぐす、感動の純愛物語、最終回!(「あの日の君を教えて4」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.38に収録されています。重複購入にご注意ください)