あらすじ

高橋葉介氏の代表作「夢幻紳士」。昭和初期の日本を舞台に、さまざまなシチュエーションに登場する黒衣の探偵「夢幻魔実也」。90年代に『眠れぬ夜の奇妙な話』(現『ネムキ』)に連載されたシリーズの上巻。収録作品:〈夢幻外伝〉第1話死者の宴/第2話冥王星/第3話鴉/第4話海鳴りの家/第5話いない・いない・ばあ/第6話人でなし/第7話化物屋敷/第8話言霊/第9話凶弾/第10話夜の劇場/第11話変化/第12話鳥女/白髪の女/あとがき※こちらは文庫版と収録内容が異なります。収録内容の詳細は立ち読み版(無料)の目次でご確認ください。
高橋葉介セレクション 夢幻紳士【マンガ少年版】

高橋葉介氏の代表作「夢幻紳士」。昭和初期の日本を舞台に、さまざまなシチュエーションに登場する黒衣の探偵「夢幻魔実也」。その原点ともいわれるマンガ少年版がここに復活。新作の表紙に加え描き下ろしのメッセージも。収録作品:〈絵物語〉夢幻紳士・遊鬼塔の怪人/夢幻紳士・顔泥棒/夢幻紳士・使い魔の壺/夢幻紳士・青蛇夫人/夢幻紳士・夢幻少女/夢幻紳士・案山子亭/夢幻紳士・亜里子の館/クレイジーピエロ/クレイジーピエロ・殺人サーカス/クレイジーピエロの伝説/義眼物語/顔がない/腸詰工場の少女/骨笛/魔女の右腕/あとがき※こちらは文庫版と収録内容が異なります。収録内容の詳細は立ち読み版(無料)の目次でご確認ください。

高橋葉介セレクション 夢幻外伝 I

高橋葉介氏の代表作「夢幻紳士」。昭和初期の日本を舞台に、さまざまなシチュエーションに登場する黒衣の探偵「夢幻魔実也」。90年代に『眠れぬ夜の奇妙な話』(現『ネムキ』)に連載されたシリーズの上巻。収録作品:〈夢幻外伝〉第1話死者の宴/第2話冥王星/第3話鴉/第4話海鳴りの家/第5話いない・いない・ばあ/第6話人でなし/第7話化物屋敷/第8話言霊/第9話凶弾/第10話夜の劇場/第11話変化/第12話鳥女/白髪の女/あとがき※こちらは文庫版と収録内容が異なります。収録内容の詳細は立ち読み版(無料)の目次でご確認ください。

高橋葉介セレクション 夢幻外伝II

高橋葉介氏の代表作『夢幻紳士』。昭和初期の日本を舞台に、さまざまなシチュエーションに登場する黒衣の探偵「夢幻魔実也」。90年代に『眠れぬ夜の奇妙な話』(現『ネムキ』)に連載されたシリーズの完結編。収録作品:〈夢幻外伝〉第1話水妖/第2話目隠し鬼/第3話鞄/第4話船は行く/第5話続・船は行く/第6話泣きぼくろ/第7話首おくれ/第8話酒毒/第9話黒い天使/HAUNTEDHOUSE/狼と狩人と女/少年と犬/走る女/猫夫人/遠い道/死霊教師/父の手/あとがき※こちらは文庫版と収録内容が異なります。収録内容の詳細は立ち読み版(無料)の目次でご確認ください。

高橋葉介セレクション 我楽多街奇譚

『夢幻紳士』『夢幻外伝I・II』に続く高橋葉介セレクション第4弾。夢幻紳士の原型ともなる作品「我楽多街奇譚」に加え、葉介ギャグが炸裂する「ライヤー教授の午後」としみじみ味わい深い「宵闇通りのブン」を収録。収録作品:〈我楽多街奇譚〉(1)頭に咲く花/(2)動物園にて/(3)私はいかにして引力と手をにぎったか?/〈ライヤ―教授の午後〉第1話びん詰め心臓/第2話ミリオンの首/第3話ミリオンのおつかい/第4話猫夫人/第5話猫夫人の午後/第6話広場の演説/第7話酒場の演説/第8話悪夢から悪夢へ/〈宵闇通りのブン〉ファルコンのパイプ/フープァー空をゆくその1/フープァー空をゆくその2/おじさんの手紙/将軍大いに語る/OneMan’sCeilingisAnotherMan’sFloor/パパを待つ/あとがき※こちらは文庫版と収録内容が異なります。収録内容の詳細は立ち読み版(無料)の目次でご確認ください。

高橋葉介セレクション

「夢幻紳士」シリーズの中でも特に好きなのが「夢幻外伝」

高橋葉介セレクション 高橋葉介
名無し

ある時は、少年の姿で大人も目を背けるような猟奇的な事件を解決する少年探偵。ある時は太平洋戦争のまっただなかでガールフレンドのアッコと面白おかしく事件と解決するこれまた少年探偵。またある時は特別な“能力”を持ち、ご婦人とこの世ならざるものに好かれる美青年…。山高帽と黒い背広をトレードマークに、様々な時代に現れ事件を解決する夢幻魔実也。それが、高橋葉介さんが描く『夢幻紳士』の主人公です。  数多くの「夢幻紳士」シリーズの中でも特に好きなのがこの「夢幻外伝」。このシリーズでは、おそらく昭和初期と思われる時代を舞台に、美青年・夢幻魔実也が遭遇する幻想と怪奇が描かれます。  夢幻魔実也は風貌も含め立居振舞が超然としており、大概の事には動じたりしません。自然と、友人の頼み事や出会い頭の出会いからトラブルに見舞われる、巻き込まれ型の主人公となっております。 「人でなし」という話では、往来で痴話喧嘩をする男女を仲裁するところから、話は始まります。仲裁してしばらく後、スケコマシの男・大古木俊一が、修羅場を演じたのとは別の女と結婚し、その影でさらに別の女が面あてに自殺したことを知ります。自分でも理由がわからないまま、大古木の家に向かった魔実也は、そこで、人でなしを巡る女同士の怖ろしい戦いを目の当たりにします…。  一話一話は読み切り短編となっています。華やかな昭和モダンの風景とその輝きによって一際深くなる闇、そこに生きる夢幻魔実也がとても幻想的に描き出されるのです。  高橋葉介さんが書かれた『帝都物語』では“あの”加藤と共演しているので、そちらも見逃せません。