高橋葉介氏の代表作「夢幻紳士」。昭和初期の日本を舞台に、さまざまなシチュエーションに登場する黒衣の探偵「夢幻魔実也」。その原点ともいわれるマンガ少年版がここに復活。新作の表紙に加え描き下ろしのメッセージも。収録作品:〈絵物語〉夢幻紳士・遊鬼塔の怪人/夢幻紳士・顔泥棒/夢幻紳士・使い魔の壺/夢幻紳士・青蛇夫人/夢幻紳士・夢幻少女/夢幻紳士・案山子亭/夢幻紳士・亜里子の館/クレイジーピエロ/クレイジーピエロ・殺人サーカス/クレイジーピエロの伝説/義眼物語/顔がない/腸詰工場の少女/骨笛/魔女の右腕/あとがき※こちらは文庫版と収録内容が異なります。収録内容の詳細は立ち読み版(無料)の目次でご確認ください。
高橋葉介氏の代表作「夢幻紳士」。昭和初期の日本を舞台に、さまざまなシチュエーションに登場する黒衣の探偵「夢幻魔実也」。その原点ともいわれるマンガ少年版がここに復活。新作の表紙に加え描き下ろしのメッセージも。収録作品:〈絵物語〉夢幻紳士・遊鬼塔の怪人/夢幻紳士・顔泥棒/夢幻紳士・使い魔の壺/夢幻紳士・青蛇夫人/夢幻紳士・夢幻少女/夢幻紳士・案山子亭/夢幻紳士・亜里子の館/クレイジーピエロ/クレイジーピエロ・殺人サーカス/クレイジーピエロの伝説/義眼物語/顔がない/腸詰工場の少女/骨笛/魔女の右腕/あとがき※こちらは文庫版と収録内容が異なります。収録内容の詳細は立ち読み版(無料)の目次でご確認ください。
東京・浅草…隅田川沿いの雑居ビルに、小さな探偵社があった――。『オールド・ボーイ』『湯けむりスナイパー』のひじかた憂峰、『軍鶏』『かぶく者』のたなか亜希夫。常に“人間”を描き続けた唯一無二の原作者と、漫画界随一の画力で驚異的な描写を続ける稀代の絵師。名作『ボーダー』で多くの信者を生み出した黄金コンビが、20年ぶりに奇跡の復活!!
人情あふれる丸子商店街に存在するメイド喫茶(カフェではない)「シーサイド」。まさに、天真爛漫!女子高生にして名探偵に憧れる嵐山歩鳥は、地元丸子商店街のアイドル(?)兼お騒がせ娘。ありふれた町のちょっとおかしなメイド喫茶を舞台に繰り広げられるドタバタ活劇!
時は大正――。帝都を震撼させる大怪盗・怪人二十面相を捕らえようとする少年探偵・小林は、とある“謎めいた男”に目をつける。仕事もせず、毒舌ばかり吐く高等遊民の彼を疑っていた矢先、なんと小林少年自身が、惨殺事件の容疑者にされてしまった‥‥!! 江戸川乱歩の名作を上条明峰が華麗に再構築した、全く新しい大正浪漫ミステリー!! 「D坂の殺人事件」「心理試験」の2編を収録。
悪魔を召喚・使役し、どんな難事件も解決へと導く悪魔探偵・アクタベと、ムリヤリ悪魔と契約させられた、助手さくま。でも契約の相手は、最悪におバカでセクハラでお下品でプリチーな下級悪魔ばかり……。ひと言で言うと、「こんの野郎――!!そのスカしたツラにウンコ塗りたくってやんぜ―――!!」(第2話「エリートはお熱いのがお好き」より)――という感じの漫画です!
数々の難事件を解決した天才高校生・金田一一(きんだいちはじめ)は、37歳のオッサンになっていた。PR会社で働く金田一は、上司の命令で離島リゾートのイベントを担当することに。なんとその島は、3度も殺人事件が起きた”オペラ座館”のあった歌島だった!「もう謎は解きたくない」と思っている金田一は、何も起きないことを祈りつつ上陸。しかし、そんな彼を嘲笑うかのように歌島にファントムの笑い声が響くのだったーー。
ある時は、少年の姿で大人も目を背けるような猟奇的な事件を解決する少年探偵。ある時は太平洋戦争のまっただなかでガールフレンドのアッコと面白おかしく事件と解決するこれまた少年探偵。またある時は特別な“能力”を持ち、ご婦人とこの世ならざるものに好かれる美青年…。山高帽と黒い背広をトレードマークに、様々な時代に現れ事件を解決する夢幻魔実也。それが、高橋葉介さんが描く『夢幻紳士』の主人公です。 数多くの「夢幻紳士」シリーズの中でも特に好きなのがこの「夢幻外伝」。このシリーズでは、おそらく昭和初期と思われる時代を舞台に、美青年・夢幻魔実也が遭遇する幻想と怪奇が描かれます。 夢幻魔実也は風貌も含め立居振舞が超然としており、大概の事には動じたりしません。自然と、友人の頼み事や出会い頭の出会いからトラブルに見舞われる、巻き込まれ型の主人公となっております。 「人でなし」という話では、往来で痴話喧嘩をする男女を仲裁するところから、話は始まります。仲裁してしばらく後、スケコマシの男・大古木俊一が、修羅場を演じたのとは別の女と結婚し、その影でさらに別の女が面あてに自殺したことを知ります。自分でも理由がわからないまま、大古木の家に向かった魔実也は、そこで、人でなしを巡る女同士の怖ろしい戦いを目の当たりにします…。 一話一話は読み切り短編となっています。華やかな昭和モダンの風景とその輝きによって一際深くなる闇、そこに生きる夢幻魔実也がとても幻想的に描き出されるのです。 高橋葉介さんが書かれた『帝都物語』では“あの”加藤と共演しているので、そちらも見逃せません。