あらすじ
超絶文学少年(小4)、しずかに爆誕! 尾崎世界観さんも激賛! 半径5メートルの世界が輝く、ハートフル文学“愛”コメディ発進! 読書を愛する小学4年生・加藤剣(通称ミミズクくん)。過剰に本好きな祖父のスパルタ指導のもと、古今の名作文学と出会い、文学の力を借りて小さく大きな日々の困難を乗り越えてゆく。第1集には『燃えよ剣』(司馬遼太郎)、『星の王子さま』(サン・テグジュペリ)、『蝉しぐれ』(藤沢周平)、『ムーミン谷の彗星』(トーベ・ヤンソン 訳:下村隆一)、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディみかこ)、『三国志』(吉川英治)、『父の詫び状』(向田邦子)が登場! 笑える家族愛あり、淡い恋あり、クラス内ヒエラルキー問題あり、人と人が親友になる瞬間のきらめきもあり―― あの頃の「わたし」を思い出すどこかノスタルジックな味わいと、いま現実を生きる大人の「わたし」の背中を押してくれるエピソードがいっぱい。名台詞、名言好きの方にもおすすめです!
待望のカラシユニコの初連載!司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読んでイマジナリー土方歳三を作るくらい純粋な主人公の剣くん(学校でのあだ名はミミズク)、家族に読書を強制するほど本が好き過ぎるおじいちゃん、言動に謎しかないクラスメイト須田さんなど、ユニークなキャラクターが第1話からたくさん登場してとても面白かったです。実際の名著が登場しますがそれを紹介するような話じゃなくて、カラシユニコらしさが全面に出てるのもいい。第2話も楽しみにしてます!