あらすじ中学生の陽一の新しい家庭教師がやってきた。一流大学に通う苦学生の相馬だ。勉強には厳しく、とっつきにくい相馬だったが、陽一に優しさや友情の大切さを教えてくれる、かけがえのない貴重な存在でもあった。最初はあまりやる気のない陽一だったが、成績は徐々に上がっていき…。
昭和三十年代なんて知らないけれど、そんなに良い人たちだらけなわけないとわかっているけれど、画柄があったかくて読まずにはいられない。 多くないページ数でこれほどまでに人情話を紡いでいけるのもスゴい。 月イチ連載になってしまったけれど、読めば必ず心はハートフル。 世界よ、ノスタルジーとはこういうことだ! でも映画化されたのは、なんか残念だった。一平のお父さんは怒りっぽくなってるし、六ちゃんなんか性別まで変わってるし...